【業界研究】鉄道業界の現状・動向・課題について
沿線の活性化を図るために、駅ビルの開発等を行う仕事です。不動産を扱うので、不動産の幅広い知識と専門性が要求されます。
改札や駅ビル内の商業スペース等の企画をする仕事です。
鉄道現業職
列車を運転する仕事です。一般的には、駅員、車掌を経て運転士になります。とうぜんのことながら車両用の運転免許が必要になります。
列車のドアの開閉、アナウンス、空調管理等を行う仕事です。また、トラブル対応や安全管理も大切な任務になります。
改札業務、窓口業務、ホームの安全管理等を行う仕事です。切符や路線に対する幅広い知識が求められます。
車両の保守・点検・修繕を行う仕事です。
線路の管理を行う仕事です。線路内を巡回して異常がないか確認しなければなりません。
駅施設、トンネル等の保守・点検を担当する仕事です。土木や建造物に関する専門的知識が必要になります。
電車や駅構内の電気設備を管理する仕事です。信号、通信、電灯等、その設備は多岐にわたります。
業界シェア上位3位
1位:JR東日本:2兆7,029億円
2位:JR東海:1兆6,525億円
3位:JR西日本:1兆3,310億円
平均年収上位3位
1位:相鉄ホールディングス:934万円
2位:阪急阪神ホールディングス:896万円
3位:西武ホールディングス:774万円
業界の動向
北陸新幹線と北海道新幹線
2015年に北陸新幹線が長野駅〜金沢駅間で営業を開始し、2016年には北海道新幹線が新青森〜新函館北斗間を開業しました。
JR西日本によると北陸新幹線の2016年度の利用者数は、829万5,000人で前年同期比8%の減少となりました。開業効果の大幅な減速を心配する声もありましたが、JR東日本や北陸3県等とのキャンペーン効果もあり、高水準の利用を維持しています。
また、JR北海道によると、北海道新幹線の2016年度の利用者数は、229万2,000人で前年の在来線の64%の増加となっています。これは1日平均だと6,300人という数字になり、在来線の利用者数と比較すれば約2倍の増加、そして想定の5,000人を上回る結果ともなりました。