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35歳ごろにしておくとよい貯金額|独身・夫婦や男女別での平均や中央値

更新日:2023年12月10日

35歳ごろにしておくとよい貯金額を独身・夫婦、男女別での平均や中央値を中心に詳しく紹介しています。その他、さまざまなライフイベントに備えた貯金額の目安や、上手な貯金方法、簡単な資産運用の方法等をわかりやすく紹介しています。

これまで貯金のお話をしてきましたが、お金を貯めることが苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。貯められない人は「貯めるコツ」を知らないだけで、コツさえ身に付けられれば今の収入のままでも十分にお金を貯めることができます。ここではお金を貯めるコツを3つ紹介します。

貯金にまわす金額の目安は収入のうち何%?

まずは10%でも貯金にまわしていくことが重要です。

なぜなら30代は結婚してそろそろ子どもが欲しいと考えるタイミングです。子どもがまだ小さいこの時期は、しっかり貯めることができる時期なので、この時期を逃さないように貯めていく力を身に付けていきましょう。

先取り貯金が基本

先取り貯金とは、天引き貯金のことです。

毎月決まった日に、給与振込口座から自動的に貯蓄用口座へ振り込まれることで、自分で手続きをすることなく貯蓄ができます。

また、貯蓄型保険に加入するのもおすすめです。毎月の保険料で貯蓄をしていくことになり、無理なく続けることができます。

固定費を見直す

家計の収支を把握して生活コストの見直しをしましょう。特に固定費は毎月必ずかかるお金ですので、固定費を見直すことで、貯金額を確実に増やすことができます。

主な固定費は、食費、住居費(住宅ローン、家賃など)、水道光熱費、通信費などです。

ざっくりで構いませんので家計の収支をリストアップしてみましょう。

貯金用の口座を別に作る

貯金用の口座をメインの口座とは別の金融機関に作る方法もおすすめです。

1つの口座にお金をまとめてしまうと、つい引き出してしまいます。

貯金用の口座を別に作ると、貯金額が目に見えてわかるので、貯金に対するモチベーションの維持に繋がるでしょう。

金融機関の大半は「自動振込予約」の機能があるため、一度設定すれば給与の振込口座からの振込を自動化できて手間がかかりません。

貯金がある程度できたら資産運用も視野に入れてみる

35歳になると、自身のキャリア設計やライフプランなどがある程度見えてきます。同時に将来の出費がおおまかに捉えられるようになるタイミングです。

つまり、35歳は将来を見据えて資産形成を開始する最適なタイミングです。

貯金にもリスクがある

「投資はリスク。現金が1番安全」と思っていませんか。実は貯金にもリスクがあります。

100万円を銀行の普通預金に預けた場合、100万円は増えることも減ることもなく、100万円のままです。しかし、現在の日本はインフレが発生しています。(インフレ=インフレーション:モノの値段が上がること)つまり、相対的には、100万円の貯金の価値は目減りしているのです。

投資信託を活用する

投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をまとめ、それを資金として、運用の専門家が投資・運用を行い、得た成果を投資家に分配する金融商品です。

投資信託は、少ない金額から購入でき、株式や債券などに分散投資できるため、初心者にもおすすめの投資手法です。現在は多くのネット証券があるため、手軽に始めることができます。

利回り4%で資産運用した場合

毎月5万円を利回り4%で資産運用した場合、10年後には7,362,490円になります。35歳から始めると、達成するのは45歳ですが、貯金とは異なり、大きな金額になります。

これは複利効果を得られるからです。複利効果とは、運用で得た収益を再投資することで、収益が収益を生んで資産が急激に増加する効果のことです。

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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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