「デッドオアアライブ」の意味と使い方・由来|生きるか死ぬか
更新日:2024年07月18日
ほんとに知ってる?「デッドオアアライブ」の意味と使い方
「デッドオアアライブ」って知ってる?
皆さんは「デッドオアアライブ」という言葉を聞いたことがありますか?
映画やゲームのタイトルになっていたり、音楽界でも同名のバンドや曲名があるので、「デッドオアアライブ」という言葉を一度も耳にしないで生きていくのは至難の業です。それだけ世に溢れていて作品のタイトルになるほどに魅力のある「デッドオアアライブ」ですが、では皆さんは「デッドオアアライブ」の意味をご存知でしょうか?
聞いたことはあるけれど、意味となると曖昧にしか返事ができなくなります。「デッドオアアライブ」=「生か死か」?「生きるべきか死ぬべきか」?本当のとことはどんな意味なのでしょうか。そしてどんな由来があるのでしょうか。順に見てきましょう。
英語で書くと「Dead or Alive」!
単語の意味は?
英語で書くと「Dead or Alive」。Deadは「死んでいる」という意味、Aliveは「生きている」という意味で、状態を表す形容詞です。「Dead or Alive」を直訳すると「死んでいるか生きている(状態)」という意味になります。「You are dead.」と言われたら、「お前は死んでいる(状態)」という意味です。
「死んでいるか生きている(状態)」とは一体どんな状態なのでしょうか?次は「dead or alive」の意味を辞書で調べてみましょう。
辞書によると?
Dead or Alive
出典: https://ejje.weblio.jp/content/Dead+or+Alive |
生死を問わず
「生死を問わず」、映画の中で例えばアメリカの西部劇でこのセリフを聞いたら、その指名された人は命を狙われている状況です。「生きていても死んでいてもいいから」その人を捕まえろ、という意味ですが、どちらかと言うと「死んでもいいから」、「殺せ」の意味合いの強い言葉です。
「デッドオアアライブ」の辞書での意味は「生死を問わず」でした。よく「生きるか死ぬか」という言葉と混同されます。次は「生きるか死ぬか」について見ていきましょう。
「デッドオアアライブ」の意味は「生きるか死ぬか」で合ってる?
「生きるか死ぬか」という言葉を英語に直接翻訳すると「Live or die」または「A matter of life and death」です。
文学や映画、ドラマの中ではダイレクトな表現をせず、状況に応じた言葉を使います。例えばシェークスピアの「ハムレット」での有名なセリフ、「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」は「To be, or not to be: that is the question」の翻訳です。有名な海外ドラマ「HERO」では「Survive or perish.」を「生きるか死ぬかだ」と訳しています。
「デッドオアアライブ」は「生きるか死ぬか」という意味にならないのか、というとそれは会話の文脈によるので完全な間違いではありません。「It's a dead-or-alive question.」と言われたら「それは生きるか死ぬかの問題だ」という意味です。
「デッドオアアライブ」の意味は「死んでいるか生きている」?
「デッドオアアライブ」は「生きるか死ぬか」というより「生死を問わず」、「生きていても死んでいても」と訳すほうが英語の元の意味に近いですが、今では「生きるか死ぬか」という使われ方もするようになりました。「Dead or alive, No place to run. 」と言われたら「生か死か、逃げ道はない」という意味です。
ここでは元の意味に近づけて見ていきましょう。「デッドオアアライブ」の直訳は「死んでいるか生きている(状態)」でしたが、辞書によると「生死を問わず」でした。「問わず」、「(死んでいても生きていても)どちらでもかまわない」という言葉が加わっています。なぜでしょうか?
どちらでもかまわない?本当に?
初回公開日:2018年01月20日
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