就活面接に持っていくべきものリスト|忘れてしまったときの対処法
受付でぞんざいな態度をとってしまうと、その印象が人事に伝わり、人によって態度を変える信用ができない人材人物だと言う認識をされてしまうこともあります。また、中小企業の場合、実際に面接や人事に携わる社員が受付も行っている場合もあります。
どちらにせよ、面接は、面接会場に足を踏み入れた瞬間、受付から既に始まっていると心得、しっかりと挨拶ができるように練習しておきましょう。
1:受付の人への挨拶方法・例
受付での挨拶では、自分が何をしに誰宛てに来社したのかを明確に伝えることが必要です。まず受付に到着したら、受付の社員に対してハキハキとわかりやすい声で、面接の日時と担当者の名前を告げましょう。
取り次ぎを頼むと、大抵、内線などを利用して取り次ぎをしてもらえます。その際、少々待ちくださいなどと言われたときには「恐れ入ります」と言う相手への気遣いを忘れないようにしましょう。
「失礼します。私、○○大学の鈴木と申します。本日、10時30分から面接のお約束をしておりますが、人事担当の佐藤さまにお取次お願いしたいのですが」
このように、最初に名前と要件を告げることで、相手が情報を分かりやすくキャッチできるようになります。もし、担当の名前がわからない場合は、
「担当者様にお取次お願いしたいのですが」などでもかまいません。
2:すれ違った人への挨拶方法・例
受付が終了すると、面接会場や書類を提出する部屋に案内されます。部屋に通されるまでに、社内の他の社員とすれ違うこともあるでしょう。この場合も、社員を無視するのではなくしっかりと挨拶を行うように心がけてください。
すれ違った人への挨拶例ですが、1人1人に立ち止まって、大きな声で自分の名前などを告げ一礼するといった大げさな挨拶をする必要はありません。すれ違った人への挨拶は、軽く会釈をする程度で済ませておきましょう。
面接の受付で内線電話のかけ方
さて、会社に入ると受付があり社員が常駐している会社なら、通常の受付の挨拶を行えば問題ないのですが、中には会社に入ってもエントランスに受付がなく無人となっている会社も少なくありません。
この場合、大抵はエントランスに内線電話が用意されており、その電話によって用件を告げ人を呼び出すと言う形になっています。これを知らないと、人がいるところまで勝手に入ってしまったり、誰かが来るまで待ち、遅刻してしまうといった事態も発生します。
内線電話の近くには、必ず「御用の方は〇〇番号までご連絡ください」などと言う案内が張り出されているはずです。会場に到着したら内線電話でその番号を押して、用件を告げ取り次いでもらえるようにしましょう。
面接の受付で内線電話のかけ方例
内線電話のかけ方は簡単です。まず受話器を取って指定された番号を押すと、会社の内線につながります。ただし、電話に出た人は、人事の社員とは限りません。その場にいた別の部署の人間が出ている可能性もあるのですぐに用件を話し始めないようにしましょう。
相手が電話に出たら、基本の面接の挨拶と同じように、自分の名前と何をしに来たか、担当者の名前等を伝えてください。そうすれば、相手が少々待ちください」と言った答えを返し、エントランスまで迎えに出てきてくれるはずです。
(受話器を上げて内線番号をプッシュする)
社員「はい、もしもし」
就活生「おはようございます。私、10時30分より面接のお約束をしておりました鈴木と申します。」