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大学で電験三種を取得する難易度・科目別の難易度・比較

更新日:2024年11月03日

電験三種の難易度とはどれぐらいなんでしょうか。広い学習範囲と高い専門性から出題されるため、非常に難易度の高い試験とされております。そこで今回は科目別の難易度を紹介します。これから受験を考えている人、受験する人の参考にしていただければと思います。

電気の法則をしっかり覚えておこう

なんでも理屈が分かっていないといけないと考えがちですが、電験三種ではそうは言ってられません。電気の法則は山の数ほどあります。目指すは電験三種の合格ですから、理屈ではなく、単純に覚えることに専念しましょう。

電験三種の資格の難易度

電験三種の合格率

では一体電験三種の難易度はどれぐらいないんでしょうか?以下に各年度の電験三種の合格率をまとめてみました。電験三種の合格率としては10%を切っており、超難関試験だということです。

26年度 8.4%
27年度 7.7%
28年度 8.5%
29年度 8.1%

電験三種の科目合格率

次に科目別の合格率をまとめました。科目合格で見ると20%を超えており、いかに一発で合格することが難しいということです。

26年度 30%
27年度 29.5%
28年度 28.9%
29年度 26.6%

合格率が低い理由とは

合格率が低い理由の一つとしては電験三種には受験資格がなく、誰でも受験することができるためといえます。誰でも受験することができるということは、極端に言えば全く勉強していない人が受験しているか、科目合格目的でその科目に焦点を絞って勉強をしている人がいるということです。その証拠に科目別の合格率でみると20%を超えてきています。

みなさんも一発合格を目指さずに、まずはこつこつと科目合格を目指しましょう。

電験三種の二種との難易度の違い

まず初めに電験二種の合格率、試験概要について紹介します。いかに電源二種の難易度が高いということがわかります。

電験二種の合格率

電験二種の試験は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験に合格した人のみが二次試験に進むことができます。

一次試験の受験者数は約7,000人~8,000人で、合格者数としては約1,500~1,800人であり、合格率は15~20%となります。

次に二次試験ですが、受験者数は約2,000~2,500人と一気に少なくなり、合格者も約300人と激減します。二次試験の合格率は10~12%ですが、一次試験と二次試験を合わせると、合格率が約3%を下回りますので、電験三種にもまして非常に難易度が高いことがわかります。

電験二種の一次試験

電験二種の一次試験の受験科目は電験三種と全く同じです。難易度としては電験三種と同じぐらいのレベルですが、問題の問われるレベルは深くなっております。よって、電験三種で8割程の得点が取れるレベルがあれば、十分一次試験に合格することができます。

よって、電験三種合格後すぐに電験二種の試験に臨むのがいいでしょう。
忘れてしまった方は、再度電験三種の基礎から勉強しましょう。これをすることで、電験二種の内容も一気に理解を深めることができます。

電験二種の二次試験

続いて二次試験ですが、難易度としては一気に上がります。
一次試験では選択問題だったのに対して、二次試験では計算問題と論説問題の2種類の問題が出題されます。

計算問題では、計算式と答えを全て回答し、論説問題では選択問題ではなく、記述式になりますので、内容をしっかりと理解をしていないと回答できない問題ばかりになります。

このように一次試験から二次試験の難易度は一気に上がり、たとえ一次試験を突破しても二次試験を突破するのは至難の業です。

次のページ:電験三種とエネルギー管理士との難易度の違い

初回公開日:2018年04月09日

記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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