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「甲斐がある」の意味と使い方・例文・類語・敬語・由来

更新日:2024年08月14日

「甲斐がある」という表現が存在しますが、意味や使い方について考えたことはありますか?日常でも使うことが多いので、改めて学んでおくのも良いかもしれません。ここでは「甲斐がある」の意味・使い方・例文・類語・敬語での使い方・由来・漢字の意味をご紹介しています!

「甲斐がある」の意味と使い方!

「甲斐がある」は、日常の中でも使用されることが多い言葉です。では、その意味は何でしょうか。「甲斐がある」の意味・使い方についてを、ご紹介していきます。

意味

「甲斐がある」の意味は「取り組んだ分に相応する結果を得る」ことで、その様子を表す言い回しとして用いられます。力や時間などを費やした分だけ、満足感ある効果・対価を得ることができた様子を表す時に使う表現です。

使い方

「費やした分に相応する成果・効果・対価を得ることができて満足感がある様子」を表す時に使うことが、基本の使い方になります。また、言葉の形の話ですが、「甲斐のある」は「甲斐ある」や「甲斐あって」などの形で用いられることもあります。

反対の意味では、「甲斐のない」や「甲斐ない」の形で使用します。「甲斐甲斐しい」という表現も存在しますが、この意味は「骨身惜しまずテキパキ立ち働く様子(費やした分だけの効果や価値が出るようによく働く様子)」です。そして、そういった性質のことは「甲斐性」と言います。

「甲斐がある」の例文をご紹介!

「甲斐がある」を実際に使用してみた時に、どのような表現になるのでしょうか。使い方のイメージがしやすいように、「甲斐がある」を使用した例文をご紹介していきます。

役に立ってこそ、勉強する甲斐があるというものだ

「役に立ってこそ」の前には、「人の」など「◯◯の役に立ってこそ」といった表現になることも多いとされます。その後に「勉強する甲斐がある」と続いていますが、この例文が表していることは「◯◯の役に立つことがあって勉強した意味がある」です。

「勉強」が「費やしたもの」、「役に立つこと」が「相応の結果」になります。「勉強するだけが満足感を得ることではなく、勉強は役に立ってこそ満足感になる」ということを表した例文です。

ここのラーメンは絶品だ!何時間も並んだ甲斐がある

この例文で「費やしたもの」は、「何時間も並んだこと」です。そして、「相応の結果」になる部分は「ラーメンが絶品であったこと」です。つまり、この例文が表していることは「何時間も待ったけど、そのくらい食べる価値があるほど美味しいラーメン」になります。

「甲斐がある」の類語は?

「取り組んだ分に相応する結果を得る」意味を持つ「甲斐がある」は、費やした分に相応した結果・効果・価値を得て、そのことに満足感を覚えることを言います。では、この意味・表現と似ている言葉はあるのでしょうか。「甲斐がある」の類語として挙げられる言葉を、ご紹介していきます。

有意義

「有意義」には、2つの意味があります。1つは「それに価する値打ちがあること」で、もう1つは「意味を備えた表現であること」です。「有意義」が「甲斐がある」の類語になる場合は、前者の意味「それに価する値打ちがあること」が用いられます。

「甲斐がある」は「◯◯をした効果が◯◯という形で現れた」ことを表す時に使うため、「それに価する値打ちがある」=「◯◯に相応する価値がある」の意味を持つ「有意義」は類語になると言えます。

「有意義」は「有意義な休日」といった使い方をよくされますが、この意味は「仕事をしない日としての価値がある休み」です。仕事以外のことで充実した時間を過ごした、ということです。「甲斐がある」と「有意義」の使い方に際した表現には多少の違いが見られますが、意味的に類語にはなります。

「甲斐がある」を敬語で使う時には?

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初回公開日:2018年06月13日

記載されている内容は2018年06月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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