「趣向」の意味と使い方・由来・「趣味」「嗜好」との違い
更新日:2024年09月30日
「嗜」という漢字
「嗜」という漢字は音読みで「し」、訓読みでは「嗜む・たしなむ」「嗜み・たしなみ」と読みます。画数は十三画で、意味は「節度を持って好むこと」です。
「嗜」を使った言葉
「嗜」を使った言葉と意味の例を紹介します。
・嗜虐(しぎゃく):人や動物に苦痛を与えることを好んでいること。
・嗜食(ししょく):好んで食べること。
・嗜眠(しみん):高熱や重病で常に睡眠状態のこと。
「好」という漢字
「好」という漢字は音読みで「こう」、訓読みでは「好む・このむ」「好く・すく」と読みます。小学校四年生で習う漢字で、画数は六画です。成り立ちは、女の人が子供を可愛がっていることを表していると考えられています。
「好」の意味は、「好ましく思うこと、親しみを持つこと」「良かったり、上手だったりすること」です。
「好」を使った言葉
「好」を使った言葉と意味の例を紹介します。
・好意(こうい):気に入った相手のために親切にしたいと思う気持ちのこと。好きだと思う気持ちのこと。
・好奇(こうき):珍しい物事に対して、見たり知ったりしたいと強く思うこと。
・好感(こうかん):好ましいと思う気持ちのこと。
「趣向」とは工夫やアイディアのこと
「趣向」の意味と使い方について、おわかりいただけたでしょうか。「趣向」とは、物事に対しての工夫やアイディアのことです。「趣向」という言葉は、「趣向を凝らす」「趣向を変える」などと使います。「趣向」という言葉を正しく理解して適切に使いましょう。
初回公開日:2018年02月01日
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