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「よろしくご査収ください」の意味や敬語表現は?ビジネス現場での使用例も紹介

更新日:2023年12月14日

仕事でメールを書く時、敬語やビジネス用語が難しくて上手く書けないということはありませんか?この記事では、よく使われるビジネス用語「よろしくご査収ください」の意味や活用法を紹介します。詳しく意味を知りたい、自分が正しく使えているか不安という方は是非ご覧ください。

「よろしくご査収ください」には、命令形の「ください」が含まれるので、より丁寧にするにはここを言い換える必要があります。

「よろしくご査収くださいませ」「ご査収のほどよろしくお願いいたします」「よろしくご査収いただきますようお願い申し上げます」などを、文脈や相手、場面に合わせて使い分けましょう。

別の表現とニュアンスの違い

「よろしくご査収ください」は、提出物をよく確認して受け取ってほしいという意味です。

しかし時間との勝負でもあるビジネスでは、状況により確認の必要レベルが変わることも多く、軽いチェックで良い場面もあります。

ここでは「ご査収」に似ていてもニュアンスや使い方が異なる表現を紹介します。これらを使いこなし、「デキるな」と思ってもらえる連絡文書を作成しましょう。

「ご確認ください」

業務上で確認してほしい時の一般的な言い方で、文書、口語で使えます。「査収」とは違って受け取りの意味は含みませんので、文字通り確認だけで良い時の言葉です。

「確認してください」は命令形ですが「ご確認ください」は尊敬語の用法となり、相手がどんな立場であっても失礼にはあたりません。

詳細な確認と確実な受け取りを望む時は「ご査収ください」と伝えましょう。

「ご参照ください」

「ご参照ください」は、まず本文(本体)があり、それを補完するものを見てほしい時に使います。「参照」は「照らし合わせる」の意味で、文書、口語どちらでも使える表現です。

2つ以上のものを照らし合わせる意味のため、文書や資料が1部しかない時は基本的に使いません。

ただし、1部でも「巻末のグラフをご参照ください」などの使い方は可能です。

「ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます」

「ご高覧」は「ご覧ください」の敬意を高めた言い方で、取引先や目上の方に使える表現です。相手にすぐに確認や返事まで求めない時に用います。

「ご高覧のほどよろしくお願い申し上げます」は、ビジネス的に非常に丁寧な言い方です。

命令や断定を避ける「~のほど」がつくと丁寧さが増しますが、やや曖昧な表現でもあるため使いすぎない方が無難です。

「お目通しのほどよろしくお願い申し上げます」

「お目通し」は、文字通り「さっと目を通してほしい」時の言い方です。例えば、会議の資料を事前に軽く一読しておいてほしい時に使います。

「お目通しのほどよろしくお願い申し上げます」となると、「~のほど」「申し上げます」が含まれ、目上の方向けの非常に丁寧な言い方になります。

場面によって、「お目通しください」と使い分けましょう。

敬語表現と細かい意味の違い

ビジネスシーンでは、相手を問わず敬意を持って接するのが基本です。

その中でも、取引先や初対面で好印象を抱かせたい相手、社内や社外の目上の相手に接する時は、ふさわしい丁寧な態度と適切な言葉遣いが必要になります。

敬語は、場面や相手によって様々な使い方があります。ここでは「ご査収」を例に、相手に合わせた敬語表現の使い分けを解説しましょう。

「ご査収くださいませ」

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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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