【状況別】家庭の事情での理由例・休むときの注意点|退職/欠席
更新日:2024年06月24日
会社の環境になじめずに逆にストレスになり、会社を辞めたくなる時は誰にでも訪れます。そのような時一身上の都合でと言うとなかなか会社は辞めさせてはくれません。しかし、家庭の事情によりというと意外にすんなりと辞めさせてくれます。
そこで今度は、家庭の事情により仕事を辞めるときの手続き方法について紹介します。
退職日を伝えるのはいつまで?
家庭の事情でやむなく退職する場合は、希望する退職日の2週間前に上司に退職の意思を表明する必要があります。一般的に訪問してというのが原則ですが、やむを得ない理由で会社へ行くことができない場合は電話でも可能です。ただし、いきなりの退職届を郵送するのは避けたほうが無難です。
退職理由はなんて言えばいいの?
いきなり何の理由もなしに退職をさせてくださいと言っても、企業はわかりましたとは答えを出しません。そこで伝える理由として、家庭の事情で退職をするとしても一身上の都合でと答えます。万が一詳しく聞かれた場合は家庭の事情を詳しく説明します。
具体的な理由を聞かれた場合の対処法
上司に具体的な理由を聞かれた場合は、家庭の事情でと言ってもなかなか納得してもらえません。そこで具体的に「家業の農業の引き継ぎで~」や「実家の父の介護で帰省~」と伝えます。
万が一拒否された場合はどうしたらいいの?
家庭の事情を伝えたにもかかわらず、上司から拒否された場合はどうしたら良いのでしょうか。疑って信用してもらえなくても、家庭の事情を押し通してください。そして退職日の2週間前までに上司に退職の旨を伝えてあるので、退職日には堂々と退職願を出してください。
拒否されても退職願は受理されるの?
退職日に堂々と退職願を出すのはわかったけれども、本当に受理されるかどうかは不安です。しかし、退職願を退職日に出すことで退職の真実性が増すほか、会社が疑っている場合でも仕方なくなり、退職手続きを進めるほか手段がなくなります。
退職の引き留めが激しいのはどうしたらいいの?
退職の引き留めが激しい時はどう対処すれば良いのでしょうか。その時は「退職願」ではなく「退職届」を提出しましょう。
誤解されないための家庭の事情でもう安心
誰しも会社を急に退職したくなる時もありますし、行きたくない飲み会に出席しなければならない時もあります。そんな時適切な家庭の事情があれば、会社は引き止める方法よりも仕方ないと納得します。しかし嘘をついているとわかってしまえば、それまでの信用が一気に崩れてしまいます。
退職、欠勤そして内定辞退や欠席の場面では時には嘘も方便です。ですが、嘘をつくときは堂々と女優になり、あたかも本当に困っていることをアピールすることも大切です。
また、退職の場合は転職先を決めてしまうのが一番効果的です。どちらにしろ退職後はまた仕事を探さなければならないでしょうし、会社側としても断ることができません。
初回公開日:2018年04月23日
記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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