更新日:2025年03月05日
グローバリゼーション という世界的な流れについて広い視座で解説する、入門編にうってつけの一冊。 昔から綿々と連なる情報や技術やイデオロギー(という技術)の伝播は言わずもがなグローバリゼーションであり、意図の有無はあれ時代とともに国家や集団の盛衰がある。 こういったことについて、国家と企業、南北問題、西洋と中東 といった切り口でさまざまな論客の視点を取り込みながら解説が試みられている。
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本書は、様々な視点から、グローバリゼーションについて考察されており、その幅は非常に広いものとなっていた。実際に読んでみると、自分のテリトリー外の学術見解に関しては、かなり難解で正直何を述べたいのか、何を伝えようとしているのかが不明瞭な箇所もあったが、それだけに自分自身の知見も広がるような感じもあり、読んでいて勉強になるなと思える一冊だと思う。また、自分が勉強している、あるいは興味のある分野に関しては、逆にすんなりと内容が入ってきて、「この前勉強したあの現象は、こういった場面に繋がるのか」と、学習した内容とのつながりを感じることができる。これらの経験を一度に体感できるのは、多くの学問分野に対して、裾野を広げてグローバリゼーションについての研究・考察が行われた非常に内容の厚みがある一冊だからではないだろうか。
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初回公開日:2017年11月01日
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