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35歳ごろにしておくとよい貯金額|独身・夫婦や男女別での平均や中央値

更新日:2023年12月10日

35歳ごろにしておくとよい貯金額を独身・夫婦、男女別での平均や中央値を中心に詳しく紹介しています。その他、さまざまなライフイベントに備えた貯金額の目安や、上手な貯金方法、簡単な資産運用の方法等をわかりやすく紹介しています。

年収の平均・中央値は30歳から34歳までは457.2万円・425万円で、35歳から39歳は509.6万円・509万円でした。「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」に当てはめてみると、貯蓄額の平均・中央値は30歳から34歳までは、450万円・140万円で、35歳から39歳は851万円・365万円でした。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」の設問間クロスデータ|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21crosst001.html

女性

年収の平均・中央値は30歳から34歳までは371.8万円・373万円で、35歳から39歳は392.2万円・394万円でした。女性の場合は、男性と比較して35歳以降に大きく年収が上がることが少ないようです。ちなみに、「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」に当てはめてみると、貯蓄額の平均・中央値は30歳から34歳、35歳から39歳でどちらも同じく450万・140万円でした。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」の設問間クロスデータ|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21crosst001.html

あなたの貯金額は多数派?少数派?

それでは早速、30代の貯金がどのくらいあるのか、5段階に分けて見ていきましょう。35歳の時点で、自分がどの段階に当てはまるのかを意識しましょう。

100万円未満

100万円未満の方は、単身世帯で54.2%、二人以上世帯で34.2%でした。貯蓄額の平均・中央値は単身世帯で606万円・56万円、二人以上世帯で752万円・238万円なのでかなり貯金額は少ない方だと思います。35歳で貯金が100万円未満の方は今からでも遅くないので、貯金を始めましょう。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

100万円〜300万円未満

100万円~300万円未満の方は、単身世帯で16.9%、二人以上世帯で13.2%でした。貯蓄額の平均・中央値は単身世帯で606万円・56万円、二人以上世帯で752万円・238万円なので相対的に見て貯金額は少ない方だといえます。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

300万円〜500万円未満

300万円~500万円未満の方は、単身世帯で11.2%、二人以上世帯で6.7%でした。100万円~300万円未満の割合に比べてどちらも少なくなっています。

また、貯蓄額の平均・中央値は単身世帯で606万円・56万円、二人以上世帯で752万円・238万円なので平均よりはやや少ない金額ではないかと思います。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

500万円〜700万円未満

500万円~700万円未満の方は、単身世帯で9.4%、二人以上世帯で5.6%でした。300万~500万円未満の割合に比べてどちらもより少なくなっています。

また、貯蓄額の平均・中央値は単身世帯で606万円・56万円、二人以上世帯で752万円・238万円なので平均よりはやや高い金額となっています。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

700万円以上

700万円以上の方は、単身世帯で17.9%、二人以上世帯で24.2%でした。今まで紹介した段階の中でもっとも多い割合でした。35歳で貯金額が700万円以上の方はかなり貯金ができていると言えるでしょう。

また、貯蓄額の平均・中央値は単身世帯で606万円・56万円、二人以上世帯で752万円・238万円なので平均よりかなり高い金額です。二人以上世帯では共働きの方も含まれているので単身世帯よりは割合が高くなっていると考えられます。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21bunruit001.html

30代の貯金事情

ここまで読んでいくと30代といっても年齢・性別・世帯人数によって貯蓄額が違うことを理解できたのではないでしょうか。

「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」によると、例えば、35歳・男性・単身の方であれば、平均年収488万円に対して、貯金額は平均450万円・中央値140万円でした。

もし35歳で貯金が全くない状況の場合、450万円の貯金を貯めるためにこれから毎月3万円ずつ貯金していくと12.5年かかる計算になり、かなりの金額であることがわかります。

出典:「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)」の設問間クロスデータ|金融広報中央委員会(知るぽると)
参照:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2021/21crosst001.html

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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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