エントリーシートや履歴書での「健康状態」の書き方・例文
採用側が応募者に健康状態を書かせる理由
採用者は就活の場で、企業で長く働き戦力となる人材を探しています。例え人より優れている能力を持っていても、持病が悪化しほとんど会社に出てこれない、というような人物では一丸となって働いていく仲間として受け入れるのに問題があります。
業務に支障が無い程度の健康というのは、採用する側にとって時には能力や才能以上に重要とされるポイントなのです。そのような点から、エントリーシートや履歴書で健康状態についての記載があるのは、実際にその人物を雇った時に問題なく働ける状態かどうかをチェックするという意味が含まれています。
そこで、応募者は、採用者の知りたい情報を汲み取り正確な健康状態を述べるとともに、なるべく不利にならないよう、業務に携われることをアピールする必要があります。
エントリーシート・履歴書の健康状態で嘘はつかない方がいい
就活生の中には、エントリーシートや履歴書の健康状態に悪い内容書くと合否に影響が出るのではないかと不安に思う人もいることでしょう。だからといって、実際に今持病を抱えているのに、健康状態に問題が無い、などという記載をして嘘をついてしまうと、後々ばれた時、内定取り消しになってしまう可能性もあります。
例え、内定取り消しにならなかったとしても、大切な就活の書類に嘘を書くという行為は一般常識の無さを露呈することとなり、その後の会社からの印象が悪くなってしまうでしょう。
どんなに嘘を書き連ねても、入社後にはすぐに大きな健康診断が待ち受けています。結局そこで持病や問題に気づかれてしまうのですから、エントリーシートや履歴書には素直に正しい情報を記載しましょう。例え、持病があったとしても、面接や試験で自信の能力を買われ、健康状態の問題が業務には支障が無い、と判断されればマイナス要素となることはほとんどありません。