Search

検索したいワードを入力してください

2017年09月13日

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

IT関連でのプログラミングの仕事の一種、「デバッガー」について、仕事内容や報酬などを紹介していきます。コンピュータのプログラミングに詳しくない方には、馴染みのない「デバッガー」。しかし、このコンピュータ社会を陰ながら支えているのが、「デバッガー」です。

デバッガーとは?

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

あなたは「デバッガー」という職業を知っていますか?

この記事では「デバッガー」という職業について書いていきます。

まずはじめに、この記事を読んでいるあなたは「デバッガー」という職業を知っていますか?「デバッガー」という言葉を聞いたことのない人は、何に関係する仕事かさえわからないと思います。

実は「デバッガー」とは、IT関係、特にプログラミング制作の現場での職業の一種なのです。しかも、プログラミング開発を影で支えている地味な職業なので、もしかしたらITにそこそこ詳しい方の中にも、プログラミングの知識がない人は知らない場合が多いのかもしれません。

デバッガーは何をする人?

では、デバッガーとは何をする人なのでしょうか。

それは「デバッグをする人」です。「デバッグ?」と思った方も多いでしょう。詳しいことは、プログラミングという仕事を詳しく知らないと理解できないので、この後に詳しく説明しますが、デバックを簡単に説明すると、プログラムのミスを発見・修正することです。

つまりデバッガーとは、「プログラムのミスを発見・修正をする人」のことを指します。

デバッガーの仕事内容

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

まずは仕事の受注から始まる

そもそもデバッグという仕事は、小規模なプログラミング開発の仕事では予算の都合上、雇う余裕がないのであまり存在していません。デバッガーという専門職は、中規模から大規模のプログラミング開発の仕事で必要になってくる職業です。

以後、デバッガーの仕事を詳しく説明するために、皆さんがイメージしやすい住宅の建築メーカーに例えて説明していきます。

まず、プログラミング制作の仕事を受注しないといけません。これを住宅建築に当てはめると「営業」です。住宅建築メーカーの営業の方は、自社の建築の技術やコストを細かく把握していて、施主の希望する住宅を建てるために色々と相談に乗り、必要な建築技術と費用の見積もりを作り、それを施主が承諾すれば見事受注できます。

同じように、プログラム開発会社の営業の人も、顧客がどんな機能を必要としているか探り、技術面やコスト面を考慮して見積もりを出し、顧客が開発を発注したら、プログラムの制作が始まります。

SEがプログラムの設計

営業の方が見事に仕事を受注してきたらプログラム開発ではまず、システムエンジニア、いわゆるSEがプログラムの設計をします。これを住宅建築メーカーに例えると、建築士が住宅で使う材料や間取り、強度などを設計し、設計図を書くのと同じ作業です。

SEは、プログラムに必要な機能をどうやってプログラミングするかなどを、仕様書に書きます。

次にプログラマーがプログラミング

SEが設計した仕様書を元に、プログラマーがプログラムを制作していきます。これを住宅建築に例えると、建築士が書いた設計図を元に大工が家を土台から順番に建築していく工程に当てはまります。

ここで、優秀なSEが仕様書を設計した場合、プログラマーは何の問題もなく、仕様書を元にコツコツとプログラミングすれば良いだけです。

しかし、プログラム開発においては、必ずしも自社のSEやプログラマーがすべてのプログラムを完成できるとは限りません。特に、受注した機能を実現するのに、自社の人員では難しいこともあり得ます。そのような場合には、外部の制作会社に発注することもあります。

プログラムが一応完成したらデバッガーの出番です

SEが設計し、プログラマーがプログラミングをして見事にプログラムが完成しても、すぐには納品しません。

ここで、デバッガーの出番になります。SEの設計とプログラマの腕が良ければ、プログラム開発は何の問題もなく完成しますが、プログラミングの実務ではプログラムを作っても、たいていの場合しっかりと動くプログラムはできません。また、「一応は動く」という程度まではプログラミングできても、実際にそのプログラムを動かしてみると、アプリケーションが突然動かなくなるなどの場合がほとんどです。

このアプリケーションが設計通り正常に動かないことを「虫」に例えて、英語の「バグ(bug)」と呼びます。このバグを取り除くのが「デバッガー」の仕事です。

これを住宅建築に例えると、住宅が設計図通りに作られているかを検査する検査官に相当します。住宅建築でも、土木から基礎、柱、屋根、壁などが完成するたびに、検査官が検査するのと同じです。つまりプログラム制作で、この検査官に当てはまるのが「デバッガー」なのです。

デバッガーはバイトがほとんど?

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

デバッガーを必要とするのは、プログラム開発の最終段階

現在多くのプログラム開発会社では、デバッガーは、非正規社員、特にアルバイトの場合がほとんどです。

それはなぜかというと、まずデバッグという仕事はプログラミングを習ったばかりの、素人に近いプログラマーが行うことが多いからです。中にはデバッグ専門という方も稀にいると思いますが、デバッガーが行う仕事は、コンピュータに精通しているSEや、技術的に難しいプログラムを書けるプログラマーのような創造的な業務とは違います、ただバグを見つけて修正するという、必ず必要ですができる限りコストをかけたくない仕事なので、報酬が安いのです。

なので、プログラム初心者は、デバッガーの仕事を通して色々なプログラムを読めるなど、技術向上のための利点がありますが、ある程度プログラムが書けるようになったら、もっと報酬が多いプログラマやSEへと転職していきます。

また、デバッグという作業上、デバッガーという仕事はプログラムが完成する最終段階の数ヶ月間しか必要がありません。また、できる限り工期を短縮するため一時的に大勢のデバッガーを雇うため、年中報酬を払わないといけない正社員として雇うほどの余裕がないので、アルバイトとして雇うことが多いのです。

正社員のデバッガー

正社員のデバッガーを雇うのはどんな時?

上の記事でデバッガーはアルバイトが多いと書きました。しかし、正社員としてデバッガーを雇っている会社もあると思われます。

なぜ、正社員として雇えるのか?まず第一に、アルバイトのデバッガーを集め指導・監督する責任者が必要なこと。また、例えばモナリザを書いたダヴィンチは非常に優秀な芸術家ですが、モナリザを模写するのは比較的簡単なのと同じで、デバッグも創造性があまり必要とされないのでSEやプログラマよりも慣れてしまえば単調な作業です。そのため、報酬が少なくても、デバッガーの仕事が好きな人もいること。そして、大きなプログラム開発会社では、年間を通してデバッガーの仕事があることなどが挙げられます。

プログラム開発会社としても、熟練した優秀なデバッガーがいれば開発期間の大幅な短縮ができるので、報酬を多く払うこともできます。

デバッガーバイトはつらい?

デバッガーとは?|仕事内容/正社員のデバッガー/デバッガーバイト

デバッガーに似た仕事もあります

今までは、主にPCやスマートホンのアプリケーションを制作するプログラミング会社での「デバッガー」について書きました。

しかし、デバッガーに似た仕事があります。それは、ゲーム開発会社での「テスター」という仕事です。この仕事は、デバッガーと同じくゲームプログラムのバグを見つける仕事です。ゲームをやるだけでそこそこの報酬をもらえるので、好きな人には向いている職業ですが、同じゲームを何百回以上やらないといけないので、遊んでいるというよりも、かなりハードな仕事です。

単純作業が好きなら向いているかも

デバッガーの仕事はただバグを見つけて修正するだけなので、発明などをする能力がなくてもできる仕事です。しかし大規模なプログラム開発では、デバッガーはプログラム全体を把握して、どこにバグがあるのかを調べないといけないので、プログラムの規模が大きければ大きいほど困難になる仕事です。なので、大規模なプログラム開発会社においては、アルバイトではデバッグが難しいことが多いので、正社員として雇う場合もあります。

デバッグは特に新しいことを覚える必要が少なく、50音を覚えれば日本語が話せるように、プログラミング言語を覚えれば、あとはプログラム開発ソフトが警告するメッセージを参考に、どこにバグがあるかについて調べ修正するという比較的単純作業の仕事です。

なので、仕事としてSEやプログラマなどを目指していたけれど自分には向いていなかった方も、もしかしたらデバッガーに向いているかもしれません。

アルバイトとして働いていてもプログラミング技術が学べるので、まずはデバッガーとして働いてみて力がついたら、オリジナルのプログラムを作って売ろうとしている、「起業」を目指している人にも修行の場として相応しい環境です。また、アルバイトの報酬もそれなりの金額を稼ぐことができるという魅力もあります。

デバッグは時間との戦い

今まではデバッガーの「良い点」のみを書いてきましたが、ここでデバッガーの「悪い点」についても説明しなければなりません。

その「悪い点」とは、デバッグは時間との戦いだということです。それは、営業の方が顧客に「いついつまでに作ります」と約束しているので、プログラマは決まっている期日までにプログラムを完成させなければなりません。しかし、プログラミングの難しいところは完成に近づけば近づくほど、次第に作業が困難になっていくところです。

例えば、プログラムを一応書いて実行してみても必ずエラーが出ます。そしてプログラムが完成に近づくと、どこが悪いのかが全く把握できないことも多くなります。なので、デバッガーが必要とされるプログラム開発の最終段階では、とにかく納期を守るために連日、徹夜で働かないといけないことも多くなります。

この点が、デバッガーの仕事で一番困難な点です。

優秀なプログラマーになりたいならデバッガーを経験した方が良い

一般的に、デバッガーの仕事は、花形のITエンジニア関連の仕事の中では地味で報酬の少ない、また辛い仕事かもしれません。しかし、プログラム初心者には、「この機能を実現するにはどうやってプログラミングすれば良いか?」や「、大規模なプログラムを作るにはどういう技術が必要か?」など、将来優秀なSEやプログラマになるための知識や経験、技術が「報酬をもらって」学べる、とても良い機会になります。

ネットなどの情報を見る限り、デバッガーにはあまり良いイメージがないかもしれませんが、住宅建築で大工初心者が優秀な棟梁や職人の弟子になって建築技術を学ぶように、デバッガーの仕事を通して将来優秀なITエンジニアになるための修行の場と考えれば、多少の困難も乗り越えられます。

そして、デバッガーで成功すれば、自ずとプログラマーとしての腕も上がり、その結果、自然と報酬も増えることでしょう。

ITエンジニアを目指している方は、デバッガーの悪い点だけを見ずに良い点も経験して、優秀なプログラマになってください。

あなたの年収、適切ですか?

「こんなに働いているのに、なんでこんなにお金がないんだろう。。。」
そんなことを考えてしまう方もいらっしゃると思います。

実はその悩み、転職すれば解決できるって知ってましたか?転職をすると今の年収よりも平均15%アップするというデータもあります。

また転職エージェントを使うと、専属のアドバイザーが年収の交渉もしてくれるので、あなたのスキルにあった年収を手に入れることができます。

転職エージェントの比較記事もあるので、合わせて読んで見てください。

Related