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「ロッソ」の意味・用例6つ|イタリア語・ボンゴレロッソ・ビアンコ

更新日:2024年04月01日

皆さんは「ロッソ」という言葉を身近な場面で見聞きしたことはございませんか。この「ロッソ」がどんな意味をもち、どんな使い方をされるべき言葉か、といった疑問を一気に解消する記事がこちらになります。ワインやパスタに興味がある方は必見です。

「ボンゴレロッソ」とは、アサリを使い、トマトソースを加えたパスタ料理の名前です。「ボンゴレ」とは、イタリア語で「vongole」と書き、アサリなどの二枚貝を意味します。トマトソースで「赤く」仕上げるので、「ロッソ」が使われています。

「ボンゴレロッソ」は正式なイタリア語ではなく、日本人に分かりやすいように作られた言葉です。正式には「Spagetti alle vongole in rosso」といいます。

5「ウルトラマンロッソ」

「ウルトラマンロッソ」とは、円谷プロが手がけるウルトラシリーズのひとつ、「ウルトラマンR/B」に登場するウルトラマンの一人です。こちらももちろん、和製語です。

主人公の一人である、湊家の長男、湊カツミが変身するのが「ウルトラマンロッソ」です。「ロッソ」という名前にふさわしく、二本の角と、火のエレメンツを宿す「赤い」姿が特徴です。

2018年7月7日から放送が開始されており、現在も放送中です。

6「ROSSO」日本のロックバンド

「ROSSO」という名前のロックバンドが存在します。「ROSSO」は元BRANKY JET CITYの照井利幸が、元ミッシェル・ガン・エレファントのチバユウスケを誘って結成したロックバンドです。活動を本格化した際に、イマイアキノブと佐藤稔を加えて、4人構成のバンドとなりました。

「ROSSO」というバンド名にちなんだのか、アルバムのジャケットなど、関連グッズに赤をあしらったものが多く見受けられます。

「ロッソ」の対義語

「ロッソ」の対義語を見ていきましょう。「赤色」の対義語は「白色」です。紅白歌合戦、紅白饅頭などにみられるように、「赤と白」は日本でもよく対になって使われます。

では次に、「白」を表すイタリア語を見ていきましょう。

「ビアンコ」

「ビアンコ」とはイタリア語で「bianco」と書きます。「ビアンコ」も、形容詞として働く際には「白い」という意味、名詞として働く際には「白」もしくは「白色のもの」を指します。

「ビアンコ」も「ロッソ」と同じように、形容詞として働く際には、修飾する名詞によって形が変化します。男性名詞の際は「ビアンコ(bianco)」、女性名詞の際は「ビアンカ(bianca)」、複数名詞の際は「ビアンキ(bianchi)」となります。

「ロッソ」のパスタソースとは

さきほど、「ボンゴレロッソ」がパスタの一種であることを説明しました。

「ボンゴレロッソ」の「ロッソ」が意味するものとは、ずばりトマトソースです。トマトソースを加えると料理は赤く仕上がることから、「ロッソ」が使われるようになりました。

イタリア料理には欠かせないトマトソースですが、次はそのトマトソースについて知識を深めていきましょう。

トマトソース

イタリア人にとってトマトソースは欠かすことができないといわれています。パスタをはじめ、肉や魚の煮込み料理まで幅広く使われます。

トマトソースは、イタリア語で「サルサ・ディ・ポモドーロ」と言い、「salsa di pomodoro」と書きます。「サルサ(salsa)」がソースで、「ポモドーロ(pomodoro)」がトマトです。

トマトの季節には、マンマが一年分のトマトソースを作ります。イタリア人にとっての母親の味です。

「ビアンコ」のパスタソースとは

「ボンゴレロッソ」があるように、「ロッソ」の対義語、「ビアンコ」を名前にあしらったパスタも存在します。「ボンゴレビアンコ」がその一例です。

「ロッソ」が「赤い」ソースを意味するのであれば、「ビアンコ」は「白い」ソースを意味するであろうことは容易に想像できます。具体的にはどのような材料を使ったソースなのでしょうか。詳しくみていきましょう。

塩味/オイル系/クリーム系

「白い」ソースとはどのように作られるのでしょうか。

名前に「ビアンコ」があしらわれるパスタには、3種類のソースがあります。塩味のソース、オイルソース、クリームソースです。

塩味のものは、シンプルに塩で味付けしたもの、オイルソースは、オリーブオイルをベースに大蒜や唐辛子で風味付けしたソース、クリームソースは生クリームをベースとして作られたソースです。どれも白いソースになります。

イタリアの赤ワインが大好きなあなたにおすすめ

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初回公開日:2018年01月13日

記載されている内容は2018年01月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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