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「だめです」の意味と使い方・同義語・例文・敬語|だめですか

更新日:2024年10月03日

今回は「だめです」の意味と使い方・同義語・例文・敬語と題して、「だめです」という言葉の正確な意味や使い方、また「だめです」という言葉が使われているさまざまな分野における用法についてご紹介します。ぜひ「お役立ち情報」としてご参照ください。

「だめです」の例文

先述でもご紹介しましたが、1つの言葉を覚える際には「その言葉を実際に使って学ぶ」という実践的な学習法が最も効果的です。この「だめです」という言葉の意味や使用法を把握する際にも、ぜひ「自分でその言葉を使い、実践的に覚える姿勢」をもって学習してみましょう。

だめですか

先述に引き続き、「だめです」の例文をご紹介していきます。この「だめですか」という言葉は基本的に「ですか」という調子をもって「相手に何らかの理由や状況を尋ねる姿勢」となるため、その多くの例では疑問文の形で使われることになります。

・今度の授業参観では、どうしても両親を呼ばなければだめですか。
・同志社大学の受験勉強をする際には、この参考書を学習しただけではだめですか。
・論文作成をする場合は、主張の部分をしっかり説明しなくてはだめですか。
・今回の試験結果では、○○大学を希望するのはだめですか(無謀ですか)。
・ここで飲食するのはだめですか。

このように、「だめですか」という言葉を使う場合は基本的に「対人していること」が条件となり、さらに「○○したらだめですか」といった疑問形での問い掛けに使われます。

進捗だめです

「進捗(しんちょく)」という言葉の意味は「何らかの特定の作業をする場合に、その作業行程がどれくらいはかどっているか」を確認する際に使われます。たとえば「進捗表」というものがありますが、これは多くの場合、「仕事の進み具合を測るために用意される表」のことで、その表に示された行程の進み具合を確認しながらその後の作業が行なわれます。

・この作業行程では、進捗においてはまるでだめです。
・進み具合があまりにも遅いため、進捗の観点から見ればだめです。
・受験勉強の進捗を確認しましたが、6月でまだこの内容ではだめです。

この進捗を測る際に使われる「だめです」の場合も、その意味合いは「否定形の内容」が示されることがほとんどです。

お客様

「お客様、それはだめです」という言葉は日常生活においても至る場面で使われている慣用句的な言葉・用語として認められるでしょう。

・お客様、ここで喫煙するのはだめです。
・お客様、当店では食べ物の持ち込みはだめです(禁止しています)。
・お客様が勝手に動物にエサをやるのはだめです。
・お客様のニーズをしっかり把握しなくてはだめです。
・お客様に快適な環境を満喫してもらわなくてはだめです。

このように、「だめです」という言葉の使い方でも場合によっては「否定形」と「肯定形」に使い分けることができるため、その状況・話の流れによっては、「だめです」という言葉でもプラスのイメージで捉えられることもあります。

だめ元で

「だめ元(もと)で」という言葉もよく使われる慣用句表現となりますが、この「だめ元で」という言葉の意味は「やってみてもきっと失敗するのはわかっているけれど、それでも一度試しにやってみよう」という、先を見越した上で「とりあえずやってみよう」という挑戦的な意味合いとして認められます。

・だめ元で彼女に手紙を送ってみよう。
・自分の成績では心細いけれど、だめ元で早稲田大学を受けてみよう。
・だめ元で一流企業に就職希望を出してみよう。
・だめ元で宝くじを今年も買ってみよう。

このように、「先を見る上ではきっと徒労に終わるだろうけれど、それでも気が済むようにしてみよう」という、挑戦を含めた表現となります。

「だめです」は敬語なのか

先でもご紹介しましたが、「だめです」という言葉は基本的に、「です・ます調」で相手に伝えられる「丁寧語による敬語表現」として認められます。

しかし、多くの場合はビジネス用語として使う際には敬遠される言葉として知られており、その理由としては「あまりに日頃から慣用句的表現として有名であるため、公式の場面で使用するべき礼儀に適った表現としては認められない」という視点が添えられます。

絶対に使ってはいけないということではなく、多くの場合は敬遠されがちな表現となるため、「だめです」という友人・知人に投げ掛けるようなニュアンスを持つ言葉よりも、「いけません」や「ご遠慮させていただきます」などの、ビジネス用語として見合った表現が取られることが一般的です。

「だめです」の返し方

「だめです」という言葉が「否定形表現」として認められることによって、そう言われた場合の返答の仕方もその「否定形の言葉」そのものに対する切り返しの言葉となります。

・すみません。
・そうですか。
・わかりました。
・今後、気を付けます。
・以後、注意します。
・大変申し訳ありません。
・ご指摘をありがとうございました。

この返答の仕方にもいろいろとありますが、基本的に「謝罪の言葉」として相手に伝えられる形になります。

「だめです」の英語表記と意味

「だめです」という言葉を英語い直すと、それぞれの言葉の意味合いや用法に配慮する上で以下のようにピックアップされます。

・no good(いけません、よくない、だめです)
・bad(悪い、よくない、だめです)
・wrong(悪い、ひどい、よくない、だめです)
・inferior(劣っている、悪い、よくない、だめです)
・hateful(憎い、恨む、よくない、だめです)
・vicious(ひどい、哀れな、よくない、だめです)
・damn(ひどい、悪い、だめです)
・deplorable(悪い、ひどい、不可、だめです)
・improper(不可能、不可、だめです)
・unjustifiable(不可、不利益、だめです)

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初回公開日:2018年05月31日

記載されている内容は2018年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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