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寸志に適している袋の種類4つ|寸志の表書きの書き方

更新日:2024年01月25日

今回はのし袋の表書きについて詳しくご紹介します。冠婚葬祭やビジネスマナーとして使う機会の多いのし袋や、お祝いや御礼を渡すときの表書きなど、社会人として知っておきたい基礎知識です。これを機会にしっかりチェックしておきましょう。

寸志とは

ビジネスや日常生活でお金のやりとりをする時に使える「寸志」について、意味や使い方を解説します。お金のことは、人に与える信頼に関わりますので、「寸志」を使えるようになると、ぐっとお金のやりとりがスムーズになります。

金銭の授受は何かと気を使うものですが、「寸志」を覚えることでスマートにやりとりすることができるようになります。

読み方

「寸志」の読み方は、「すんし」と読みます。昔の単位である「一寸(いっすん)」の「寸(すん)」と、こころざしとも読む「志」の漢字を組み合わせて「すんし」と読みます。

意味

「寸志」の意味は、「いささかの志」や「心ばかりの贈り物」という意味です。特に目上の人から下の人に対して、お金や品物を渡すときによく使います。

「志」には、厚意や親切という意味があります。金品を渡す時の封筒の表書きなどに用いることが多いです。「大した額ではないが、少しばかりの気持ちです」といった気持ちで使うようにします。

「寸志」は、金品のやりとりをする時の封筒に使います。特に表書きに使うようにします。

ささやかな志

「寸志」は気持ちとして、金銭を渡す時に使える便利な言葉です。以下のようなシチュエーションでお金を渡す時にも、利用できます。

こうしたシチュエーションで「寸志」を使えると、部下や後輩からも一目置かれるでしょう。

・上司が部下の飲み会で金銭的に援助するとき
・自分のために開かれた歓送迎会で、会費はいいと言われたとき

お礼の気持ちを表す贈り物の事

個人で「寸志」を使うのは相手へのお礼の気持ち、その他会社から社員などへの報奨金として使うこともできます。

個人で「寸志」として渡す場合には、お金を払ってもらった後で、お礼の気持ちをこめて少し返したいときに使えます。

会社から設定した目標売上、利益などが達成できた時に、社員に「寸志」を出す場合があります。その場合には「報奨金」「ボーナス」の意味で、社員に「寸志」と書いた封筒を社員に渡すことができます。

寸志に適している袋の種類4つ

「寸志」として相手に渡す時に、適当な封筒、袋をご紹介します。「寸志」を渡す封筒や袋には、のし袋を使います。

「寸志」は、心ばかりの贈り物という意味で、さほど大きい金額を渡す時には使いません。そのため、冠婚葬祭で使うような大そうな封筒を用意する必要はありません。

「寸志」に使えるのし袋について、ご紹介します。

種類1:花結び

「寸志」を渡す時に使える封筒の1つ目は、「花結び」の水引がついたのし袋です。花結びには「おめでたい」「お祝い」の意味があります。

花結びは、蝶々結びのような水引です。蝶々結びは何度でも結び直すことができるので、何度あっても良いことの時に使う、と覚えておくと使いやすいです。

花結びには3本、5本、7本の奇数です。10本の水引は5本が2組と考えます。「寸志」は、結婚式でなければ、5本が一般的となります。

種類2:赤棒

「寸志」で使える封筒の2つ目は、「赤棒」とよばれるのし袋です。左端に朱色の線が入ったのし袋で、封筒型になっておりより使いやすい形でしょう。

会社の歓送迎会、やお祝いなど集まりなどで自身のために開かれた会合などは、参加費が不要な場合もあります。しかし少しばかりお金を出したい時には、むき出しのお金を渡さず、「寸志」と赤棒ののし袋を使います。

種類3:白封筒

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初回公開日:2017年11月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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