会社のスローガン集・例文・年間スローガンの作り方
更新日:2024年06月26日
ターゲットを明確にする
他の会社のスローガンを参考にしながら、いよいよ会社の年間スローガンを作ってみましょう。ただし、まず第一に考えるのは、ターゲットの明確化です。ただかっこいいからとか、語呂がいいからという理由でスローガンを作っても意味がありません。
お客様に対してのスローガンであれば、どんな年齢層か、誰に使ってほしいのかなどを絞り込みましょう。社内向けのスローガンであれば、従業員の心に響くように作ることが大切です。
会社の理念を元にスローガンを作る
ターゲットがはっきりしたら、次にあなたの会社が訴えかけたい理念を考えましょう。会社の理念がはっきりしていたら、会社が困ったときその理念に戻って考える拠り所になります。会社によって理念は様々でしょうが、その理念に反する年間スローガンを作っても、従業員は戸惑うばかりでしょう。
理念は会社の行動の基準でもあります。スローガンは、それをよりわかりやすくかみくだいた表現にしたものと考えても良いでしょう。実際に会社のスローガンには、経営理念や社訓・憲章などに使われている言葉をそのまま使っていることも多いです。
例)小林製薬の「あったらいいな、を形にする」
会社の方針をスローガンにする方法・コツ
お客様目線のスローガンにすること
会社がスローガンを作る時に陥りがちな失敗は、「会社目線」で作ってしまうことです。会社の理念や方針は、お客様の満足を得るためのものです。ですので、必ず「お客様目線」のスローガンを作りましょう。
その意味で、スローガンと数値目標とは違います。会社の売り上げ目標や、部門ごとの営業成績目標をそのままスローガンにするのは、会社目線のスローガンの典型例です。下手をするとセクショナリズムに陥ってしまいます。そうではなく、お客様に貢献するにはどうすればよいのか、という視点をもつのがコツです。
例えば、ライオンの「おはようからおやすみまで、暮らしに夢を広げる」は、お客様の生活に寄り添うようにというメッセージがこもったスローガンです。日用品メーカーのライオンなので、お客様の生活シーンを思い浮かべながら、自社の製品がどう役に立つかをイメージし、そのイメージを言葉にすることで上手なスローガンが作れます。
環境問題など社会的責任に配慮する
現在の会社は、コンプライアンスに社会的責任が含まれるようになってきています。環境問題や社会貢献、メセナ活動などを行うことが常識とされているのです。これは、かつて会社の利益を上げるために環境を簡単に破壊したり、劣悪な労働環境で働かせるなどした負の歴史の反省からです。
ですので、スローガンに社会に対しての責任を果たしていることを盛り込むのがコツです。「エコ」や「幸福」などの言葉を適度に入れると、より優れたスローガンになります。
未来のビジョンをイメージさせる
上記の環境問題への配慮も含め、会社が社会の未来、そしてお客様の未来を見据えている内容を含んだスローガンにしましょう。「未来」「明日」などの言葉を直接スローガンに入れるのも効果的ですし、言葉の意味で間接的に未来のビジョンがイメージできるようにしても良いです。
資生堂のスローガンで「一瞬も 一生も 美しく」を取り上げましたが、これなどは今だけでなく数年後、数十年後まで考えられていますし、お客様が根強いファンにもなってくれることでしょう。
みんなが納得するスローガン作り
多くの優れた会社のスローガンも参考にしながら、お客様目線のスローガンの作り方をご紹介しました。最後にとても大事なポイントを挙げます。それは「みんなが納得する」ことです。
社長からの押しつけや、上司が勝手に作ったものでは納得がいかないこともあるでしょう。それでは社員の主体性にはつながりませんし、お客様に貢献することにもつながりにくいです。たたき台は社長や重役が作っても良いですが、それをたたき台に議論する、またはスローガンを公募しても良いでしょう。
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初回公開日:2017年09月14日
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