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【種類別】アーク溶接の資格の正式名称と難易度|費用/履歴書

更新日:2024年01月30日

アーク溶接を仕事で使えるようになるためには、どのような資格を取ればよいのでしょうか。実は、アーク溶接の資格にもいくつかの種類があります。今回は、アーク溶接の資格の種類や正式名称、取得方法や費用、試験内容や難易度などをご紹介していきます。

アーク溶接の資格を取るためにかかる費用は、どのくらいなのでしょうか。

アーク溶接特別教育講習にかかる費用は?

アーク溶接特別教育講習を受ける際にかかる費用は、受験する機関によって多少の違いがあります。一般的に、受講料は20000円~25000円ほどとなっています。

学科のみの料金がある場合は、受講料は半額くらいの料金となっています。学科のみ受講する場合は、別に実技教育を10時間以上修了しなければ溶接作業は行えません。

助成金制度を活用しよう

特別教育を受けるにはそれなりの費用がかかります。そのため、建設業に携わる中小企業の事業主が社員に特別教育講習を受講させた場合に、受講料の一部が助成される制度があります。

制度を利用するにはいくつかの条件がありますが、受講料の一部や受講期間の賃金の一部が助成されるため、ぜひ活用したいところです。

制度の利用を希望する場合は、まずは受給資格があるかどうかを最寄の都道府県労働局またはハローワークにて確認の上、助成金コースでの受講の申込みが必要となりますので注意しましょう。

溶接技能者試験にかかる費用は?

では、溶接技能者試験にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。こちらも、各受験機関で違いがあります。


溶接技能者は資格の種類が多いため、たくさん受けるとそれだけお金がかかります。しかし、特別教育と違い基本的には助成金制度はなく、自分で支払う以外ありません。

とくに、初めて受験する場合は学科試験も受ける必要がありますので、それなりの費用がかかると思っていたほうが良いでしょう。
http://www.jwes.or.jp/mt/shi_ki/wo/archives/00/

アーク溶接の資格の更新方法

アーク溶接の資格は、取得後は定期的に更新する必要があるのでしょうか。アーク溶接特別教育講習と溶接技師についてそれぞれご紹介します。

特別教育講習の修了証の更新は必要?

アーク溶接特別教育は、一度受講し修了証が交付されれば永久に有効となります。そのため更新の必要はありません。

本籍や氏名の変更があった場合のみ、書き換えが必要となります。

溶接技能者の更新方法は?

一方、自分の技量を証明するための溶接技能者は年に1度の更新(サーベイランス)があり、溶接作業に従事してる証明を提出する必要があります。更新料は1年毎に1,290円で、ここで更新ができなければ資格は失効してしまいます。

そして、溶接技能者は一定の品質で溶接ができるという認定を受ける試験なので、3年に1度の実技試験(評価試験)を受けなければなりません。試験料は受験する溶接の種類によって変わってきますが、少なくても1万円以上はかかると思っておきましょう。

溶接の技量を維持しさらなる熟練を目指すには、それなりの費用と日々の修練が必要ということになるでしょう。

アーク溶接の資格の再発行方法

アーク溶接の資格の修了証や証明証を紛失してしまったら、再発行することはできるのでしょうか。万が一のこともありますので、一度確認しておくと良いでしょう。

再発行はできるの?

労働安全衛生規則第82条に基づき、技能講習の修了証を紛失してしまったり損傷した場合、再発行の手続きをしなければなりません。

アーク溶接特別教育、溶接技能者ともに、原則として修了証(溶接技能者は適格性証明書)の交付を受けた登録教習機関に再交付申込書を提出することにより、再交付を受けることができます。

どちらの場合も、再交付時には手数料がかかりますので注意しましょう。

登録教育機関がわからない場合は?

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初回公開日:2018年04月24日

記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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