「利己的」の正しい意味・利己的な人が抱える22の特徴
更新日:2024年10月01日
特徴19:他人の失敗には強く言及する
他人の失敗によって自分に不利益がかかった場合、強くとがめます。自分が常に得をすることが何よりも大事なことなので、他の人のせいで損をするということは許すことができないからです。
損を取り戻すために、失敗をした人を攻め立てて利益を守らせようとします。成功はすべて自分のものですが、失敗は、失敗をした人の責任だと考えています。
自分に対しては甘い場合が多い
ただし、利己的な人は、自分の失敗には甘い人が多いです。自分が失敗したことで他の人に迷惑をかけても、ごまかしたりして謝ることをしません。自分にはそれほど大きな責任はないと考えています。
他人に厳しく自分に甘く、という行動原理を持っている人が多いことに加えて、ほとんどの場合、無自覚です。
特徴20:平気で人を利用する
利己的な人は、平気で他人を利用します。他の人の利益を横取りすることに何の罪悪感も抱きません。ただラッキーだった、と喜ぶことしかしません。
利己的な人は、他の人も全員自分の利を守るために行動していると考えているので、利益を横取りされるような人は無能だと感じます。
特徴21:成果主義
利己的な人は、その過程がどうであれ、結果がすべてであると考えています。また、その成果はすべて自分の努力のおかげであると主張します。
数字や業績として目に見える形で残るものだけが重要であると考えているため、それを達成するまでにどんな状況になっていたかということには気を配りません。
結果さえ出せば何をしても良いと考えている
最終的な結果がすべてであると考えているため、良い結果を得るためには他人の目を気にせずにどんなことでもして良いと考えています。
そのやり方によって人間関係が悪化することは、利己的な人にとってはどうでもいいことです。最後に良い結果を得たものだけが「勝者」で「勝ち組」の人間であると考えています。
特徴22:目に見えないものを軽視する
利己的な人は、人間関係や思いやり、雰囲気など、目に見えないものはどうでもいいと考えています。それらを考えることは時間の無駄であり、作業効率も下がると感じています。
従って、職場の雰囲気よりも結果を重視し、人間関係を悪化させてでも自分の利益だけを守ろうとします。
職場や学校での他人とのコミュニケーションがどうしてもうまくいかないと悩んでいる人は、知らず知らずのうちに自分が利己的な言動をとっていることが原因の可能性もあります。
そのような人たちは、コミュニケーション力を学ぶのではなく、まず自分の偏った考え方を治さなければなりません。他の人の気持ちを考えることができて初めて、良好なコミュニケーションをとることができます。
利己的な人間は悪なのか
利己的な人は、その主張が強すぎると、良好な人間関係に障害を与え、悪い影響をもたらします。しかし、利己的な人間は悪人だと言い切れるのでしょうか。
自分のことを大切にすることは、「悪」ではありません。自分のことすら大切にできない人は、結局は自暴自棄になってしまうこともあります。
自分を優先することは悪ではない
自分の利益を考えて、それを優先することは必ずしも悪ではありません。何が得で、何が損に当たるのかを評価できる能力も重要であり、得をする目標を目指して合理的な行動をとる能力も、ビジネスマンとして優れた能力となって現れることもあります。
目先の利益で人間関係という利を失うことが愚か
初回公開日:2018年01月16日
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