ビブリオバトルのコツとは?基本ルールやメリット・話し方についても解説
更新日:2024年10月24日
3:新しい本を知るきっかけになる
本をよく読む方でも、自分が興味を持って手に取る本は、カテゴリーが限られているかもしれません。
ビブリオバトルでは、今まで手に取らなかったジャンルの本にも魅力を感じられるチャンスがあります。読む本の種類が広くなれば、読書で得られる知識も幅広くできるでしょう。
ビブリオバトルに勝利するためには「1ー3ー1の法則」を知ろう
本を5分かけて紹介すると聞くと、5分という時間に対して長いと感じる方もいるかもしれません。しかし、「1-3-1の法則」に則って話せば、本の魅力が伝わりやすい構成になり、聞き手も聞きやすい発表になるでしょう。
「1-3-1の法則」は、導入1分、中盤3分、まとめ1分という時間の使い方を表しています。以下で各パートのコツを説明していきます。
ビブリオバトルに勝利するためのコツ
上記で、ビブリオバトルで勝つための法則を紹介しました。
以下では、「1ー3ー1の法則」について、コツを交えながら説明します。発表する際の枠組みは「1ー3ー1の法則」を利用すれば簡単に組み立てられるでしょう。
最初の1分で相手の興味を惹きつける
最初の1分で、どれだけ聞き手を引き寄せられるかが重要です。しかし、いきなり本の内容に触れるのは、そのジャンルに興味がない人には響きづらくなってしまうため避けましょう。
そのため、本のタイトルについて説明したり、著者について紹介するのがおすすめです。また、本の内容にちなんで質問を投げかけるのもコツといえるでしょう。質問に対して考えてもらうことで、受け身の姿勢ではなく、主体的に聞いてくれるでしょう。
次の3分で本のポイントを紹介する
中盤の3分では、本の中身について紹介します。ここで意識するべきなのは、聞き手を飽きさず、話を聞いてもらうことでしょう。そのために、まず3分の初めに、自分が本をおすすめするポイントが3点あることを話すのがコツです。
3つの話がこれからされるのだ、と聞き手は話の構成を掴みやすく、耳を傾けてくれる可能性が高いからです。
おすすめポイントを3つ選ぶ際には、面白いポイントやためになるポイント、感動できるポイントなど、本の特徴に合わせて選びましょう。
最後の1分でポイントをまとめる
最後の1分は、これまでの4分間の内容をまとめる時間に充てるのがコツです。
新しい情報を加えてしまうと、聞き手の脳内ストレージがパンクしてしまいます。主に中盤の3分で話した内容をもう1度押さえておくことで、インパクトを与えられるでしょう。
最後に読んでほしい旨を伝えて、発表を締めます。
ビブリオバトル上級者向けのコツ
上記では、ビブリオバトルのルールや、発表の中で各内容に充てるべき時間について説明しました。
以下では、ビブリオバトルに複数回参加したことがある方に向けて、上級者向けのコツを紹介します。よりレベルの高いビブリオバトルを行いたい人は、ぜひチェックしてみて下さい。
初回公開日:2022年08月19日
記載されている内容は2022年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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