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2018年01月12日

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

皆さんは航空管制官という仕事をご存知ですか。飛行機の離着陸が安全にできるようにパイロットに空の様子や情報の提供・飛行指示を行う航空におけるスペシャリストです。今回は、航空管制官における採用試験の科目別の難易度・必要な資格の難易度などについて詳しくご紹介します。

航空管制官の採用試験の難易度は?

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

皆さんは航空管制官という仕事をご存知ですか。航空業界で人気な職種と言えば、CAやグランドスタッフ、パイロットを思い描く人もいるでしょう。実は、空港業界の数ある職種の中でも「航空管制官」に憧れを抱く人が多い職種でもあります。

今回は、航空管制官における採用試験の科目別難易度と必要な資格の難易度を中心にご紹介します。

航空管制官とは

初めに、航空管制官とはどんな仕事なのか簡単にご紹介しましょう。

航空管制官とは、国土交通省に所属する国家公務員(国家専門職)に分類されます。航空管制官になると、主に空港内に建っている管制塔で仕事をしています。常に滑走路を見渡し、飛行機の離着陸が安全にできるようにパイロットに空の様子や情報の提供・飛行指示を行う航空におけるスペシャリストです。

航空管制官になるには?

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

航空管制官になるためには、「航空管制官採用試験」に合格しなければいけません。ここでは、航空管制官採用試験の総合的な難易度と航空管制官になるための一連の流れについて説明していきます。

航空管制官の採用試験の難易度は、だいたい大学卒業程度とされています。合格率は例年5%前後、倍率は20倍と毎年競争率はとても高いです。受験者の数やレベルによっても変わりますが、試験の点数が平均で8割程度取れているか否かが合格への分かれ道となります。

また、受験資格に学歴は必要ないとされていますが、合格者のほとんどは大学卒業者占めています。このことから、航空管制官の採用試験は難易度が極めて高いことがわかります。

試験に合格してもそこで終わりではない!

難易度の高い航空管制官の採用試験に合格して、「念願の航空管制官になれる」と安心してはいけません。実は、採用試験に合格しただけでは航空管制官にはなれません。

合格した後は、「航空保安大学校」という指定された学校に進学し、1年間の研修を修了することが必須条件となります。そして、ようやく晴れて航空管制官となれます。航空管制官として認められた後は各空港の管制塔や航空機関、交通管制部などにそれぞれ配属され仕事が始まります。

航空管制官採用試験の科目別難易度が知りたい!

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

ここでは、航空管制官の採用試験で行われる試験の流れと難易度についてご紹介します。
航空管制官採用試験は、第1次試験から第3次試験まであります。

第1次試験では、基礎能力試験(数的処理や文章理解など)や適性試験1部(航空管制官に必須な記憶力・空間把握力)、外国語試験(ヒアリング・英文解釈や英文法)が実施されます。

第2次試験では、外国語試験(英会話)、人物試験(人柄や対人能力を見る個別面接)が実地されます。

第3次試験では、適性試験2部(記憶力・空間能力を計る航空管制官の実務シミュレーション)、身体検査(一般的な内科検査など)、身体測定(視力・聴力・色覚)が実施されます。

航空管制官は集中力も大切!

第3次試験で行われる適性検査では、航空管制シミュレーションを用いた実技試験を通してストレスに耐えられる精神力はあるか否かが判断されます。

航空管制官という仕事は、人の命を預かる仕事です。指示を誤ってしまうと、人の命を奪う大事故にも繋がる危険もあります。そのため、冷静な判断力と人並み以上の集中力が求められます。

最大の難関は外国語!

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

第一次から第三次まで行われる管制官の採用試験ですが、中でも一番難易度が高いと言われているのが第二次試験で行われる「英語」の外国語試験です。

航空管制官とパイロットのコミュニケーションは、全て英語で行われます。そのため、航空管制官という仕事において、英語のスキルは必要不可欠です。外国語の試験の難易度はとても高いので、最低でもTOEIC700点前後の点数を取れるくらいの能力は持っていた方が良いでしょう。

長文問題をマスターしよう!

航空管制官の採用試験の長文問題では、A4サイズ1枚分の英文がいくつか出題される場合もあります。限られた時間の中で、大量の長文を読むことになります。いかに素早く英文を読んで、意図している部分を読み取れるかという読解力が求められます。

年度によっては哲学などの難易度が高めの長文も出題される場合もあります。日頃から英語の記事を読んだり、早く長文を読めるように訓練しましょう。また、航空関係やサイエンスなど理系の専門的な英文が出題されることも多いです。専門的な用語に出会っても、焦らないように是人から語彙力を増やしながら勉強していきましょう。

ヒアリングも難しい?

英語の試験だけでみると、長文問題に負けないくらい「ヒアリング」も極めて難易度が高いです。ヒアリングで流れてくる英語はスピードがとても速く、会話の文章も長文となります。途中で集中力が切れないように、日ごろから長い会話を聞いて慣れておくことをおすすめします。

リスニングは航空関係に基づいた内容も出題されるケースがあります。航空管制官の試験ということから、航空で使用する専門用語が使用される傾向があるため、専門用語を頭に入れておくと良いでしょう。他の英単語の難易度は英検2級程度の難易度となります。

航空管制官に必要な資格の難易度は?

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

ここでは、航空管制官に必要な資格の難易度についてご紹介します。難易度といっても、実は航空管制官になるために必要な資格は特にありません。

大前提として国土交通省の「航空管制官採用試験」に合格することが航空管制官になるための必須条件となります。上記でも述べたように、採用試験の難易度は極めて高いので気を抜かずに準備を進めましょう。

航空管制官の採用試験を受けるためには、いくつかの条件があります。試験を受験する年に(1)満21歳になる人から30歳に達する人まで(2)満21歳以下の人は受験する年の翌年3月までに四年制大学・短大・高等専門学校の卒業者か卒業見込みの人、この(1)または(2)に該当した人が対象となります。

このように、航空管制官の採用試験には年齢制限があります。上記の条件が当てはまっていれば、学歴に関係なく受験することが可能です。

航空管制官は視力も重要!

また、視力における条件もいくつかあります。

「一方の目が0.7に満たない人・両目ともに1.0に満たない人・片方の目だけでも80センチ先の視標を判読できない人・片方の目だけでも30~50センチほどで、視力表の0.5の視標を判読できない人」

上記に当てはまる人は採用試験を受験することは不可能です。試験の難易度が高いだけでなく、身体に求められる基準も高いことがわかります。

自衛隊の航空管制官の難易度は?

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

自衛隊の中でも、航空管制官としての仕事があります。特別職の国家公務員として働きます。しかし、自衛隊のための航空管制官の採用試験というものはありません。では、自衛隊で航空管制官として働くにはどのように動けば良いのでしょうか。

航空自衛隊第五術科学校への入学を目指そう

自衛隊員が航空管制官として働くには、初めに自衛隊に入隊する必要があります。その後、航空管制官の希望を出し、適性があると判断された場合は「航空自衛隊第五術科学校」へ通うことができます。学校での訓練が終了したのち、管制官の資格を取ります。その後、自衛隊の空港内で技能証明書を取得し航空管制官として働くことができます。

しかし、希望したからといって必ずしも航空管制官になれるわけではありません。入隊後に、英語適性試験・面接・航空身体検査の総合成績を通して適性があるか否か、が判断されます。適性がないと判断された場合、別部署への配属、また、管制官の募集が出ていない場合は希望することもできません。

入隊してから実際に航空管制官になれる人は極めて少なく、難易度は非常に高いと言えます。

計画的な勉強で試験に挑もう!

航空管制官の採用試験・科目の難易度・必要な資格の難易度

いかがでしたか。今回は、航空管制官における採用試験の科目別の難易度・必要な資格の難易度などについて詳しくご紹介しました。

国際化が進む現在において、各空港でも海外からの発着便が増加傾向にあります。それに伴い、航空管制官の需要もさらに高まっていくでしょう。採用試験の難易度は高いですが、それだけやりがいのある仕事です。自信を持って、試験に挑戦しましょう。

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