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「待ち遠しい」の意味と使い方・同義語・四字熟語・例文・古語

初回公開日:2018年05月29日

更新日:2020年03月09日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

自分が強く期待していることを表す言葉に「待ち遠しい」があります。相手に自分の気持ちを伝えることのできる言葉ですので使いこなせると便利ですが、そのためには意味や使い方を知っておく必要があります。そんな「待ち遠しい」について紹介します。

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「待ち遠しい」の意味と使い方

「待ち遠しい」という言葉を使うには、その意味と使い方を知っていると便利です。なので
ここでは「待ち遠しい」の意味と使い方について個別に紹介していきます。

意味

「待ち遠しい」とは、何か、あるいは誰か、を待つ時間が長く、早く訪れれば良いと頻繁に思うことを意味します。ですので人物だけでなく事柄も対象です。近代以降の言葉とされています。

使い方

「待ち遠しい」は、その時点では望む相手あるいは事柄に関わることができていない状態で使います。ですので「待ち遠しい」を使っている時点で出会っている相手や、達成している事柄に対しては使うことができませんので、注意が必要です。すぐに出会える相手や達成できる事柄に対しては強調して使うこともありますが、これは一般的ではありません。

すぐには会えない相手や、達成するには時間がかかる事柄に対して使われる言葉になります。

「待ち遠しい」の類語・同義語

言葉は類語や同義語に当たるものを知っていると言い換えができて便利です。ですので次から「待ち遠しい」の類語や同義語について紹介します。

心待ちにする

「待ち遠しい」の類語に「心待ちにする」があります。これは心の中である事柄を期待して待っていることを意味します。読み方は「こころまち」と読みます。よく使われる場面は今まで会ったことのない相手や久しぶりに会う相手に対して使われます。他にも今まで経験したことのない事柄に対しても使います。例文としては次のようなものが上げられます。

「今まではメールだけのやり取りでしたが、お約束の日にお会いできることを心待ちにしております。」

このように、期待すると同時に楽しみにしているというような時に使われることが多い言葉です。

待ち焦がれる

「待ち遠しい」の類語に「待ち焦がれる」があります。これはある事柄が成し遂げられること、あるいは誰かと会うことを長く待ち続け達成されることを強く望むことを意味します。読み方は「まちこがれる」になります。これは対象となる事柄や人物に強く思い入れがある場合によく使われます。例文としては次のようなものが上げられます。

「生き別れになってしまった家族との再会を待ち焦がれている。」

「待ち遠しい」よりも強く思い入れがある場合に使われることが多い言葉です。

待ち侘びる

「待ち遠しい」の類語に「待ち侘びる」があります。これはある事柄が成し遂げられること、あるいは誰かと会えないものかと心配しながら待ち続けることを意味します。待ち続けるあまり精神的に疲労した状況で使われることが多いです。読み方は「まちわびる」になります。例文としては次のようなものが上げられます。

「いまだに返ってこないプロポーズの返事を待ち侘びている。」

「待ち遠しい」よりも、気をもんで心が疲れているような時に使われることが多いです。

「待ち遠しい」の四字熟語

「待ち遠しい」という言葉には四字熟語で同じような意味合いのものがあります。それについていくつか紹介します。

一日千秋

「待ち遠しい」と同じような意味合いを持つ四字熟語に「一日千秋」という言葉があります。一日千秋の「千秋」は千年を意味し、一日が千年に思えるほど強く、ある事柄や望む相手に来て欲しいという意味合いを持ちます。読み方は「いちじつせんしゅう」と読みます。例文としては次のようなものが上げられます。

「止むを得ない理由で離ればなれになってしまった恋人と、再び会えることを一日千秋の思いでいる。」

このように非常に強く、ある事柄や望む相手に会うことを望むような場面で使う四字熟語になります。

延頸鶴望

「待ち遠しい」と同じような意味合いを持つ四字熟語に「延頸鶴望」という言葉があります。読み方は「えんけいかくぼう」と読みます。「延頸鶴望」の「延頸」は首を長く伸ばすことを意味します。鶴の長い首のように、首を長くのばして待ち望んでいることを意味します。三国志の蜀志張飛伝に記され由来として持ちます。例文としては次のようなものが上げられます。

「長年の苦労が実ることを延頸鶴望して待っている。」

このように強く期待した状態で使うことが多い四字熟語です。

大旱慈雨

「待ち遠しい」と同じような意味合いを持つ四字熟語に「大旱慈雨」という言葉があります。読み方は「たいかんじう」と読みます。「大旱慈雨」の「大旱」は晴れの日が長く続き雨が降らないことを意味し「慈雨」は雨雲を意味します。日照りが続いたことで水不足になった時に雨が降ることを期待して待つことを意味します。

中国の書物である孟子の梁恵王の下に記され由来として持ちます。例文としては次のようなものが挙げられます。

「技術力はあっても資金のない企業に、銀行が融資してくれたのは大旱慈雨だった。」

非常に強く期待した状態で使うことが多い四字熟語です。

「待ち遠しい」の例文

ここまでで「待ち遠しい」の意味合いや使い方などについて紹介してきました。次からは具体的な使い方について例文を紹介します。

出産

「待ち遠しい」を使う場面として、親しい相手の出産について使う場合があります。この場合はタイミングを考え、出産祝いや妊娠祝いなどに合わせて送ることが多いです。したがって、不安を煽ったり不吉なことを連想させないよう、言葉遣いに気を付ける必要があります。そうした出産において「待ち遠しい」を使った例文が次のようになります。

「この度はご懐妊おめでとうございます。新しいご家族とお会いできることが待ち遠しいです。」

新築

「待ち遠しい」を使う場面として、新築の際に使われることがあります。これは建物を新築する時に上棟式などを行う際に、施主として挨拶することがあるからです。このような時に「待ち遠しい」を使った例文としては次のようなものがあります。

「皆さま、本日はお集まりくださりありがとうございます。皆さまの助力により予定日に完成することを今から待ち遠しくおもっています。どうかよろしくお願いします。」

結婚指輪

「待ち遠しい」を使う場面として、結婚指輪を送る際のメッセージカードに沿える文章で使われることがあります。結婚相手に対して、自分の思いを伝える時などに使います。このような時に「待ち遠しい」を使った例文としては次のようなものがあります。

「貴方と結婚できる時を待ち遠しくおもっています。」

「待ち遠しい」の古語

「待ち遠しい」という言葉は、前述していますが近代以降の言葉とされています。ですのでそれ以前は異なる言葉が使われていました。現代では古語となるその言葉について次から紹介します。

おぼつかなし

「待ち遠しい」の古語のひとつが「おぼつかなし」になります。漢字で書くと「覚束なし」になります。ぼんやりとしてはっきりしないようすや気がかりで不安な気持ちを表す時にも使われていましたが、待ち遠しいという意味合いでも使われていました。平安時代中期に書かれた源氏物語の中でも使われています。

現代では「おぼつかなし」は「待ち遠しい」という意味合いで使われることはまずありません。ぼんやりとしてはっきりとしないようすや気がかりで不安な気持ちを表す言葉として使われます。

こころもとなし

「待ち遠しい」の古語のひとつが「こころもとなし」になります。漢字で書くと「心許なし」になります。「おぼつかなし」と同じくぼんやりとしてはっきりとしないようすや気がかりで不安な気持ちを表す時にも使われていましたが、待ち遠しいという意味合いでも使われていました。平安時代中期に書かれた『更級日記』の中でも使われています。

現代では「こころもとなし」は「待ち遠しい」という意味合いで使われることはまずありません。気がかりで不安な気持ちを表す言葉として使われます。

「待ち遠しい」の敬語

「待ち遠しい」という言葉を使う時に気を付けなければいけないのは敬語として使う時です。敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語がありますが「待ち遠しい」の場合は丁寧語を使います。この場合「待ち遠しい」の語尾に「です」を加え「待ち遠しいです」といった使われ方をします。

もしくは「おもいます」といった丁寧語を加え「待ち遠しくおもいます」といった使われ方もします。「待ち遠しい」自体には相手を持ち上げる意味も自分をへりくだらせる意味合いはなく尊敬語や謙譲語として語形変化をさせることはできません。ですので「待ち遠しい」という言葉の響きが気になる場合は、他の言葉で言い換えるなどのやり方があります。

例えば類語である「心待ち」を使い「心待ちにしております」といった言葉に言い換えるといったやり方です。

「待ち遠しい」の熟語

言葉は他に言い換えることのできる言葉を知っていると表現の幅も広がり便利です。ですので次から「待ち遠しい」の熟語について紹介します。

待望

「待ち遠しい」の熟語である「待望」は、ある事柄が起ることを待ち望むという意味合いになります。読み方は「たいぼう」になります。名詞ですので使用する場合は動詞と組み合わせ「待望する」といった使い方をします。他にも「待望の新人」や「待望論」といった使われ方をします。例文として次のようなものが挙げられます。

「まさに彼こそ私達が待望した人物にちがいない。」

このように期待感を込めて使われることが多いです。

切望

「待ち遠しい」の熟語である切望は、ある事柄が起ることを非常に強く望むという意味合いになります。名詞ですので使用する場合は動詞と組み合わせ「切望する」といった使い方をします。読み方は「せつぼう」になります。例文として次のようなものが挙げられます。

「私達の苦労が無駄にならないことを切望する。」

待望よりも切望の方が、より強く願っているという意味合いを込めて使われることが多いです。ですので対象となる事柄や人物に対する思い入れの強さで使い分けていくと便利です。

待ち遠しいを使っていきましょう

「待ち遠しい」は使い方によって、相手に対して強い気持ちを持っていることを表すことのできる言葉です。そして成し遂げたいと思うことを強く示すことのできる言葉でもあります。ですので使い方によっては、自分の思い入れの強さを相手に伝えることができます。そのためには意味や使い方を知り使いこなせるようになっておく必要があります。

今回紹介した意味や使い方、そして類語や熟語を知ることで「待ち遠しい」を使いこなす助けになります。自分の思いの強さを伝えることのできる「待ち遠しい」を使いこなせるようになれば便利ですので、意味や使い方あるいは類語や熟語を知り「待ち遠しい」を使っていきましょう。

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