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官僚の仕事は薄給激務なのか?|官僚が激務で退職する理由

更新日:2020年08月20日

ニュースやドラマではよく目にする官僚というお仕事。一般的にはあまり馴染みがないエリート公務員というイメージですが、実は大変激務な職業だということを知っていますか?今回は、官僚がどのような仕事をし、なぜ激務になるのかについてご紹介していきます。

官僚が激務で退職する理由

官僚は公務員であるため、「終身雇用」が前提の働き方をしています。しかし、仕事の激務、出世競争についていけないといった理由で出世コースから外れ、やむを得ず退職してしまう官僚も少なくはないようです。

激務やしがらみから逃げ出す官僚

官僚が出世コースから外れた場合、地方出向や外部への再就職(天下り)といった選択肢が与えられるようです。しかし、出世コースを外れたことへの失望から無気力になったり、プライドを守るために地方出向や天下りに応じない官僚もおり、特に40代手前の若手に多いようです。

また、出世の道中にあるしがらみや派閥に疲れてしまい、官僚としての人生の先を見据えられなくなることもあるようです。こういった若手官僚は、官僚として生き方をリタイヤし、民間企業へ転職していく人も少なくないようです。

過去に官僚が過労死した例

激務が取りざたされる官僚ですが、激務故に過労死してしまった官僚の話をご存知でしょうか。その官僚は、TPP合意に向けた交渉の最前線で活躍された外交官、松田誠さんのことです。

この外交官の松田誠さんは、京都大学卒業後、外務省に入ったキャリア官僚で、能力の高さと責任感の強さから同僚、上司から多大なる信頼を寄せられていたようです。そんな松田さんは、2014年8月にTPP交渉の責任者の1人として、TPP参加諸国との通商交渉に臨むことになります。

交渉会合は連日深夜にまでおよび、時には夜を徹した交渉があり、睡眠もほとんど取れていなかったようで、その疲労がたたり健康を害するほどまでになってしまっていたようです。その結果、ある日自宅で突然倒れ、49歳の若さで帰らぬ人となってしまったのです。

官僚の激務は、今の日本の象徴

官僚は、よりよい国づくりをしていくための最後の砦となり、しっかり舵取りをしていかなくてはならない存在です。その責任やプレッシャーは大きく、私たちの想像をはるかに超えるような問題も多くあり、その先にあるのが激務といえるでしょう。

そういった現実を踏まえ、私たちも国を代表して働く官僚に敬意を払うことを忘れてはなりません。激務の先にある過労死問題や官僚のあり方をしっかり追究し、誰もが充実した仕事環境で働く未来を目指しましょう。

初回公開日:2017年07月20日

記載されている内容は2017年07月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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