Search

検索したいワードを入力してください

「能動的」の意味と使い方・「主体的」「受動的」との違い

更新日:2024年07月21日

「能動的」という言葉を使ったことがありますか?似た言葉に「積極的」や「自発的」などがありますが、意味の違いがわかりにくいですよね。そこで、この記事では、「能動的」という言葉の意味や使い方などについて紹介しますので、是非参考にご覧ください。

「能動的」の意味に近い言葉として「主体的」があり、「主体的」は「自分の判断で物事に取り組む様子」という意味を表します。「能動的」には「働きかける」に意味の重点が置かれているのに対し、「主体的」には「自分の判断」に意味の重点が置かれているという点に意味の違いがあります。

「能動的」と「積極的」の意味の違いとは?

「積極的」も「能動的」の意味に近い言葉であり、「積極的」は「自ら進んで物事に取り組む様子」という意味を表します。「能動的」には「働きかける」に意味の重点が置かれているのに対し、「積極的」には「自ら進んで」に意味の重点が置かれているという点に意味の違いがあります。

そのことに伴い、「能動的」の対義語が「受動的」であるのに対し、「積極的」の対義語が「消極的」であるという点でも違いがあります。

「能動的」と「自発的」の意味の違いとは?

「自発的」は自ら行うという点で「能動的」の類語の一つと言えますが、働きかけまで行うとは限らない点で「能動的」とは異なります。そのため、「自発的」は「能動的」より広い意味と言えます。

「能動的」の意味の対義語とは?

「能動的」の意味の対義語には「受動的」が該当します。意味の違いについては、上述で紹介しました。

なお、「受動的」の意味に近い言葉には、「消極的」や「他動的」というものがあります。

「消極的」は「積極的」の対義語であり、「自ら進んで物事を遂行しない」という意味があります。「受動的」との違いは、意味の重点の置かれる点にあり、それが「働きかけ」にあるか「進んで」にあるかにより決まり、後者であれば「消極的」に該当します。

「他動的」は意味として「受動的」とほぼ同じですが、実際に使われる場面ではニュアンスが異なり、「やむを得ない状況」で使われることが多い言葉です。

「能動的な人」の意味と特徴とは?

「能動的な人」とは「自ら他に働きかける人」という意味であり、その意味には自発的な要素や積極的な要素などが含まれるため、色々な特徴を持っていると想定できます。

では、「能動的な人」の特徴について、下記に紹介します。

積極的

上述のとおり「能動的」は「積極的」と意味が少し異なりますが、「能動的な人」の特徴としては「積極的」である点が挙げられます。「能動的な人」は働きかけを行い、それには積極的な姿勢が必然的に備わっています。

自発的

「積極的」と同様に「自発的」についても、上述で「能動的」との違いについて紹介しましたが、「能動的な人」には「自発的な特徴」があります。自発的に取り組む姿勢がある人には「能動的な人」がほとんどです。

楽観的

「能動的な人」の特徴には、楽観的であることも挙げられます。悩んだり、迷ったりして行動を躊躇するより、行動することを選ぶ傾向にあります。なぜなら、他への働きかけを重要視しているためです。そのため、考える回数より行動する回数の方が必然的に多くなります。

次のページ:「能動的な仕事」の意味と特徴とは?

初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Latests