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2018年05月18日

警察官の給料・全国ランキング|高い/安い/中途採用

警察官はどれぐらいの給料をもらっているのでしょうか。学歴や仕事内容によって警察官の給料は変わるのか、他の職種と比べたら多いのか、それぞれのデータをもとに、警察官の給料は安いのか高いのか見ていきます。あわせて、警察官の給料の全国ランキングも紹介します。

警察官の給料は安いのか高いのか

警察官のお仕事は、地域のパトロール、交通違反者の取り締まりなど、さまざまです。犯罪者を捕まえる刑事のように、危険な任務をこなす警察官もいます。そんな警察官のお給料事情はどうなっているのでしょうか。

警察官は高給取りのイメージがありますが、本当に給料は高いのか、警察官の給料について見ていきます。

警察官の手取りはいくら?

各自治体や国が管理する公務員という仕事がありますが、警察官もその中に含まれています。なので、警察官の給料は公務員と変わりません。そこに、さまざまな手当がつくので、実際は公務員よりも金額は高くなります。

公務員の給料は「公安俸給表」で決まっていて、自治体ごとに金額は異なります。また、警察官は学歴や階級によっても給料が変わってくるため、平均年収は516万~813万円と、幅が広いです。

手取りで計算すると、14万~35万ぐらいとなります。一般的なサラリーマンと同じくらいか、少し多いぐらいでしょう。しかし、住宅手当が出たり、保険に格安で加入できたりと、福利厚生が充実しているため一般的なサラリーマンよりも裕福な生活ができると言われています。

年収に対し、手取りが少ない印象を受けますが、これはボーナスの金額が大きいためです。警察官はボーナスとして、100万円以上支給されます。

警察官の給料明細

警察官が貰う給料について、もう少し詳しく見ていきましょう。先ほども説明しましたが、警察官にはさまざまな手当が付きます。

「住宅手当」や「通勤手当」など一般的な手当の他に、警察官ならではの手当がいくつかあります。24時間体制で動く警察官ならではの手当として、「宿直手当」や「超過勤務手当」、「夜間緊急招集手当」などです。警察官の勤勉態度によって支給される、「期末手当」や「勤勉手当」というのもあります。

刑事や鑑識には、「特殊勤務手当」が支給されます。専門知識を必要とする仕事に与えられる手当で、爆弾処理や遺体収容をしたときなどに、手当が出ます。

駐在所勤務の警察官にも、特別な手当が支給されています。配偶者がいる警察官のみですが、「地域手当」と呼ばれる手当があるんです。これは地域によって支給額は違うんですが、だいたい10万円前後と言われています。

警察官の給料明細例

長野県警が年収モデルを公表しているので、そちらを紹介します。

25歳の巡査の基本給は23万700円で、そこに地域手当4,614円が加算されます。年収で見ると、期末手当61万1,815円、勤勉手当37万6,502円、寒冷地手当5万1,000円が加算されて、386万3,085円です。

45歳の警部補の場合、基本給は38万3,300円、地域手当は7,666円になります。期末手当111万6,160円、勤勉手当68万8,098円、寒冷地手当8,900円で、年収は658万6,850円です。

警察官の退職金

警察官は退職金も多く、平均2250万円と言われています。警察官の退職金額が多いのは神奈川県で、2335.1万円です。

警察官の仕事は危険と隣り合わせなので、殉職してしまうこともあるでしょう。殉職した警察官は二階級特進となり、「弔慰金」や「賞じゅつ金」が遺族に支給されます。その金額は、数千万以上と言われています。

学歴別警察官の給料

公務員の給料は、学歴によって変わると先ほど説明しましたが、それは初任給の金額です。その後は、勤続年数などによって変わっていくので、生涯年収で考えると高卒で働きだした警察官の方が給料は高いと言われています。

それでは、それぞれの学歴別に初任給を見ていきましょう。

高卒

公務員には、地方公務員と国家公務員があります。警視庁や各道府県の警察で働いている警察官は、地方公務員です。国家公務員の警察官は、警察庁で働きます。

国家公務員の警察官は大学を卒業しないとなれませんが、地方公務員の警察官は中卒でも大丈夫です。中卒で警察官になっても、高卒の警察官と同じぐらいの給料をもらうことができます。

その金額は、地域によって違いますが、平均月収は16万位言われています。東京都では21万2700円、大阪では18万9477円となっています。

大卒

大学を卒業すると、国家公務員の試験を受けることができるので、大卒の人はほとんどが国家公務員の試験を受けます。国家公務員の警察官はキャリア組と呼ばれ、入庁と同時に警部補となります。

警察官の役職は巡査からスタートし、警部補は下から4番目の役職です。巡査から警部補になるには10年必要なんですが、国家公務員の警察官ならその10年を省くことができるんです。

警部補なので初任給も高く、25万円位もらうことができます。地方公務員でも初任給は高く、20万円ぐらいです。

キャリアで変わる警察官の給料

警察官には、いくつかの役職があります。勤続年数に応じて昇給試験を受けることができ、試験に合格すれば階級が上がっていく仕組みになっています。

最初の役職は巡査で、月収は16万~37万円です。警視長になると、38万~49万円位となります。警察組織のトップ、警察庁長官になると月収は72万~1,00万円です。

このように、役職によって何十万も違いが出てくるんです。

中途採用の場合の警察官の給料

社会経験を積んでから、警察官になる人もいます。30歳未満までなら、警察官採用試験を受けることができます。では、中途採用の警察官の給料はどうなっているのでしょうか。

中途採用の警察官の給料は、新卒採用の警察官よりも3~4万円ほど高めに設定されています。新卒の人と比べたとき、ある程度の社会経験を持っているからでしょう。都道府県によっては、3~4年の社会経験を積んでいることを条件として書かれていることもあります。

警察官の給料全国ランキング

警察官の給料は都道府県で違うことは分かりましたが、どこの地域が給料は高いのでしょうか。各都道府県の警察官の給料をランキングにしました。総務省が2017年に発表した警察官の給料のデータをもとに、ランキングを作成してあります。

あわせて、それぞれの都道府県の平均年収も見ていきましょう。平均年収と比べたとき、警察官の給料はどれぐらい多いのか参考にしてください。

第5位 千葉県

第5位は、千葉県です。千葉県の警察官の平均年収は723万9204円、ボーナスは、157万4400円となっています。

千葉県全体の平均年収は489万6,000円なので、警察官の給料は300万程高いことが分かります。千葉県は他県と比べると賃金が高めで、20代でも平均年収400万を越えることが可能です。

第4位 神奈川県

第4位は、神奈川県です。警察官の平均年収は739万1428円で、ボーナスは166万7500円です。

神奈川県の平均年収は536万円なので、千葉県と同様、警察官の年収の高さをうかがい知ることができます。神奈川県では、建設業の平均年収が他県よりも高く、40代後半で712万4,000円です。

第3位 愛知県

第3位は愛知県ですが、神奈川県とは数千円の違いしかありません。平均年収は、739万4592円です。ボーナスは165万900円で、神奈川県と比べるとボーナスは少し少ないです。

愛知県の平均年収は、504万円です。愛知県は業種ごとに年収の差が大きく、製造業の年収が高い傾向にあります。50代の製造業の平均年収は781万9,000円で、警察官よりも給料が高いんです。

第2位 大阪府

第2位は、大阪府となっています。768万6280円で、ボーナスは169万7200円です。

大阪府の平均年収は523万円で、全国的に見ても平均年収は高めです。大阪府は物価が高く、人口も多いため、平均年収は高くなっています。

第1位 東京都

第1位は、東京都です。平均年収は770万8640円、ボーナスは180万1700円となっています。警察官がもらえるボーナスは、大阪府と比べても10万近く高いです。

東京都は平均年収も高く、他県では500万位なのに対し、612万円となっています。東京都にはいろんな地方から人が集まるため、人の多さが際立ちます。加えて、物価も高いので年収も必然的に高くなるんです。

警察官の仕事別給料

警察官はいろんな仕事をしていますが、仕事内容によって給料は変わるのでしょうか。それぞれの仕事別に、給料はいくらぐらいなのか見ていきましょう。

交通課

交通課では、違反車両の取り締まりや交通事故の対処を行っています。子供たちや地域住民が安全に過ごせるように、交通安全教室を開くのも交通課のお仕事になります。

交通課だからと給料が、変わることはありません。しかし、交通課には「交通取り締まり手当」があります。1日作業すれば、840円程もらえます。

白バイ隊員

運転手にとっては厄介な存在と言われていますが、白バイにまたがった隊員はかっこよく、憧れる人も多いでしょう。白バイ隊員は誰もがなれるわけではなく、大型バイクに乗るための免許が必要です。

他にも、上司の推薦状がないとだめで、年齢制限もあります。そんな厳しい白バイ隊員は、仕事もハードです。交通違反者を捕まえるのが仕事なので、1日に200㎞以上走ることもあります。

以上のことを踏まえると、白バイ隊員の給料は高いと思うでしょう。しかし、白バイ隊員であっても、給料は変わりません。勤務時間も決められていて、ほとんど残業もないので、もらえる手当が少ないと言われています。

鑑識官

警察官の仕事の中で、もっとも多くの給料をもらえるのは鑑識官です。鑑識官は、事故現場や事件現場において、犯人を特定するためにあらゆる手がかりを集めなくてはいけません。指紋採取などの鑑識技術は、警察官なら誰でも身につけています。しかし、さらに高度な技術が必要となったとき、鑑識官の出番となります。

鑑識官も公務員なので、基本的な給料は変わりません。しかし、さまざまな手当がつくので平均月給は、約50万円と言われています。

警察官と他の職種の給料比較

警察官の給料は高いと分かりましたが、他の職種と比較するとどうなんでしょうか。今回は、「看護師」、「消防士」、「自衛官」、それぞれの給料と比較しましょう。

看護師

お医者さんのサポートや患者さんのサポートをする看護師は、病院にはなくてはならない存在です。看護師の平均年収は525万、基本給は30万円前後と言われています。看護師の仕事は24時間体制なので、休日出勤手当や夜勤手当などが支給されます。

正看護師なのか、准看護師なのかでも給料は違ってきます。正看護師は586万、准看護師は481万です。職場によっても看護師の給料は変わり、大学病院の方が給料は高くなります。

消防士

消防士は、警察官と同じ公務員です。なので、基本的には警察官と変わりません。しかし、消防士にはいろんな手当があり、手当だけで65万円いくこともあると言われています。平均年収は718万円で、警察官よりも多いです。

仕事場が火災現場であるため、消防士ならではの手当がいくつかあります。「危険作業手当」や「不快作業手当」などです。

しかし、もらえる手当で給料が変わってくるので、地域による差は大きいと言えるでしょう。東京のように大都市では、人が多い分、火災なども多発します。一方、田舎ではほとんど火災がなく、年収が700万を超えることはほとんどありません。

自衛官

国の安全を守り、災害が起こったときにはいち早く駆けつけ救助にあたる自衛官は、我が国になくてはならない存在です。先の東日本大震災のように、救助が困難な場所でも、自衛官の人たちは手を休めることはありません。

自衛官は仕事内容だけでなく、自衛官になるまでもいろんな訓練を受ける必要があり、とても大変です。そんな自衛官は、国家公務員に含まれます。しかし、自衛官の給料は「自衛官俸給表」という独自のシステムで決まります。

一般的な公務員と違い、自衛官には学歴はまったく関係ありません。階級や年功序列で、給料は変わります。なので、中卒で自衛官になった人の方が、大卒の自衛官よりも多くの給料をもらっている場合もあるでしょう。

陸上、海上、航空でも給料は変わってきますが、だいたい平均年収は300万前後~1,000万円以上です。自衛官のトップ、将官になると960万~3,200万円になります。

警察官の給料は手当によって変わる

警察官の給料について見ていきましたが、いかがでしょうか。警察官の給料は公務員の給料と変わりませんが、手当が充実しているため、公務員よりも給料は高くなります。逆を言えば、手当があまりもらえないと給料は安いと言えるでしょう。

しかし、役職につくことや勤勉態度によっても給料は上がっていくので、努力次第で給料アップを目指せるのも、警察官の魅力ではないでしょうか。

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