ビブリオバトルのコツとは?基本ルールやメリット・話し方についても解説
更新日:2024年10月24日
「ビブリオバトルってなに?」
「ビブリオバトルのルールやポイントがわからない」
「会社でビブリオバトルをやると伝えられたが、やったことがなくて不安」
このように、ビブリオバトルに参加する予定がある方には、たくさんの疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、ビブリオバトルのルールや参加するメリット、準備の仕方を紹介します。また、上級者向けのテクニックについても説明します。
この記事を読むことで、ビブリオバトルの基本的な知識や、発表する際のコツを知ることが可能です。本の選び方についても言及するため、まだ使用する本が決まっていない方も、本記事を読めば、スムーズに準備を始められるでしょう。
ビブリオバトルに参加予定の方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。
ビブリオバトルの目的は「チャンプ本」を決めること
初めに、ビブリオバトルのルールや実施場所、人数について説明します。
ビブリオバトルを初めて行う方は、どのようなイベントなのかを把握し、2回目以降の方は、もう1度ルールを確認しましょう。
ビブリオバトルの基本ルール
ビブリオバトルとは、自分がおすすめしたい本を紹介し合い、傾聴者が1番読んでみたいと感じた本に投票するものです。投票の結果選ばれた本は「チャンプ本」と呼ばれます。
ビブリオバトルは立命館大学情報理工学部で教授をしている谷口忠大氏によって考案されたイベントです。そして、ビブリオバトルには公式ルールが設けられています。
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2.順番に1人5分間で本を紹介する
3.それぞれの発表のあと、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2、3分間行う
4.全ての発表が終了したあと、「どの本が1番読みたくなったか」を基準とした投票を参加者全員が1票ずつで行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とする
ビブリオバトルの開催場所は?
自分が所属している会社や学校以外でビブリオバトルに参加したい、と感じている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ビブリオバトルは様々な場所で行われています。インターネットで検索してみると、開催予定のイベントを探せるでしょう。
ビブリオバトルは何人で行う?
上記で触れた公式ルールでは人数に関して言及されていませんが、4人から6人が良いでしょう。もちろん、それ以上の人数でも開催できます。
しかし、5分の発表と2、3分のディスカッションで1人の持ち時間は約8分です。もし10人で行う場合、全員の持ち時間が終了するまでに80分かかり、時間が長引いてしまうでしょう。
反対に、3人以下でも実施できますが、投票でチャンプ本を決めるのは難しいといえます。
ビブリオバトルを行う3つのメリット
上記ではビブリオバトルの基本ルールや実施形態について説明しました。
では、ビブリオバトルを実施するメリットにはどのような点が挙げられるのでしょうか。以下でメリットを3点紹介します。
1:コミュニケーションを取れる
ビブリオバトルを行うことで、その人がどのような本に興味があるのか、その本を読んでどのような感情を抱いているのかを理解できます。
また、ディスカッションの時間は、相手の価値観をより深く知るきっかけにもなるでしょう。
その結果、発表者への理解が深まり、その後の職場や学校でのコミュニケーションも取りやすくなります。
2:プレゼンスキルが上昇する
ビブリオバトルで勝利するためには、本の魅力や自分の気持ちを伝えるプレゼン力が必要です。「チャンプ本に選ばれたい」という思いで練習と発表を繰り返し、コツをつかんでいけば、自ずとプレゼンスキルが身に付くでしょう。
初回公開日:2022年08月19日
記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。