【種類別】お礼状の封筒のマナー・書き方|切手/入れ方/色
更新日:2024年10月01日
お礼状の封筒のマナー
お礼状とは、何か品物いただいたときは、何かをしていただいた時に、相手の方に感謝の気持ちを表すために贈ります。お礼状は内祝いや、出産祝いのほか、お見舞い、弔辞の際もお出しするお手紙です。相手の方に何かお世話になった場合には必ずお礼状出しましょう。
最近では、お礼状をメールで送信してしまうことが少なくありませんが、特にご年配の方にとっては、お礼をメールで済ませてしまうと言うことを不愉快に感じることが多くいらっしゃいます。また、目上の方にメールでお礼状を贈るという行動は、大変失礼になりますので、封筒の選び方や書き方といった、お礼状を贈る際の基本的なマナーを覚え、相手の方との良い関係を築きましょう。
言葉選びにも注意を
お礼状はお祝い事ではなく、感謝の気持ちを伝えるために相手の方にお出しするものですので、相手の方が喪中であっても出してもかまいません。お礼状を書く文章には、「お喜び申し上げますと」いった、お祝いの言葉は使わないよう注意しましょう。
ただし、「体調にお変りございませんでしょうか」といった相手を気遣う言葉を使うのであれば、は失礼には当たりません。
お礼状の文章を書くときには、要件とお礼を一緒に書いてはいけません。お礼状はあくまでも感謝の気持ちを伝えることになりますので、そのほかの用紙を一緒に書き入れないでください。
これは相手の方がどんなに親しい方であっても同じですので注意して下さい。
お礼状を書く際の注意
お礼状は心を込めて感謝の気持ちを伝えられれば、相手の方の印象も良くなり、今後も良い関係を保っていることが可能ですが、その逆で、誤字脱字が多かったり、封筒や便せんがお礼状をお送りする際にふさわしくないものを選んでしまうと、逆に相手の方の印象が悪くなり、今後の関係性にも悪影響を及ぼします。
誤字脱字は、きちんと確認すれば防ぐことができるケアレスミスです。そういったミスをしてしまうということは、それだけ急いで書いたということになり、相手の方は蔑ろにされたような気分になってしまいます。
お礼状を書いたら、漢字やお名前に間違いがないかどうかを、しっかりとチェックしましょう。
修正液を使わない
お礼状はお友だちにお出しするお手紙や、ご自分のノートとは違います。漢字を間違えてしまった場合には、修正息や修正テープを用いて訂正するのは控えましょう。
もしも間違えてしまった場合には、きちんと最初から書き直して下さい。修正液がつけられたお礼状をいただいた相手の方は、手を抜かれたと考えてしまいます。
便せんの枚数
お礼状を書く場合には、必ず二枚以上の便せんを使ってお礼状を書いてください。お礼状を書く便せんは白い無地のものを選びます。もしも文章が1枚だけで終わってしまった場合には、博士の便せんを1枚つけて必ず二枚になるようにしてから封筒に入れて下さい。
弔辞といった不幸の場合には、「2」という数字には「重なる」という意味にも取れますので、用いることができません。そのため便せんを1枚で送ります。お祝いごとの場合には二枚にしておくるのが基本です。
縦書きか横書きか
お礼状を横書きで書かれる方も多くいらっしゃいますが、基本的には縦書きで書くのが正しいマナーです。これはその相手の方との関係性にもよります。親しい方に宛ててお礼状を送る場合であれば、横書きにしてお礼状を送っても構いませんが、目上の方や上司に宛ててお礼状を送る場合には、必ず縦書きにしてお礼状を書いてください。
切手の選び方
お礼状を送る場合には、切手の選び方や切手を貼る位置にも気を配りましょう。お礼状を贈る場合には、切手の選び方や貼り方にもきちんとしたマナーがあります。
切手を貼る位置についてや、切手が数枚になってしまった場合の貼り方についてのマナーをしっかりと覚えておきましょう。
縦長の封筒の場合には
お礼状を入れる封筒に縦長のもの選ぶ場合には、切手を封筒の表面の左上にあります。切手は複数になった場合には、切手を縦に並べて貼り、切手が重ならないよう少し間隔をあけてあります。
切手は重なっていなければ大丈夫ですので、切手同士空ける間隔は、ほんの少しで構いません。
切手を貼る位置が決められている理由
切手を貼る位置について、なぜマナーがあるのかと言うと、これは郵便局での仕分けの際に、機械によって処理されるため、縦長の和封筒の場合には封筒表面の左上、横向きの洋封筒の場合には、封筒表面の右上に貼ることが決められているためです。
初回公開日:2018年01月18日
記載されている内容は2018年01月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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