【地域別】土の処分方法・ホームセンターでの処分方法|植木鉢
更新日:2024年07月31日
札幌市では、土は不燃ごみで有料です。収集は月に1回です。ホームページでは、「鉢植えなどから出た少量のもの」と補足書きしてあって、「なるべく小袋で」と書かれています。もっと多い量を処分したいときは、札幌市環境局に問い合わせをするようにしましょう。
枝や葉、草は無料で、5月から12月中旬、つまり雪がない時期に月に1回収集します。長さを50cm以下にして、透明または半透明の袋に入れて、ごみステーションに出すようになっています。
福岡市
福岡市では、普通の不燃ごみとして出せば良く特に制限はありません。家庭から排出される家庭菜園などの大量の土砂については、埋め立て施設に持ち込むことになり、施設と事前の協議が必要になります。
福岡市のごみ収集で特徴的なことは、収集を夜中に行なうということです。ごみ出しは日没で暗くなってから夜12時までに行なうことになっています。収集する人は夜中で大変でしょうが、カラスの害もなくなるし、なによりごみの出し忘れがなくなるので、住民には良いシステムではないでしょうか。
名古屋市
名古屋市では、土は収集・回収できないものに指定されています。「販売店もしくは産業廃棄物業者へ依頼をしてください」としていますが、具体的な専門業者の紹介などはありません。
名古屋市への聞き取りで、片手にもてるくらいの量を袋に入れて可燃ごみのなかに混ぜて入れてください、という回答があったという話があります。少しずつ少しずつ気長に処理しましょう。
枚方市
枚方市も名古屋市と同じで、土は収集・回収できないものに指定されています。具体的な専門業者の紹介などもありません。
枚方市は培養土でも有名な面があって、3万円以上のふるさと納税返礼品に「培養土3種」というのがあります。
●「バラ専用」培養土
●草花果樹などオールマイティな「オリジナル」培養土
●野菜栽培に、有機JAS規格に準拠した安全な「オーガニック」培養土
の3種です。土の処分のことも研究して、何とかして欲しいところです。
静岡市
静岡市でも、土は収集・回収できないものとして指定されています。園芸用の土、庭の石、土砂についての注釈に、これらは廃棄物(ごみ)ではありませんと書かれていて、かたくなにごみとして認めることを拒否している姿勢がうかがえます。専門業者に相談してくださいの一文もなく、住民はどう対処しているのでしょうか。
東京都
東京都のほとんどの自治体は、土は収集・回収できないものとして指定しています。前述した品川区や台東区、武蔵野市のように、指定場所での回収を行なっているところもありますが、多くの都民は、少量の土を可燃ごみのなかに忍ばせて処分しているのが実情ではないでしょうか。
古い園芸土の再利用方法
古い園芸土は処分するだけでなく、再利用、リユースする方法もあります。古い土は栄養不足の状態になっていますし、雑菌や害虫の卵などが混ざっていることがありますので、消毒や養分補給が必要です。
■不要なものを取り除き、消毒する
ビニールシートや新聞紙などの上に古い土を広げて乾燥させ、ゴミや枯葉、虫などを取り除きます。ある程度手で除いた後、フルイを使って細かなゴミなどを除くのが良いでしょう。よく日光が当たるように土を薄く広げ、夏場なら2日間、冬場なら4~5日間日光で消毒します。市販の殺虫剤や消毒剤を使っても良いでしょう。
■腐葉土などを混ぜて養分を補給する
古い土をパワーアップさせるために、一般的には腐葉土や堆肥、新しい培養土を3~5割程度混ぜます。土壌改良材や緩効性肥料などを混合したリサイクル材と呼ばれるものを加えるのも良いでしょう。
可燃ごみとして処分できる園芸土
新しい園芸用土として、可燃ごみとして処分できる培養土がでてきました。100%植物由来の原料でできているため、使ったあとは可燃ごみとして捨てることができます。
捨てる時は乾燥させてから可燃ごみに入れて出すのですが、収集する作業員の方などが土と思われて受け入れを拒否されないように、パッケージなども一緒に入れておくと良いでしょう。
土の処分方法などの実態
初回公開日:2018年02月19日
記載されている内容は2018年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。