「えずく」の意味・正しい使い方とは?「えづく」との違いも解説
更新日:2024年06月20日
「えずく」は京都府の方言です。京都府からはじまり、近隣の奈良県や大阪府などでは認知度が高いです。しかし、関西以外の地域でも「えずく」を認知して使用している地域はあるようです。
Jタウンネットのシステムで都道府県別で集計されたアンケートによると、東京都では66.4%の方が「聞いたことも使ったこともある」と回答されています。「聞いたことはあるが、意味は知らなかった」「全く知らなかった」と合計15.3%の方が回答されています。
このことからも分かるように、「えずく」は京都府の方言でありながら、関西の他の地域へ広がり、さらには全国へ広がっているようです。
出典:「えずく」←この言葉の意味、分かりますか?|Jタウンネット
参照:https://j-town.net/2020/05/06304078.html?p=all
「えずく」と「えづく」の違いを理解して正しく使おう
このように、「えずく」と「えづく」の違いはひらがなで表記すると解りにくいかもしれません。しかし、漢字表記や英語表現で意味を考えると「嘔吐く」と「餌付く」、「vomit(吐く)」と「feed(餌を与える)」のようにまったくの別物であることがわかります。文脈に気をつけて使用すると解りやすいでしょう。
あくまでも「えずく」は京都府から広まった方言なので、地域によっては相手が理解できないかもしれないことを踏まえ、それぞれの意味の違いを理解して正しく使用しましょう。
初回公開日:2022年10月03日
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