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2017年10月05日

医療事務の仕事の種類・仕事の流れ・仕事内容・大変で難しい?

医療事務の仕事内容を紹介します。受付、会計、電話応対、来客対応、紹介状の処理、レセプト請求、カルテ整理など。そして病院とクリニックの違いや医療事務の仕事と調剤事務の仕事の違いについて。医療事務は大変な仕事ですが、その分やりがいのある仕事です。

医療事務の仕事の種類

幅広い年齢層の方が活躍されている医療事務のお仕事。医療事務とは、どのような仕事なのでしょう。実は医療事務という仕事には、患者側から見える部分以外にも仕事がたくさんあります。

具体的には、受付、電話応対、院長への来客対応、月末のレセプト請求などです。他にも、小児科であれば予防接種の請求もあります。

仕事の流れ

出勤し、まずはじめに制服に着替えます。クリニックでは医療事務用の制服ではなく、白衣のところも多いようです。クリニックは比較的少人数で運営させています。患者への介助など、助手の役割も兼ねている場合がありますので、白衣着用とされているようです。

次に、受付名簿(外来用)を準備します。患者がいつ来院してもいいように、開院前から出されている病院が大半です。

詳しい仕事内容

医療事務の仕事の種類・仕事の流れ・仕事内容・大変で難しい?

受付

患者が来院した際、受付名簿に氏名を記入してもらいます。診察期間が半年(病院によって異なる)以上空いている場合、問診票の記入も必要となります。それと同時に、月初めには保険証の確認を行う病院が大半です。病院の方針によっては、毎回保険証を提示しなければならない場合もあるようです。

問診票を記入してもらう際、女性であれば「妊娠中・授乳中の可能性」についても必ず聞かなければなりません。妊娠中・授乳中の場合、薬が使えない場合がありますのでミスがないように注意が必要となります。

また、「妊娠中・授乳中」にチェックが付いていた場合、何か月目なのかも確認しておきます。授乳中であっても、子どもが1歳に近くなれば使用できる薬の幅が広がります。

レセコン入力

患者の診察が終わると、カルテが医療事務担当者へと回ってきます。医師の記載通りの内容を、パソコン上で打っていく作業です。内容として、病名、処置内容、投薬があります。

・病名
どのような病気で、患者が来院したのかを記載します。同じような病名がありますので、ミスの内容入力する必要があります。病名は一つとは限らないので、日付を見ながら確実に入力しましょう。

・処置内容
内科であれば、レントゲンや点滴。耳鼻科であれば、耳処置や鼻処置、吸入。小児科であれば、予防接種の種類・どちらの腕に注射したのか、などを入力します。病名のない処置は、月末のレセプト請求時エラーとなり、返戻されるので病名と照らし合わせながら入力する必要があります。

・投薬
必要であれば、投薬の指示も記載されています。薬のミスは、重大なことが起こる可能性が非常に高いです。小さな子供に医師の指示以上の投薬をしてしまうと、死亡に至る可能性もあります。投薬がある場合、慎重に入力しましょう。

会計

レセコンの入力が終わると、診療明細書と領収書、投薬がある場合は処方箋を出します。カルテに当日の点数の記載をして患者の会計へと進みます。

会計の際、よくあるミスが保険証の返し忘れです。医療事務経験が長い方は、そのようなミスはあまりありませんが、新任の方によくあるケースですので注意しましょう。保険証は患者にとって重要なものです。

電話応対

患者からの問い合わせなどにも対応します。問い合わせ内容としては、開院時間や緊急処置が必要な場合など、さまざまなものがあります。開院時間など、患者本人についての問い合わせではない場合は、その場で答えられます。

しかし、緊急処置が必要な場合はどうでしょう。相手と電話をしながら、氏名や生年月日を聞き、カルテを準備します。どのような症状なのか、何時ころからなのか、どのくらい症状が継続しているか、どの部位なのかなど、病院の科目によって必要な患者の様子を聞く必要があります。

必要に応じて医師と相談し患者への対応を伝えます。(すぐに来院してもらうなど)

来客対応

医療事務の仕事は、医療に関することだけではありません。医師への来客対応なども仕事の一つです。医師へどのような内容で面会したいのかを、相手に尋ね医師へと伝えます。面会が可能であれば、お茶出しなども必要になります。

また、クリニックで花の好きな医師のもとで医療事務の仕事をしている場合、定期的に花が届く場合もあるようです。その際の支払いも医療事務の仕事となる場合が多いようです。

レセプト請求

月末になると、レセプト請求という大掛かりな仕事がやってきます。1か月分の患者の病名と、処置内容、投薬内容が間違っていないかをチェックします。この際、間違いがあったり病名の記載がない処置、投薬を行っている場合、返戻を受ける場合があります。さらに、最悪なケースでは医師の自腹となる可能性もあるようです。

毎月月末は、どこの病院も忙しくなりますので、残業なども増えてくるようです。

カルテの整理

月末のレセプト請求を終えると、また新たな1か月がやってきます。その前に今月分の医療費点数の合計を記載する仕事もあります。病院によっては、1か月ごと、2か月ごとに行っているところもあるでしょう。

毎回カルテに記載してきた点数を、集計します。点数は、初診・再来、処置、手術、投薬などさまざまな項目があります。1か月に来た患者の数、集計することとなりますので、大きな病院では大変な作業となるでしょう。また、クリニックや個人病院でも、医療事務が少人数のところが大半ですので、時間のかかる作業となります。

この作業が終わると、カルテをもとの位置へ戻す作業が待っています。患者数が少ない病院の場合、比較的楽に収納できますが、莫大な数の患者を抱える病院では、とても大変になります。

紹介状の準備・処理

病院の場合、紹介状を持参する患者も多いことでしょう。医師の指示に基づき、紹介状の内容を確認します。科目が多い病院の場合は、何科の誰へ充てられた紹介なのかも確認しておく必要があります。

クリニックの場合、詳しい検査のため患者へ「紹介状」を手渡すことがあります。その際、宛名書きや、送信元クリニックの住所や電話番号、医師の氏名などを記載します。一般的に2部式となっている紹介状。医師が「紹介状」を記載した際、1部は患者のカルテに貼るなどして、紹介状の内容を、こちらでも把握できるようにしておきます。

医療事務の仕事は大変で難しい?

医療事務の仕事の種類・仕事の流れ・仕事内容・大変で難しい?

医療事務の仕事は一見華やかに見えるでしょう。患者が来ないときや少ないときは、楽をしていると思われている方も多いでしょう。しかし、患者が来ないときや少ないときこそ、カルテの整理やレセプトの確認などを行っています。

病院の科目により、作業数は変わってきます。また、インフルエンザの流行る時期にインフルエンザ予防注射を行っているか行っていないかなどでも、ずいぶん仕事の量が変わってきます。

クリニック・薬局・病院での仕事の違い

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病院とクリニック

クリニックと病院は何が違うのでしょう。もちろん見ての通り、規模の違いがあります。そして、大きな違いは入院できる患者の数です。病院とは「20床以上の入院施設を持つ医療機関」であり、クリニックとは「19床以下、もしくは無床」とされています。さらに、クリニックは、医師以外でも開院することができます。

また、クリニックには検査施設が不十分な場合が大半です。詳しい検査をするには、病院へ行く必要があります。その際、クリニックから「紹介状」を書いてもらえる場合もあります。「紹介状」があることで、紹介先の病院で優遇される場合もありますので、持参しましょう。

薬局

薬局はどうでしょう。病院やクリニックと違い、医師は必要ありません。その代わりに薬剤師が必要となります。薬剤師のみ、医師の処方した処方箋に基づき、処方を行うことができます。

また、薬局には総合的にどの科目の薬も取り扱っているところと、クリニックや病院に隣接している薬局があります。どの科目の薬も取り扱っている薬局であれば、どこの病院・クリニックにかかった場合でも処方箋を受け付けてもらえるでしょう。しかし、隣接している薬局の場合、多くは隣接している病院やクリニックの処方箋のみ受け付ける場合もあります。

よって、他の科目の処方箋を持参しても、薬を取り寄せてもらわなければいけない可能性もあります。隣接している薬局があれば、そちらで処方してもらう方が確実にその日のうちに、薬を購入することができるということです。

医療事務と調剤事務の違い

薬局には、医療事務とは違い調剤事務という仕事があります。医療事務の資格を持って調剤事務の仕事をしている方もいるようですが、調剤事務の仕事に医療事務の資格は現在のところ必要ないようです。

医療事務と調剤事務の違いはなんでしょう。簡単に言えば、医療事務はカルテに基づきパソコンに入力するのに対し、調剤事務では、処方箋を基に入力するところです。調剤事務でも、月末のレセプト請求は行っています。

医療事務は達成感のある仕事

医療事務の仕事の種類・仕事の流れ・仕事内容・大変で難しい?

医療事務の仕事は見た目以上に大変です。医療事務の仕事以外にも、仕事はたくさんあります。しかし、すべてを達成したときそれ以上の達成感を得られる仕事です。

医療事務の仕事にこれから就こうと思っている方、すでに仕事をされている方、慣れるまでは大変な仕事でしょうが、患者との触れ合いで励まされることも多々あるでしょう。どのような仕事も大変です。自身で医療事務を仕事にすると決めた以上、達成した喜びを味わうためにやり遂げていきましょう。

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