「累計」の意味と使い方|例文6つ・「累積」「合計」との違い
更新日:2024年07月22日
「合計」
合計」には、「あわせかぞえること」「そのあわせた数量」「しめだか」「総額」という意味があります。
2つ以上の数値を合わせることという意味もありますが、実生活の中では「合計欄」に小計がそのまま記録されたり、合計するための数値が1つしか存在しなかったりすることもあります。
【例文】
・日単位の小計を合計した値も、費目単位の小計を合計した値も、一致するはずだ
・三角形の三角の合計は必ず180度になるはずだ
「総計」
「総計」には、「全体の合計」「合計を計算すること」という意味があります。合計の一種ですが、「全体の合計」であることを明確にしたい場合に使います。
「合計」として「小計」をまとめる項目が必要な状況で、さらに「合計」をまとめた項目も必要なときは、合計の合計を「総計」と定義します。
【例文】
・各費目の小計をまとめるとひと月の合計が算出でき、月ごとの合計を1年分まとめると1年の総計が算出できる
「累計」の意味を正しく理解して使おう
「累計」の意味を理解できたでしょうか。集計結果を表す言葉はたくさんあり、それぞれが同じ意味で使える状況もあれば明確に区別すべき状況もあり、混乱しやすい概念です。
明確に区別すべき状況であるにもかかわらず、小計・合計・総計・累計が同じ値になってしまう瞬間ということもあります。
集計値を示す言葉を使うときは頭の中を少し整理して、どの言葉が適切か判断して使いましょう。
「累計」を使う様々な場面
「累計」の使い方例が、まだまだ足りず、把握できているか自信がないという人には、以下のリンク記事を参照してみることをおすすめします。「累計」を使う実例が、記事中に登場します。
初回公開日:2018年01月23日
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