「応相談」の意味と使い方|似た単語との違いや使われるシーンなどを解説
更新日:2024年08月21日
ホテル
「応相談」がよく使われるのは、ホテルを利用する場面です。
ホテルでパーティーをする際に、利用項目に「人数30名まで(応相談)」などと書かれていることがあります。この場合30名より少し多くても、相談すれば応じてくれる可能性があるという意味を示しています。
30名以下でないと無理な場合は「応相談」とは記載されませんので、相談の余地があると判断してよいでしょう。
食事プラン
レストランや居酒屋などの食事の場面でも「応相談」はよく使われています。
大人数で宴会をする時は、利用する部屋の許容人数や食事内容について相談を聞いてもらえることがほとんどです。具体的な人数と食事のプランが提示されてはいますが、利用する人によって人数も食事の量も変わるので、お店側も希望に応じてくれることがあります。
ただ相談内容によっては、お店側の都合がつかない場合もあることを理解しておきましょう。
結婚式場
結婚式場も相談に応じてもらえるシーンの多い場所です。
式の演出や使用する音楽などで「応相談」となっていたりします。式場にあるプラン以外の特別な演出をしても良いか、自分たちで作曲した曲を持ち込んでかけてもらえるか、など事前に相談して対応してもらう場面がたくさんあります。
こちらも式場によって受けてもらえない場合もありますが、応相談とあれば希望を伝えることは可能です。思い出に残る結婚式にするためにも、この場合はしっかり希望を伝えてみることをおすすめします。
物件情報
物件情報は、価格の部分に「応相談」と書かれていることがあります。
これは、公開されている物件情報にはオーナーさんの希望価格が記載されていることが多いので、入居を希望している人がもう少し価格を下げてもらえないか、交渉の余地があるという意味で書かれています。
提示された価格から大幅に変更することはありませんが、少しであれば相談すると価格が下がることもあるかもしれません。
アルバイト・求人広告
アルバイトや求人広告は、非常に多く「応相談」の文字が見られます。
広告内には、募集側が働いてほしい時間帯や期間を記載していますが、働く側の希望に応じることもできるという意味で「応相談」と書かれています。
シフト週3日入れる方(応相談)などど書かれていれば、何曜日に働きたいか、働く側の希望を伝えて、その相談に応じてもらうことができます。
必ずしも希望通りにいくわけではありませんが、書かれていれば相談可能です。仕事が決まった後で働き方などにギャップが生まれることがあります。これを埋めるためにも、伝えたいことは最初に相談しておくことが大切です。
履歴書
提出する履歴書に、自分の希望する時給や年収を「応相談と考えています」と記入する事があります。
先方からヘッドハンティングを受けたり、履歴書を提出する側が経験が豊富だったりする場合に、職場に交渉するために書くのですが、こちらからの相談に応じてほしいという意味を表しています。
アレルギー
アレルギー対応を行う飲食店などでも「応相談」はよく使われます。
アレルギー対応可(応相談)と書かれている場合、メニュー内にある食材がアレルギーで食べられない方は、別の食材で対応することもできるので相談してください、という意味を表しています。
応相談とあっても、アレルギーの度合いで飲食店側の対応が変わることも理解しておきましょう。
「応相談」の使い方
ここからは、「応相談」の使い方を、詳しくご紹介します。
ビジネスや日常生活でどのように使われているかを確認し、「応相談」という言葉が出てきても、すぐに意味や相談範囲を理解できるようにしておきましょう。理解していれば、実際に自分が使う側になった時も、自信を持って「応相談」を使用することができます。
相談を受ける側が広告媒体で使う
求人広告などで人材を募集する際に、応募してきた人から相談を受ける側が「応相談」と記載するのが一般的です。
表記することで、希望があれば相談に応じるという柔軟な姿勢を示す事ができます。
雇用する側がされる側にギャップを感じることもあります。ギャップを生まないためにも、可能な限り事前に相手の希望や相談を聞いておく事が大切です。
事前の相談が必要なシーンで使う
初回公開日:2018年04月18日
記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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