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2018年10月23日

施工管理は激務なのか・理由・ハウスメーカーとの違い|種類別

激務のイメージが強い施工管理の仕事について、施工管理とは何なのか、どうして激務と言われるのかについて企業別・職種別にご説明します。また一方で、施工管理の仕事のメリットについてもふれていますので、施工管理の色々な面が理解できる記事となっています。

種類別施工管理は激務なのか

施工管理が激務と言われているのは、具体的にはどのような理由からなのでしょうか。

まずは「施工管理とは何か」を説明した上で、施工管理業務を層別に分類し激務の理由を探っていきます。

施工管理とは

激務と言われている施工管理ですが、一体何をする職業なのでしょうか。

施工管理を他の言葉に置き換えると、現場監督ということができます。ただ監督するだけではなく、国家資格を必要としますし、重大な責任を負う立派な仕事です。

内装

施工管理は激務なのか・理由・ハウスメーカーとの違い|種類別

内装を手がける職人は、人手不足の折りからベテランから新人までがいるため技量がまちまちなのが実情です。ベテランに指揮をとらせ、できるだけ綺麗な仕上がりになるように新人の手も借りながら、綿密に施工していくようにチェックするという大変さが激務につながっています。

また、内装はお客様の一番のこだわりが詰まっている部分であり、お客様がチェックがしやすいだけに、施工を丁寧に行っていかないとお客様の意にかなわずやり直すことになってしまいます。

スピードと綺麗な施工が両立するよう管理していかなければならないので、内装の施工管理は激務と言えます。

しかも内装は、建物を建てる最後の段階にあたるので、納期がおしている中での進捗管理になることも施工管理を激務にしている要因です。

電気

電気の施工管理が激務と言われる理由には、電機配線工事は建物が建ってからの作業になるので、水回りなどすでに出来上がっていてなおかつ細心の注意を要するところを綺麗に処理する大変さが挙げられます。

専門的な知識も必要とされるのに加え、建物内で電気系が上手く動かないと、居住者のライフラインに関わるため、失敗の許されない気の抜けない作業が続くことがあります。

電気工事現場の監督・指導を行うために必要な電気施行管理技士の資格も必要とされることがあります。

プラント

プラントとというものは一般の人には馴染みのない言葉ですが、プラントとは生産工場などの工場設備のことをいいます。

プラント施工管理は、わかりやすくいうと製造工場の建設の管理なので広い土地での危険と隣り合わせの業務であることから激務となります。

また、物が売れなくなってきている現代には、プラント工場の建設自体が少なくなってきています。プラント工場だけの施工管理では、将来性に不安があり新たなタイプの工場建設という動きもあるため、専門知識をより向上させる必要もあり一層激務となっています。

空調

温暖化が年々進行している我が国においては、空調設備はかならず整備が必要となるなど、重要性が高まっています。

施工管理者が電気系同様に配管工事の施工計画や品質の安全管理を行うためには管工事施工管理技士という資格が必要なことが激務といわれる理由の一つです。

需要が多いために、いくつかのの現場を掛け持ちしたり、下請けであるので親会社から納期のプレッシャーなど激務となってしまう要素はたくさんあります。

施工管理とハウスメーカーはどちらが激務なのか

一般的な施工管理とハウスメーカーの施工管理とをくらべると、どちらが激務なのでしょうか。

ハウスメーカーの仕事の特徴を考えながら一般的な施工管理とハウスメーカーではどちらが激務なのか考えてみましょう。

ハウスメーカーの施工管理

ハウスメーカーの施工管理が激務といわれるのは、ハウスメーカーでは個人のお客様を相手としていることにあります。

施工管理を行う担も営業職のようにお客様とじかに接するために、失礼のない対応が必要なため、多様なきめ細かいな能力が必要となります。

お客様との距離が近いことでクレームが届きやすいので、より細やかに施工管理をしなくてはなりません。また、物件が小さい分いくつかの物件を同時に施工管理しなくてはならいこともあります。そうしたことから激務になってしまうのです。

企業別施工管理は激務なのか

企業別にみてどの企業の施工管理が激務なのでしょうか。

企業別に見て、それぞれの施工管理が激務であるのか探ってみることにしましょう。

スーパーゼネコン

大きなショッピングモールや高層ビル、大きな橋などランドマークとなる建物の工事の管理をするのがゼネコンの施工管理の仕事となります。

大きい建物であるので、一人で全部の施工管理をすることはもちろん無理となります。

何人もの人と分担して大きな建物の一部の施工管理をするのですが、人との連携という面も出てくるので単に忙しいということだけでないのが、ゼネコンの施工管理の特徴です。

鹿島建設

有名なゼネコンは日本に何社かあります。

代表的な大手ゼネコンの鹿島について見ていきます。

鹿島はどんな会社か

施工管理は激務なのか・理由・ハウスメーカーとの違い|種類別

鹿島建設は、いわゆるゼネコンの中でも日本のゼネコン全体を引っ張っていくような、スーパーゼネコンです。

読み方は「かしま」と覚えてみえる方も多いでしょうが、正しくは「かじま」と読みます。本社は、かつて東京八重洲でしたが、現在は赤坂に移っています。

国の内外を問わず名だたる建造物を手がけた実績があります。司法権を担当する日本国の最高機関・最高裁判所をはじめとして、形でも目を惹きかつては観光名所にもなっていたお台場のフジテレビ本社、ガラス張りで格好の良いデザインセンスが際立っている国立新美術館など、さまざまな様式のデザイン性に優れた建物を建立しています。

鹿島は激務なのか

日本の代表的な建築物であるような大規模でカッコいい建物に関わることができるのは確かにやりがいもあり、達成感もあります。

建てるものが大規模であるという事はそれだけ人員を必要とするため、それを建設するたその場所にいちいち移動する必要が出てきてしまいます。

大規模プロジェクトにあわせて、勤務場所が安定しないことは、それだけでも激務の一因となります。

また、日本の代表的な建築物であるものは、そのたびにデザインを大物の設計士が手掛けたものであることが多いです。

デザインの凝った建物はカッコいい分建てる側としては、新しいものに挑戦するという面が出てくるので、建てていくにあたっては気が向けない日々が続き、そのことも激務につながります。

繊細な作りの物を図面どおりに、そして安全面にも充分に配慮して建てていくことは、想像よりもはるかに激務につながります。

施工管理が激務な理由

施工管理が大変といわれる理由には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

その理由について、あらためてみていきましょう。

時間が不規則

施工管理は現場を管理する立場になるので、朝早くから夜遅くまでの勤務になるのと、現場という事はもちろん屋外であるので、天候の影響も受けやすく、立ち仕事になってしまいます。

年齢を重ねるごとに早朝や深夜の勤務や、時間の不規則さは身体への負担を感じることでしょう。寒い冬や真夏の屋外の立ちっぱなしの勤務は、身体にとって想像しただけでも激務です。

普段から朝早くから夜遅くまでの勤務となりますが、納期が迫ってくると、それに間に合わせるためにさらに時間や休みが不規則になるので、体力や精神力もそうとう必要とされます。

対人関係が大変

施工管理者は、さまざまなタイプの職人気質の人に指示を出して、計画通りに工事を進めなくてはなりません。また、同時にいくつかの物件や、建物の進捗状況を管理することも必要になります。

建築の施工管理では、とびや左官などの建物に関する職人に加えて、造作系の大工・石屋・金物屋・塗装屋・など多種多様な職人を相手にしなくてはいけないということから対人関係が大変です。

そして現場で何かトラブルが起きた際には、それに対して即座に解決して作業をとどこうらせないような対応能力も必要になります。

人とのコミニュケーション、トラブル処理など工事を行う上で発生するさまざまな業務を一手に引き受けなければならないことが、施工管理は激務であると言われる所以でしょう。

施工管理には魅力もある

激務な要素のたくさんある施工管理ですが、一方ではメリットもあります。

ここでなかなか見落としがちではありますが、施工管理の魅力やメリットについてもみていきましょう。

人手が足りていないため必要とされる職種である

施工管理は想像以上に激務ですし、資格も必要で誰にでもできる仕事ではないので、やめていく人も多く、定着率が低く、人手不足となることもあります。

施工管理では、人がマルチな才能を活かしていくことが求められるので、激務とはいえどAIなどでは代替できない、大切な仕事であることは間違いなさそうです。

施工管理は、待遇面が改善されて激務に見合うようになれば、離職率も減り人手不足の解消につながるでしょう。

施工管理ではまた、資格が必要であることの強みを活かして、フリーで働くという方法もあります。このような働き方が考えられるのも施工管理のメリットでもあります。

有名な建物に関われる

激務ではあっても、ゼネコンであれば、その町や日本のランドマークとなるような重要な建築物の建設に関わることができるという、他ではできない経験をすることが可能です。

建設物は、長年にわたって残っていくものなので、自分の関わった苦労したものがかっこよく、存在し続けてくれるということはその後の仕事のモチベーションとなってくれます。

これも施工管理ならではの大きな魅力です。

激務だけれど魅力もあるのが施工管理

施工管理は激務なのか・理由・ハウスメーカーとの違い|種類別

ここまで色々な面から施工管理の仕事について考えてきましたが、施工管理は、時間や休みが不規則で、天候が悪くても稼働しなくてはならない、体力勝負で危険も伴ってしまいます。

そして多くの人とかかわって仕事をしなくてはならないので、技術だけではなくコミュニケーションにおいても高い能力が必要とされることもわかりました。

色々な要素や仕事内容によっては資格も必要で、世間で言われている激務であるというのは本当なのが施工管理だという事が解りました。

その一方で、長い期間に渡り、日本の象徴となるような建物に関わることができる魅力もあります。

今はもとより、将来もAIにとって代わられることのない必要とされる職業である、専門職であるのでフリーの道もあるなどのメリットもみえてきました。

施工管理の大変な面とメリットを考えあわせたうえで惹かれる方は、ぜひ施工管理の世界に飛び込んでみてはいかがでしょう。

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