新卒生が魅力的なポートフォリオを作るコツ|ページ数や作品数にも気を配ろう
更新日:2024年07月06日
目次
ポートフォリオの冒頭に目次を設けることで、どこにどの作品があるのか、わかりやすくなります。
しかし、作品のページごとに番号をふることは避けた方が良いでしょう。ポートフォリオは新卒の面接時だけでなく、転職する際に使われることもあるためブラッシュアップを施します。その際にページ数を変える手間が生じることから、番号はふらない方が賢明です。
自分の得意な制作分野
自分が得意としているジャンルや分野があれば、積極的に記載してアピールしましょう。
自己PRに繋がる長所をアピールすることで、企業側にプラスのイメージを与えることができます。特にWeb関連のポートフォリオでは、コーティングなどのスキルを伝えやすいため、実例とともに書き出してみましょう。
志望企業が求めている人材と合致している場合は、それが大きな武器となります。
将来的に目指していきたい方向性
面接官に入社後のイメージを伝えることで、企業に対する姿勢や情熱をアピールできます。
たとえば、Webデザインの企業を志望している場合に、その企業が手掛ける作品をオマージュしたものを載せます。企業側から見れば入社後の活躍がイメージしやすくなり、応募者の積極性を汲み取ってくれる可能性があるでしょう。
また、複数の作品を掲載することで、技量の多さをアピールすることにも繋がります。
ポートフォリオの作品紹介ページで記載したいこと
ポートフォリオを用いて作品を紹介するときには、面接官に伝わる書き方が求められます。作品のタイトルなどを記載し、これらの内容をブラッシュアップしていくことが肝要です。
ここでは、ポートフォリオの作品紹介ページで記載したい内容を細かく解説します。
作品のタイトル
はじめに、この作品のタイトルまたはプロジェクト名を記載しましょう。
「何の作品か」が相手に伝わるようにするため、文字のサイズやフォント、位置などを工夫します。作品の雰囲気に合った文体とデザインが望ましいですが、過剰に手を加えず、わかりやすさを追求したものが良いでしょう。
また、プラットフォームやジャンルといった補足事項を添えても問題ありません。
プロジェクト概要
次に、プロジェクト概要を記していきます。記載する概要例として、作品のコンセプトや使用したツールやソフト、言語や作業期間などが挙げられるでしょう。志望する業界や業種によって内容は異なりますが、作品の情報を万遍なく伝えることが肝要です。
なお、情報を簡潔に伝えるために箇条書きや吹き出しなどを用いると、読み手が理解しやすい仕上がりになるでしょう。
作品の画像
続いて自分が手掛けた作品の画像を掲載します。
載せる画像は何枚でも構わないため、魅力が伝わるような画像を選択しましょう。Webサイトであればいくつかのページを、デザインであれば完成までの工程を載せていくという具合です。その際、画像に関する質問の回答を忘れずに用意しておくと安心です。
また、ネットにアップしているWebサイトや動画を選んだ場合には、URLを併せて記載することも忘れないようにしましょう。
作品の具体的な説明
最後に、掲載した作品画像に対する具体的な説明を付け加えましょう。画像だけでは伝わりにくい部分を文章で補います。造形物やイラストなどの抽象的な概念が強い作品の場合、制作の動機や目的を明確にすることで、作品に説得力を持たせることができます。
企業の求人像にフィットした説明を心掛けると良いでしょう。
ポートフォリオを作る際に気をつけたい12個のポイント
高評価を与えるポートフォリオは、業種によって多少異なります。
たとえば、WebデザイナーであればWebサイト全体のコンセプト設計があるか、適切なコーティングがされているかという点が重視されます。グラフィックデザイナーならば、説得力のあるデザインや、わかりやすいポートフォリオであるかが重要になるでしょう。
ここでは業種を問わず、ポートフォリオを作る際に気をつけたい12個のポイントを紹介します。
初回公開日:2022年06月17日
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