Search

検索したいワードを入力してください

倫理観の意味|倫理観の欠如した人の特徴9・道徳との違い

更新日:2024年06月17日

倫理観とはどのようなものかご存知でしょうか?倫理観という言葉自体は聞いたことがあり、何となくのニュアンスは分かるものの、詳細な意味は知らないという人は意外に多いです。また倫理観と道徳観がごっちゃになっている人もいます。今回は倫理観についてご紹介します。

倫理観の欠如した人の特徴

倫理観の欠如という言葉を耳にする機会が多いです。倫理観の欠如とは、倫理観が弱い、あるいは全くない状態を指します。

欠如とは抜け落ちるなどの意味があり、本来守らなければならない社会規範が抜け落ちてしまった状態のことを倫理観の欠如と言います。

倫理観が欠如していれば平気で犯罪を犯してしまう場合もありますし、罪に問われない場合でも規則を破ったり、他人に対して迷惑をかけてしまうこともあります。

倫理観とは特徴1:モラルがない

モラルとは道徳観のことで、モラルがない人は倫理観の欠如した人です。

倫理観とは、人として守らなければならない善悪の基準などの意味があります。道徳観の意味は無意識で捉える善悪の規範などです。

倫理観が社会規範であるのに対し、道徳観は自然法的な考えであるといえ、善悪の基準についてもさらに大枠で考えているといえます。倫理観と道徳観には似た意味がありますが全くの別物ですので、正しく使い分ける必要があります

倫理観とは特徴2:貞操観念が希薄

倫理観の欠如した人の特徴として、貞操観念が希薄ということが挙げられます。

善悪という意味では、貞操観念が希薄というのは間違っているとも正しいともいえません。しかし、社会生活全体の枠組みから考えると、貞操観念が希薄な人は道徳的な意味では間違っていると認識されています。

倫理観とは特徴3:不倫をしてしまう

不倫をしてしまう人は倫理観が欠如しています。

法律に違反しなければ何をやっていいというわけではありません。たとえ法律に違反していないことでも人を傷つけてしまうこと、やってはいけないことはたくさんあり、良心を傷めずにそれをやってしまえる状態を倫理観が欠如しているといいます。

倫理観の欠如とはモラルの低下なので、不倫はそれに値します。不倫は悪いとわかっていながらそれをするのは、倫理観がない人です。

倫理観とは特徴4:会社だとコンプライアンスがない

コンプライアンスとは、命令・要求などに対する服従、法令遵守のことです。

倫理観とは社会的に決められたモラルに沿って行動することなので、会社のコンプライアンスに対応できない人は、社会人として致命的な人です。

倫理観とは特徴5:トラベルメーカー

倫理観とは、意味などさらに細かくいえば、職場や学校でのルール、ご近所内での暗黙の了解など、世の中の守らなければならないさまざまなものに当てはまります。

倫理観が欠如していると、トラブルメーカーな人間になります。

トラブルメーカーとはもめごとをよく起こす人で、社会ではたいへん迷惑な人間です。

倫理観とは特徴6:他人の目をきにしなさすぎ

他人のことを考えられなくなると倫理観の欠如に繋がりますので、生活習慣を改め、余裕のある生活を心がける必要があります。

生活習慣が荒れると倫理観が欠如します。生活が荒れると心が荒れ、心が荒れると他人への思いやりやルールに対する意識が弱くなってしまいます。

ルールを守るのは社会を正しく運営していくためのものであり、社会を正しく運営するためには個人の幸福ではなく、全体としての幸福を目指さなければなりません。

倫理観とは特徴7:善悪の判断の欠如

倫理観が欠如していると平気で他人に迷惑をかけたり、場合によっては犯罪に手を染めてしまう場合もあります。倫理観とは人間としては社会で生活していく上で欠かせないものですので、決して欠如していいものではありません。

倫理観が欠如した人は、善悪の判断の欠如した人でもあります。

どんな人でも倫理観が欠如してしまう可能性はありますので、原因を知り、自分がそうならないように気をつけましょう。

倫理観とは特徴8:思いやりが薄い

倫理観が欠如した人は思いやりが薄い人でもあります。

全体の幸福を目指すためには自分だけではなく、他人のことも気にかける必要があります。他人を思いやる気持ちが必要になります。生活が荒れて他人を思いやる気持ちがなくなると、次第に全体の幸福を考えられなくなり、自分の欲求だけに忠実になってしまいます。

倫理観の欠如は他人を傷つけるだけではなく、自身をも追い込むことになりかねません。気をつけましょう。

次のページ:倫理観と道徳感の違い

初回公開日:2017年09月28日

記載されている内容は2017年09月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests