「塩をまく」場面と意味とは?お清めの塩の使い方についても解説
更新日:2024年11月07日
まず、お清めの塩を体にかける前に手を洗いましょう。邪気が寄り付いた手で塩を触ると塩が穢れてしまうからです。
しかし、現代では省略されることが多いため、可能であればお葬式に参列しなかったご家族に手伝ってもらいましょう。どうしても無理な場合は省略しても構いません。
玄関に入る前に身体に塩を振りかける
手を洗ったら、必ず自宅の玄関に入る前にお清めの塩をかけましょう。
自宅に入ってからでは、邪気を自宅に入れてしまいお清めの意味がありません。マンションにお住いの場合も、できれば共有部分で振りかけてください。
共有部分でどうしてもほかの人に見られるのが嫌な場合は、自宅の玄関前で振りかけてください。
塩の量
塩はひとつまみ程度の量をとり、体にかけてください。かけ終わったら服についた塩をはらいましょう。塩は邪気を吸収しているので、なるべく自宅に持ち込まないようにしてください。
参列していないご家族がいるのであれば、塩をかけてもらってもよいです。
塩をかける順番
お清めの塩は胸→背中→足元の順番で振りかけます。これは血の巡りと同じ順番になっており、血の巡りとともに穢れが体に入り込まないようにという意味です。
とくに背中は自分ひとりでは難しい場所のため、ご家族がいる場合は振りかけてもらうようにしましょう。
足元に落ちた塩を踏む
玄関に入る前に、服についてはらった足元に落ちた塩を踏んでください。全身に塩を行き渡らせることで、穢れを断ち切れます。
もし、お清めの塩が余ってしまった場合は、そのまま処分するか、殺菌用として使用するとよいでしょう。食用ではないため食べてはいけません。
「塩をまく」の意味と効果について理解しよう
本記事では「塩をまく」について詳しく説明してきました。
塩には神聖な力があると信じられており、邪気を払ったり、身を清めたりと、悪いものを寄せ付けずあなたを守ってくれます。塩をまく意味やお清めの塩の使い方を知っておけば、きっと役立つでしょう。
もし、あなた自身によくないことが続き、すっきりしたい場合は塩をかけて気持ちをリセットしてみてください。
初回公開日:2022年08月09日
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