ダメな会社の特徴と共通点とは?|会議・確認項目・見切りをつける
更新日:2024年11月16日
ダメな会社の特徴・共通点
ブラック企業だけがダメな会社ではありません。大企業では大幅なリストラが行われる時代、中小企業の倒産は珍しくないものになってきました。優良企業といわれる企業でも、働いてみるとダメな会社だったという話をよく聞きます。ではダメな会社とは、どんな特徴・共通点があるかまとめてみます。
従業員が働きやすい環境を作れていない
ダメな会社は社員を労働力としか見ていません。人件費を抑えることに重点を置いて、昇給、昇格、各種手当などを不透明な基準にするなど、会社の利益を優先しています。またサービス残業など長時間労働をさせたり、休暇制度も取りづらいようにさせたりと、社員の生活より、目先の会社の利益を優先します。
人材教育が下手
ダメな会社は、無駄な研修制度や、過度な勉強会など、教育制度はあったとしても、成果があがるカリキュラムを持っていません。特定の経営者や管理者のワンマン体制になってしまい、パワハラまがいの教育が横行していたりいます。
役員・経営陣が多い
異業種の新規事業が多い
今の時代、長年やってきたことだけでは成り立たなくなってきているのは事実ですが、新規事業ばかりでは、チェンジマネジメントが機能出来ていないことにもなります。新しいことを全くしていない場合も問題ですが、新規事業の失敗により廃業に追い込まれる企業も多いのが現状です。
過去の実績に捉われて、新しいことに挑戦していかなければ、会社は衰退していきます。しかしだからと言って、何の経験も知識もないことに新規の事業部を立ち上げるのは、挑戦ではなく無謀です。ダメな会社は、計画性がなく目先の利益に意識が向く傾向があります。
見た目が豪華
整理整頓が行き届いていない
会議が多い(長い)
ダメな会社のチェック項目
ダメな会社の特徴・共通点をあげてきましたが、もっと具体的なダメな会社のチェックポイントを列記します。自分の勤める会社が、ダメな会社ではと思う方はチェックしてみましょう。
役員・経営陣についてのチェックポイント
□ワンマン経営である
□社長室・役員室が豪華
□本業以外の肩書きが多い
□日中から不在のことが多い。
□多趣味で素行が派手
□社長・役員に元気がない
□意思決定が遅い
□公私混同が目に余る
□従業員をけなすような発言をする
□精神論による発言が多い
□時間にルーズ
□役員、顧問が多い
人事面でのチェックポイント
□従業員の離職率が高い
□常に求人情報が出ている
□役員・経営陣に生え抜きが少ない
□新人研修カリキュラムがずさん
□社員が教育係をやりたがらない
□従業員の社長や幹部に対する悪口が多い
□社員の飲会が多い
□上司が帰らないと退社しづらい
□激昂して上司が部下を叱る
□残業が月40時間を超える
□サービス残業がある
□労働組合がない
□雇用条件・労働条件が求人募集に出ていたものと違う
□就業規則を説明しない
□有給休暇を消化できていない
□昇給・昇格制度があいまい
初回公開日:2017年07月07日
記載されている内容は2017年07月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。