【業界研究】クレジットカード業界の現状・動向・課題について
ただ、クレジットカード業界が斜陽であるかというと、話は別です。キャッシュレス化、簡単なカード決済サービスの普及をはじめ、消費者の中にも新しい思想が芽生え始めているので、大きな可能性を秘めている業界であるといえます。
動向2:業界の課題
どの業界も課題を書いているように、クレジットカード業界も多くの課題を抱えていることは事実です。業界研究をする上で、クレジットカード業界の課題を調べることは重要事項。ここでは、いくつかの課題を紹介していきます。
クレジットカードというと借金をイメージする人がまだまだ少なくありません。「借金をするぐらいなら現金で済ませたほうがいい」という考えが根底にあり、どうやって業界のイメージを変えることができるかは、大きなポイントになるでしょう。
一般的にクレジット業界は、消費者金融での依存度が高いのが事実です。
しかし、年収の3分の1以上の融資できないという法律が生まれたことで、消費者金融は経営が厳しくなりつつあります。それだけにクレジットカード業界全体として、業界の構造を変える必要が出てくるでしょう。
他にもクレジットカード業界が抱える課題はたくさんあります。それらをしっかり調べて現実を見つめるのも、業界研究では大切なことです。
動向3:業界の今後の将来性
これまでお伝えしてきたとおり、クレジットカード業界においては、メガバンクと呼ばれる企業や銀行を中心とした再編成が進められています。これからメガバンクを中心としたこの動きがどのように進められていくか。その結果によって業界の未来は変わっていくでしょう。
ただ、大きな可能性がある業界だけに、社会に大きな影響を残す仕事をしたい方にとっては絶好の業界かもしれません。
もうひとつ、今後の将来性という意味で挙げるとしたら、利用者の数をいかに増やすか。また、クレジットカード業界全体のイメージをどんな方向性にしていくかが問われることになるでしょう。
業界全体のブランディングという意味ではまだ確立されていない部分がたくさんあるので、その結果如何によっては、大きな成長を記録する可能性もあります。
業界研究本
増渕正明著の「よくわかるクレジット&カード業界(業界の最新常識)」がです。知っているようで知らない業界の仕組みとカラクリが分かりやすく書いてあります。
業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる
いかがでしたでしょうか。
この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。
自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。
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