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「良かったです」の敬語でのいい方・メールでの書き方|ビジネス

更新日:2024年01月13日

「良かったです」という言葉はビジネスの場で敬語として使うには、あまり適切な言葉とは言えません。本記事では、「良かったです」という言葉の使い方や、ビジネスにおいて代わりに使える言葉について解説しています。ぜひ参考になさってください。

「良かったです」という敬語

日常的な会話の中で、「良かったです」という言葉をよく使いませんか。「良かったです」はとても便利な言葉で、さまざまな相手との日常的な会話の中で使うことができます。しかし、敬語として使うときには少し注意が必要です。

本記事では、「良かったです」という言葉の敬語としての使い方や、メールでの使い方、または「良かったです」という言葉以外で気を付けたいビジネス敬語の使い方についてを解説しています。ぜひ参考になさってください。

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「良かったです」の敬語での言い方

早速ですが、「良かったです」という言葉の敬語での言い方について解説していきます。「良かったです」という言葉は敬語としてはどのような種類の言葉になるのでしょうか。

「良かったです」は丁寧語

「良かったです」という言葉は、「良い」という言葉の過去形である「良かった」の丁寧語と解釈することができます。日常的な会話で使うときには、何かに対して「良かったね」「良かったですね」と反応するときなど、便利に使うことができる言葉です。

形容詞の過去形は注意が必要です。「良い」というような「い形容詞」といわれる形容動詞は、過去形になるときに、「~~かったです」となり、否定形の場合は「~~くなかったです」と表現することになります。

一方で、「きれいな」というような「な形容詞」と言われる形容動詞は、過去形になるときには「~~でした」となり、否定形の場合は、「~~じゃありませんでした」となります。

「良かったです」のビジネス敬語

一方で、「良かったです」という言葉は文法上に誤りがあるわけではありませんが、ビジネス上で使うにはあまり向いていない言葉であると言えます。「良かったです」という言葉のどのような部分が、ビジネスで使うには不適切なのでしょうか。

丁寧語はビジネスには向かない

特に社外とのコミュニケーションにおいては丁寧語はあまり便利な言葉とは言えません。どうしても会話がくだけがちになりますし、必要以上にフレンドリーな印象を与えかねないためです。そのため「良かったです」という言葉もビジネスで使う上では、あまり適切とは言えないでしょう。

「良かったです」は曖昧

何かの商品や提案を評価するときに「良かったです」という言葉を使うのならわかりますが、会話の中での返答として「良かったです」を使うのは、ビジネスの場においては適切とは言えません。以下に不適切な事例についてを紹介しています。

<不適切ビジネス会話>

<例文>
A社部長「先日提案いただいた内容は、社内でも評判で取り入れることにしました」
弊社担当「それは良かったです」

上司「昨日の君のプレゼンはわかりやすかったよ」
部下「それは良かったです」

このように、商品や提案が「良かった」ということではなく、ほめられたときの反応などとして「良かったです」と使うのは、相手に曖昧な印象を与えるため、ビジネスでは適切とは言えません。

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初回公開日:2018年03月10日

記載されている内容は2018年03月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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