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2017年09月12日

彫金師の仕事内容・なるには・給料と年収・資格は必要?

皆さんは「彫金師」という職業を知っていますか?おそらく、あまり聞きなれない職業だと思います。しかし、実はこの彫金師という職業は非常に魅力あふれる職業なんです。今回は、そんな彫金師という職業に注目し、その主な仕事内容や収入事情について詳しくご紹介していきます。

彫金師を知ろう

皆さんは、自分が気になっている職業の主な仕事内容や、収入事情について詳しく知りたいと思ったことはありませんか?特に、これから社会人として働くことになる学生さんなどは、自分がなりたい職業について色々知っておきたいと思うのではないでしょうか。

今回はそんな方々のために、「彫金師」という職業に焦点を当てて、その主な仕事内容や収入事情について様々な観点から詳しくご紹介していきます。

彫金師とは「金属を使うアーティスト」

そもそも「彫金師」とは一体どんな職業なのでしょうか?おそらく、彫金師という言葉にあまり聞き覚えがないという方が多いのではないでしょうか。そこでまずは、彫金師という職業の定義や主な仕事内容についてご紹介していきます。

彫金師とは簡単にいうと、「金属を使うアーティスト」のことです。そもそも彫金とは、鏨(たがね)という工具を使って金や銅、鉄やアルミといった金属を彫り、形作ったり模様を彫り込む技術のことを言います。彫金師はこの技術を活用し、ジュエリーやアクセサリーなどの装飾品、仏具や家具、建築物などの飾り金具の製作などを主な仕事とする職業のことです。また、彫金の技術や知識を生かしてジュエリーデザイナーとして活躍する人も多いようです。

彫金師の仕事って?

続いて、彫金師の主な仕事内容についてより詳しくご紹介していきます。

伝統工芸品や建築物などの飾りなど、彫金師が携わるものにはたくさんありますが、その中でも特に多い「ジュエリー(宝飾品)」を今回は例に挙げてご紹介したいと思います。ジュエリーの場合、まず糸鋸(いとのこ)や木槌(きづち)、金槌、プライヤーなどの金属を加工する器具を使って、金属を切ったり叩いたり曲げたりする作業を行います。その後、バーナーなどの火で金属を溶かしてくっつける接着作業を行い、さらにヤスリがけなどの研磨作業やタガネと呼ばれる器具を使った「透かし」・「打ち出し」などの技術を活用し、最終的に宝石部分の「石留め」作業を行い完了です。これが、彫金師がジュエリー作成を行う場合の一連の細かい作業になります。

彫金師になるには?

続いて、実際に彫金師になるためにはどうすればよいのかについて、詳しく見ていきましょう。

一般的には、専門学校や美術系の大学、または彫金教室などに通い、そこで彫金に関する専門的な知識や技術を学び、経験を積んだのちに、貴金属店やジュエリー制作会社など、自分が希望する就職先の採用試験に合格することで、晴れて彫金師になることができます。

資格は必要ない。大事なのは腕!

続いて、彫金師になるために、特別な資格の取得が必要かどうかについてご紹介していきます。

結論から言いますと、彫金師になるための資格はありません。先ほどご紹介した主な仕事内容からもわかる通り、彫金師という職業は非常に専門的な仕事を多くこなす職業なのですが、ほかの多くの専門的な職業とは異なり、必ず取得しなければならない資格などがこれといってないのです。しかしその分、専門学校などでしっかりと技術や知識を身につけなければならず、こういった彫金師に必要なスキルというのは、習得するのに膨大な時間と労力を必要とします。更に、彫金師にとって必要なものはまだあります。

彫金師に必要なものって?

今度は逆に、彫金師になるために必要なものについてご紹介していきます。

実は、彫金師には「コミュニケーション力」が非常に重要になってきます。彫金師というのは、先ほども申し上げた通り、アーティスト・職人仕事ですので、一見コミュニケーション力は必要ないように思えるかもしれません。しかし実際には、お客様のご希望により近づけるため、お客様や依頼者の細かな要望についてしっかりと把握し、相手との会話を円滑に進めて、より多くの情報を聞き出す必要があります。そのためには、やはりコミュニケーション力が非常に大切になってきます。

また、制作に欠かせない金属や器具を取り寄せる際には、取引先との交渉を行わなければなりません。この時にも、コミュニケーションスキルが力を発揮するので、彫金師としてより活躍したい場合はこういったコミュニケーション力を身に着けることが重要であると言えます。

彫金師の平均年収は?

今度は彫金師の収入事情について詳しくご紹介していきます。まずは、彫金師の平均年収がどのくらいなのかを見ていきましょう。

彫金師の平均年収は420万円です。これを日本の給与所得者全体の平均年収と比べてみると、日本の給与所得者全体の平均年収が440万円なので、彫金師の平均年収である420万円というのは若干低めということになります。

彫金師の平均手取り額は?

続いて、先ほどご紹介した彫金師の平均年収を踏まえて、彫金師の平均手取り額がどのくらいなのかについてご紹介します。

先ほどご紹介した彫金師の平均年収は420万円でしたが、年収400万円だと仮定した場合、彫金師の平均手取り額は290万円~330万円程度です。所得税・住民税・健康保険料・厚生年金などが大体90万円~130万円、年収から差し引かれます。

ウデで差が開く彫金師の年収

先ほど彫金師の平均年収についてご紹介しましたが、実は彫金師の年収には人によって大きな幅があるんです。

彫金師というのは、アーティスト・職人業の一種なので、その実力や腕前によって収入が大きく左右されます。実際に、彫金師の方に多い月給の金額はだいたい20万円~50万円とされており、その彫金師が作り出す商品や、提供する技術力の高さが認められるほど、平均年収である420万円よりもさらに高い収入を得ることができます。逆にその技術力が認められないと収入が低くなってしまうということもあります。

彫金師にボーナスはない!?

続いて、彫金師のボーナス事情について見ていきましょう。

一般的に彫金師という職業にはボーナスは存在しません。彫金師に限らずアーティスト・職人業の仕事にはボーナスがない職業がほとんどです。しかし、宝石メーカーの会社などであれば彫金師でもボーナスが出る企業少なからず存在します。とはいってもアーティスト・職人業以外の他の職業と比べると、ボーナスでもらえる金額は少なめです。

彫金師だから味わえる!

最後に、彫金師という職業のやりがいについてご紹介していきます。

彫金師という職業は、数ある職業の中でも特にやりがいを感じられる職業の一つと言えます。その理由は、「達成感」と「満足感」。彫金師ならではの大きな特徴である、お客様や依頼者と一緒になって、一つのものを試行錯誤しながら完成させていく過程が大きく関わっています。この過程においては、彫金師とお客様とのお互いの意思や考えが上手くかみ合わないことが当たり前のように起こります。しかし、そこを乗り越えてお互いが納得いくものを完成させたときの達成感は非常に大きいものです。

さらに、お客様から彫金師に制作依頼が届くものの中には、結婚記念のギフトや指輪など、そのお客様にとって、一生の思い出になるものやお祝いの際に使われるものが多くあります。そのため彫金師というのは、お客様の喜びや満足感を近い距離で感じることができる職業でもあるのです。こういったことから、彫金師というのは非常にやりがいを感じることのできる職業であるということがわかります。

人と幸せを共有出来る職業

彫金師の仕事内容・なるには・給料と年収・資格は必要?

いかがでしたでしょうか?今回は、彫金師という職業に焦点を当てて、その主な仕事内容や収入事情について様々な観点からご紹介してきました。

彫金師という職業はとにかく、お客様のことを幸せにし、その幸せを自分も身近なところで共有することができる職業です。非常に魅力的な仕事に間違いないので、少しでも興味のある方はぜひより詳しく彫金師について調べてみてはいかがでしょうか。

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