「マルシェ」の意味と使い方・フリマとの違い|フェンシング
更新日:2024年10月20日
「フェンシング」という競技がありますが、この競技で用いられる用語の中に「マルシェ」の言葉が存在しています。
一歩前へ
「フェンシング」の用語は全てフランス語であり、その中で「マルシェ」は「一歩前へ」の意味を持ちます。他の技と組み合わせて、使用されることもあります。
他にもある「マルシェ」と同じ読み・スペルを持つ言葉の意味は?
「マルシェ」の読み方をする言葉や、「marché」のスペルを同じくする言葉はいくつかありますので、それぞれの意味をご紹介します。
散歩
スペルは「marche」で、「歩く」の意味でも使用されます。「マルシェ」とは同音異義語になりますが、「marché」と「marche」と言ったように、少しスペルが異なるそうです。フェンシングで言う「一歩前へ」の「マルシェ」は、動作からして、こちらの意味が関係していると考えられます。
働く
「marche」は、「働く」の意味で用いられることもあります。
マルシュ州
「マルシェ」ではなく「マルシュ」あるいは「マルケ」と読まれますが、スペルは「Marche」です。イタリア共和国中部にあるアドリア海の沿岸にある州の名前で、フランス語とイタリア語の違いで「marche」の読み方が違っています。
ボンマルシェ
株主をキリンビールとするメルシャン(Mercian)株式会社が販売している、「bon marche(ボンマルシェ)」というお酒があります。品揃えは店舗によりますが、コンビニなどの身近な販売店で入手することができます。
「bon marche」は「安い」の意味を持ちますが、この商品としては「bon」にある「良い」の意味と「マルシェ」にある「市場」の意味をそのまま用いて、「良い買い物」の意味を示しているそうです。「毎日の食卓をより楽しく」の願いを込めて発売する気持ちが、名前の由来だと言われています。
「マルシェ」と「フリマ」の意味はどう違う?
「マルシェ」と似た言葉に、「フリマ」があります。意味は違うのですが、日本では同じ意味だと思われがちなので、何がどう違うのかを把握しておきましょう。
フリマって?
「フリマ」は「フリーマーケット」の略語で、中古品・不用品といった使用済みの物や要らなくなった物を売買・交換する市のことを言います。個人売買の「フリマ」は、自宅のガレージで中古品を売買する「ガレージセール」が発展したものとされます。
「フリーマーケット」の「フリー」は、日本では「自由」を意味する「free」だと思われることが多いとされますが、本来は「flea」で、意味は「(虫の)ノミ」です。
「ノミ」の意味が転じて「汚れた・みすぼらしい」の意味を持った「flea」が、「フリーマーケット」の「フリー」になります。この意味が付く理由は、不用品を持ち寄ることに由来します。以上の意味から、日本語では「フリーマーケット」を「蚤(ノミ)の市」と言ったりします。
初回公開日:2018年01月27日
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