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「補間」と「補完」の違いと使い分け方法・類語・計算方法

更新日:2023年12月09日

「補間」という言葉を知っていますか?見聞きしたことがある方や、「ホカン」ときいて「補完」を思い浮かべる方もいるでしょう。みなさんは「補間」と「補完」の違いを知っていますか?今回は「補間」についてや「補完」との違いについて説明するので、気になる人は必見です。

ここまで「補間」と「補完」について説明してきました。「補間」と「補完」は、読み方が同じなだけではなく、その意味についても「足りないものを補う」という共通点があることもわかりました。では、「補間」と「補完」には、漢字以外に違いがあるのでしょうか?ここでは「補間」と「補完」の違いについて説明していきます。

決定的な違いはココ!!

ひとことで「補間」と「補完」の違いを言い表すと、それは「補う対象が数値かそうでないか」です。「補間」という言葉を使う場合に補うものは、不足している数値の情報です。それに対して「補完」という言葉を使う場合に補うものは、数値以外の不足しているものです。このように、「補間」と「補完」の違いは、「補う対象」の違いということになります。

「補間」と「補完」の使い分け方は?

先ほどは「補間」と「補完」の違いについて説明しましたが、実際に「補間」と「補完」を使う際にはどのように使い分ければよいでしょうか?ここでは「補間」と「補完」の使い分け方について説明していきます。

補う対象が何かを明確にしよう!

「補間」と「補完」の違いは、「補う対象」の違いであると説明しました。このふたつを使い分けるときのポイントとして、この「補う対象」の違いについておさえておきましょう。もし、「補う対象」が「数値」であるならば「補間」を、そうでないのならば「補完」を使えば良いということになります。

実際に不足している「何か」を補うような場面に遭遇したときに、「ホカン」という言葉を使いたいのであれば、「何か」にあたる部分が「数値」なのか「数値以外のもの」なのかを明確にしましょう。そうすることにより、「補間」と「補完」を場面に合わせて適切に使うことができるでしょう。

補間の方法は?

ここまで「補間」について説明してきましたが、ここでは、実際に補間をする方法にはどのようなものがあるかついて説明していきます。

数列を利用する

数値データによっては、数値が規則的に変化しているものもあるでしょう。規則的にデータの数値が増減している場合は等差数列を、規則的にデータの数値が倍になっていくようであれば等比数列を利用して数値を予測し、補間することができます。もしもデータにこれらの規則性を見つけることができれば、数列を利用することもできるでしょう。

近似直線や曲線を利用して補間する

補間をする際の一つの方法としては、すでに分かっている数値のデータから近似式を求め、その式をもとにして情報の無い部分を求めていくという方法が考えられます。厳密さを重視しないのであれば、グラフ用紙を使ってフリーハンドで直線や曲線を描き、線上の座標を読むことでおおよその数値を知ることができます。

ある程度の正確性が欲しい場合は、統計学の近似直線や近似曲線を求めるための知識が必要になってきます。

補間公式を利用する

他の補間をする方法としては、補間公式を利用するということが考えられます。補間の公式はひとつだけではなく、ラグランジュの補間公式やニュートンの補間公式など複数あります。このような補間公式を利用するときは、公式とその使い方を知っておく必要があります。

「補間」のアルゴリズムは?

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初回公開日:2018年05月04日

記載されている内容は2018年05月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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