「サライ」の意味と使い方・由来・誤用されている「サライ」
更新日:2024年10月01日
楽曲「サライ」の意味とは?
24時間テレビでお馴染みのサライは、「心のふるさと」をモチーフに作られた楽曲です。ペルシャ語の家や旅館という意味から取られていますが、オアシスという意味合いも込められています。砂漠でのオアシスのような役割が、家にあるということを表現した楽曲です。
さらに24時間テレビで中世時代は絶大な影響力を誇った街モンゴル遊牧政権ジョチ・ウルスの首都「サライ」を取り上げたことが、楽曲の題名につながったという説もあります。漢字で薩来と表記される中世時代の都市サライは、ペルシャ語のサライから名付けられたという説が有力です。
いすれにせよ楽曲サライは、ペルシャ語に大きな影響を受けている言葉と言えるでしょう。
24時間テレビでサライが流れる意味とは?
毎年24時間テレビでサライが流れると、涙してしまう人も多いでしょう。サライという楽曲を24時間テレビで流す意味は、感動を誘う効果を期待している点が大きいです。他には、チャリティーマラソンをしている芸能人に対する労いの意味がある曲でもあります。
楽曲のサライを聞けば24時間テレビを思い出す人も多いので、番組のイメージを連想させるテーマソングの意味合いも兼ねています。
サライもチャリティーに参加している?
楽曲サライの印税の一部はチャリティー募金に回されています。またカラオケなどで歌われた際の著作権料なども、一部分がチャリティーに利用されています。
24時間テレビで募金したいけれど会場などに足を運ぶことができない人は、カラオケを使ってチャリティー活動に参加するということも可能なのです。
サライをカラオケで歌う時のポイント
サライの言葉の意味を理解したら、カラオケでどのように歌えば意味合いが伝わるのか気になる人もいることでしょう。サライという楽曲は、意外に高音である部分が多いです。大声で張り上げて歌うよりも、しみじみ歌う方が心のオアシスという意味合いを表現できます。
サライは24時間テレビ以外でも歌われる?
サライは、24時間テレビでしか歌われないと思いっていませんか。実はサライは、2007年9月に開催された日中国交正常化調印式の35周年を記念したコンサートでも歌われています。
どうしてサライが歌われることになったかというと、発起人が谷村新司さんだったことが大きいです。谷村新司さんと日中童声合唱団が歌ったサライは、日本と中国の人の心に国境を越えて強く響きました。
サライの持つ心のオアシスという意味は、国境を越えて受けれられました。
サライと共に番組を盛り上げてきた主な歴代のランナーは?
楽曲のサライは、チャリティーランナーの完走を讃えて大合唱されるシーンが印象です。歴代の主なチャリティーランナーをご紹介していきます。
間寛平
第15回から始まったチャリティーランナーですが、間寛平さんは第15回、第16回、18回とマランソンに参加しています。
ダチョウ倶楽部
第17回は、ダチョウ倶楽部の3人がチャレンジしました。肥後克広さんと寺門ジモンさんは31歳、上島竜兵さんは33歳でした。
赤井英和
初回公開日:2018年02月27日
記載されている内容は2018年02月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。