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国税専門官の志望動機の書き方や注意点|面接カード/履歴書・例文

更新日:2023年12月11日

国税専門官というと「マルサの女」の国税査察官が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。リアルな国税専門官を目指す人は、どういう志望動機で国税専門官になっているのでしょうか。今回の記事では、国税専門官の志望動機の書き方や注意点についてご紹介します。

例文

実家で、父の税務申告に一度、付き添ったことがあります。そのときの担当の方の対応を見て将来こういう職業につけたらいいなと思いました。

脱税

国税専門官は、脱税者と対応することも重要な仕事のひとつですが、志望動機の段階で直接書く必要はありません。体力に自信のあることと、ストレスの解消法が書いてあれば十分です。

例文

わたしは、学生時代に陸上部で長距離を走ってました。4年間頑張ったので体力には、自信あります。今でも、毎朝ストレス解消もかねてランニングをしています。

やりがい

国税専門官は、個人や企業が正しく納税を行っているかをチェックする仕事です。社会で必要不可欠な役割を担う仕事なので、国家公務員としての責任感や勤勉さが重視されます。志望動機と共に、責任感や勤勉さを醸し出してやりがいをアピールします。

例文1

実家のお店の手伝いで、さまざまなお客様を接客してきました。時には、クレームをいってくるお客様もいましたが、誠意をもって対応して、最終的には、納得していただき今では、常連さんとして仲良くさせていただいております。このような体験が国税専門官の業務に向いていると思い、今回の採用試験に応募させていただきました。

例文2

国家の収入の源に携わる業務に貢献したいと思い、今回、国税専門官を志望いたしました。業務説明会や税務署訪問で改めて税の大切さを再確認しました。また、ニュースなどでの国家の経済状況を考えたときに、国家の財政活動や行政サービス業務をサポートできる税金徴収業務の必要性を強く感じましたので、税金徴収業務の分野に携わりたいと考えております。

正義感

国税専門館の志望動機で、「脱税者や滞納者の悪人を徹底的に調べ上げて告発する」といった正義感を振りかざすのは、NGです。国税専門館は、納税者と対話して、納税者の質問に回答したり案内したりする機会が多いので、横暴な態度や偏った考え方をする人と思われるのは、大きなマイナスです。志望動機においては、正義感については書かない方がいいでしょう。

転職での有利になる国税専門官の志望動機の書き方のコツ

転職で国税専門館を目指す場合、「民間経験者採用枠」と「大卒程度一般枠」2つの採用枠がありそのいずれかを目指すことになります。

民間経験者採用枠

民間企業でいう中途採用枠です。年齢上限が、実質59歳と撤廃されていることがほとんどです。「○○歳以上」の年齢下限や、民間企業での○年以上の勤務経験が条件があるので応募する場合は、条件に合致するかをよく確認して応募する必要があります。採用倍率は、ほとんどが10倍以上で非常に狭き門になっています。

「民間経験者枠」で採用を目指す場合は、即戦力が求められます。志望動機は、民間企業での勤務した仕事内容と国税専門官の仕事を結びつけた、志望動機にして即戦力になることを強くアピールすることが大切です。

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初回公開日:2017年12月12日

記載されている内容は2017年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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