「バリエーション」の意味と使い方・用例9コ|音楽/登山用語
更新日:2024年06月14日
音楽用語の「バリエーション」の意味と用例
「バリエーション」という言葉には、種類や変種といった意味の他にも音楽用語としての意味も含まれています。
音楽におけるバリエーションには、「変奏曲」といった意味があります。「変奏曲」とは、主題となる音楽のリズムや和音などを変化させていき、最終的に1つの楽曲にまとめたもの表わします。
では音楽用語の「バリエーション」とはどのように使用されているのか、意味と用例をいくつかご紹介いたしましょう。
5「きらきら星変奏曲のバリエーション12」
幼稚園や保育園などでも使用されている曲の1つといえば「きらきら星」という曲です。曲調は比較的単調なので、誰もが口ずさめる旋律となっています。
「きらきら星変奏曲のバリエーション12」という曲は12の変奏曲で構成されています。
世の中でよく聞く「きらきら光る、お空の星よ」という旋律はとても短いですが、その曲にさまざまなテーマを加えてアレンジすることで曲調を楽しむことができます。
6.中森明菜「バリエーション〈変奏曲〉」
1980年代の人気アイドルの1人といえば「中森明菜」です。オーディション番組である「スター誕生」で合格し、芸能界にデビューしたアイドルです。
中森明菜の歌う楽曲はヒット作品も多く、アルバムも数多く出しています。中森明菜のアルバムの1枚であるのが「バリエーション(変奏曲)」です。
セカンドアルバムとなる「バリエーション(変奏曲)」は人気の高いアルバムです。
7.ケツメイシ「カラーバリエーション」
2000年代に人気を集めた男性4名のグループといえば「ケツメイシ」です。ケツメイシが歌う「カラーバリエーション」はドラマの主題歌としても使われた曲です。
ケツメイシの「カラーバリエーション」とは、人のカラー(性格や魅力)はそれぞれ異なり、違うからこそ他とは異なる魅力があるといった内容の歌詞です。
思うがままに自然体で生きることの大切を教えてくれる曲の1つです。
登山用語の「バリエーション」の用例
変化などの意味をもたらす「バリエーション」という言葉ですが、音楽のほかにも登山用語としても使用されています。
登山用語では「他とは異なる」という意味で使われ、「バリエーションルート」という言葉として使われることが多い傾向にあります。
では「バリエーションルート」とはどういった意味なのでしょうか、実際の用例を見ながら意味を紐といてみましょう。
8「上級者向けのバリエーションルート」
「バリエーションルート」とは、登山を楽しむ一般的なルートとは異なる上級者向けのルートのことを意味します。
登山を楽しみたい人であれば、登山用のスタイルにトレッキングシューズで、ステッキなどを持ちながら登ります。しかし、「バリエーションルート」を楽しむ上級者は、ロープなどの特別な装備がないと登れないルートを登ります。
そのため、雪が深く積もった場所や急な崖がある場所などを登ります。
9「八ヶ岳のバリエーションルート」
「八ヶ岳」といえば避暑地としても人気の場所で、山梨県と長野県にまたがる山は登山家にも人気の場所です。「八ヶ岳のバリエーションルート」といえば、バリエーションルートの中でも難易度の高いルートです。
特に冬の季節は積雪量もあり、気温も低いため、登山の知識がある上級者でないと登るのは難しいでしょう。普段のルート違い、足場の悪い山の斜面などを登るため、滑り落ちる危険性もあります。
「バラエティー」との違い
「バリエーション」と似た意味を持つ言葉として「バラエティー」という言葉があります。「バラエティー」とは、さまざまなであることを意味する言葉です。
たとえば、「バラエティーグッズ」という言葉がありますが、これは大きなくくりのカテゴリーの中でさまざまな形やスタイルのものが存在することを意味します。
「バラエティー」は違うアイテムのことであり、「バリエーション」はアイテムの違いという綿で意味が異なります。
「バージョン」との違い
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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