コンサルタントの単価相場とは?業務内容や良い点なども紹介
更新日:2022年04月15日
税金関係の事務処理を自分で行なう
会社員であれば税金や年金などについては会社が処理してくれますが、フリーランスの場合は当然、自分で行わなければなりません。
コンサルタントとして仕事をしながら、財務処理や確定申告などをするのは、慣れるまでは大変なことでしょう。慣れるまでは税理士など、外部のサポートを受けることが望ましいです。
収入が不安定になることがある
フリーランスは会社員のように毎月決まった給料はありません。会社員より収入が多くなる可能性もありますが、仕事の依頼がなければ収入がなくなってしまいます。
収入を安定させるためには、安定的に案件を確保する必要があります。景気の影響なども考慮して、収入がなくなってしまった場合のリスク管理も必要でしょう。
コンサルタントの料金単価4つ
コンサルタントの料金形態は、クライアントのさまざまな要望に合わせて複数のタイプがあります。また依頼によってコンサルタントの人数や期間などが異なるため、それぞれの目的に応じた料金の設定が必要になります。
ここでは4つのタイプに分けてコンサルタントの料金単価を解説していきます。
- 時間契約のタイプ
- 成果報酬契約のタイプ
- 顧問契約のタイプ
- プロジェクト型契約のタイプ
(1)時間契約のタイプ
時間契約とはスポット契約とも呼ばれる形態で、一時的にコンサルタントが必要な場合、稼働した時間に応じて料金が支払われる契約のタイプです。
重要な意思決定が生じた場合など、コンサルタントにアドバイスを求める契約相談や事業の相談などに利用されることの多い形態です。コンサルタントの経験や実績などに応じて、時間単位の報酬が大きく変わるのが特徴になります。
(2)成果報酬契約のタイプ
成果報酬型契約とはM&A、営業代行、補助金獲得など、コンサルティングの成果が分かりやす
い依頼で利用されます。基本のコンサルティング費用を安く抑え、成功報酬で成果から事前に決められたパーセンテージの報酬が支払われる形態です。
成果がコンサルティングの結果なのか分かりにくい案件では、問題が起こってしまう場合があるため注意が必要です。成果の定義が数字で明確に計算や測定できるものでなければ、この契約のタイプは難しいでしょう。
(3)顧問契約のタイプ
顧問契約とは毎月定額の報酬が支払われ、中長期的な課題に関してのアドバイスやサポートする契約形態です。企業の相談役として関わったり、経営などに関する特定の課題を解決するために長期的にアドバイスをするタイプです。
企業と毎月面談を行ない、メールや電話などでの相談を受け付けるという業務形態が多くなります。経営者のアドバイザーとして、経営全般にかかわることが多い契約のタイプです。
(4)プロジェクト型契約のタイプ
プロジェクト契約とは解決すべき課題や目標達成のために、コンサルタントが専門家としてプロジェクトの活動を支援し、企業とコンサルタントが共同でプロジェクトを進める場合に利用されます。
短期から中長期の契約になる場合など案件によってさまざまですが、企業側からも専任のスタッフがプロジェクトに参加し、半年間から2,3年ほどのプロジェクトになることが一般的です。
コンサルタントの単価相場3つ
初回公開日:2021年12月15日
記載されている内容は2021年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。