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寸志に適している袋の種類4つ|寸志の表書きの書き方

更新日:2024年01月25日

今回はのし袋の表書きについて詳しくご紹介します。冠婚葬祭やビジネスマナーとして使う機会の多いのし袋や、お祝いや御礼を渡すときの表書きなど、社会人として知っておきたい基礎知識です。これを機会にしっかりチェックしておきましょう。

ビジネスで使う場合には、「寸志」は必ずしものし袋を使う必要はありません。自身の会社や身内以外で開催してもらった集まりでは赤棒ののし袋が適切ですが、身内だけの場合は白い封筒でもかまいません。

特に所属する課内、部内などでしたら、白い封筒に「寸志」と表書きをして渡すだけでも失礼にはあたりません。ただし、郵便番号用の枠が印刷されたような封筒は避けた方が良いでしょう。

種類4:縦封筒

「寸志」を渡す時に、のし袋の代用として封筒を用意する場合には、「縦封筒」を用意します。正式なのし袋は縦型封筒になりますので、のし袋に合わせて封筒を用意します。

日本では正式な文章の書き方は、縦書きです。横封筒は本来日本語の正式な書き方ではありませんので、マナーをあまり知らない人と思われてしまうこともあります。

寸志袋の表書きの書き方

「寸志」の表書きは、筆ペンなどで封筒、のし袋の縦真ん中に、横真ん中あたりにめがけて書きます。「寸志」を複数渡す人がいる場合や、会社から渡す場合には、その下に小さめの文字で自身の名前を書きます。一般的なのし袋と書き方は同じですので、この辺りは冠婚葬祭用のマナーを参考にしても問題ありません。

自分一人の場合やカジュアルな場合には、自身の名前は書かなくてもよいでしょう。渡す相手を意識して使い分けます。

濃墨で書く

「寸志」はお祝いごとの慶事と同じ扱いになりますので、濃い墨で書くようにします。ボールペンや薄い墨では失礼にあたりますので、注意が必要です。

会社での歓送迎会などに使う場合には、筆で書いたように見えるペンなどで簡易的に書いても問題はありません。ただし正式には筆で書くのが基本ですので、あまりカジュアルになりすぎないように注意します。

「薄謝」

「寸志」と同じ意味でも使われる「薄謝」という言葉があります。薄謝も「心ばかりのお礼」ということなので、「お礼」の意味が強くなります。

少しばかりの気持ちで渡す時には「寸志」、感謝の気持ちを伝えたい時には「薄謝」を使います。

「松の葉」

もう1つ「寸志」の意味で、「松の葉」という書き方があります。現代ではあまり見かけることが少ないですが、「松の葉」は目下から目上の人へ使います。

「寸志」は目上から目下に渡す心づけ、志ですが、目下の人から目上へ渡す時は失礼になります。そのため、目上の人へ気持ちやお礼、謝礼の意味でお金を渡す時には「松の葉」と書きましょう。

ビジネスをスムーズにするマナーを学びたい人へ

大人のマナーを使えるようになりたい人は、「図解大人のマナー大全」をします。特に冠婚葬祭やお礼など、日常頻繁に起きないタイミングのマナーは、特に確認しておく必要があります。

ビジネスではマナーを知っていることは、一般常識です。そのため、社会に出てからマナーを教えてもらうタイミングも少ないので、このような本で一度学んでおくと安心できます。

寸志の袋が買える場所

「寸志」を渡す時に使える袋は、文房具店以外でも気軽に買うことができます。簡易的な袋であればコンビニで手に入りますし、現代では100円均一ショップでものし袋以外に寸志袋として売っています。

ネット通販であれば、ご紹介した「赤棒」「松の葉」などののし袋も簡単に手に入ります。

コンビニ

コンビニで手に入る「寸志」の袋は、「寸志」と書かれたもの以外にも、白い封筒で代用が可能です。郵便番号が書かれた郵便用封筒は避けた方が無難ですが、それ以外の縦型封筒を選べば問題はありません。

「寸志」と書かれたのし袋があれば、表書きを書く手間は省くことができます。

100均

100均でも、ビジネスで使える寸志の袋は買うことができます。100均では、寸志と印刷された袋のほか、のし袋、白い袋なども購入できます。

のし袋は、花結びの水引がついたものから、白い封筒まで種類が豊富に揃います。使うシチュエーションによって、使えるものが多いのでです。

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初回公開日:2017年11月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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