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レポートや論文での「出典」の書き方|図やWebからの引用の場合

更新日:2023年12月13日

出典を正しく書くことは、レポートや論文を書く上でも基本になります。正しく出典を記載できてなければ、盗作や剽窃が疑われるでしょう。ここでは、正しい出典の書き方について、レポートや論文、英語の場合など多くの例を交えて紹介します。

レポートや卒論、論文では、出典についての書き方が細かく決まっており煩雑です。しかしながら、英語論文の出典の書き方については、楽な方法がいくつか存在します。近年では論文管理ソフトウェアを使用することによって、出典の書き方をいちいち確認することなく作製することが可能になりました。

代表的なソフトウェアとしては「Endnote」、「Mendeley」が挙げられます。この項では、これらの論文管理ソフトウェアについて簡単に説明いたします。

Endnoteとは

Endnoteは、多くの研究者の間で使用されている論文管理ソフトウェアです。オフライン上での操作などといった機能は有償になりますが、無料版として「Endnote Basic」があり、文献管理の一部や出典リストの作成などの一部機能が使用可能です。この機能を使用するためには、公式サイトにアクセスしアカウントを作製する必要があります。アカウント作成後はweb上であればどこでも操作可能です。

使用方法としては、論文執筆に必要な文献をEndnote上に保存し、Endnote上でデータベースを作製します。その後、必要な文献を出典のリストを作製することが可能です。出典リストのフォーマットはEndnote上でも複数用意されているため、ジャーナルにあったフォーマットを選択することで、簡単に出典リストを作製することが可能です。

また、Endnote上で英語文献を検索することも可能であるため、その都度必要な文献を入力することなく、文献データを登録することが可能です。さらにEndnoteはMicrosoft Wordのプラグインにも対応しているため、Microsoft Word上で文章を作製する際に連動させることも可能です。

欠点としては、Endnoteがあまり日本語文献に対応していない点が挙げられ、上手くデータベースに登録されない場合があります。その際には、手動で文献のデータを入力する必要があります。Endnoteの使用方法については、使用者が多いことから多くの書籍が出版されています。より効果的に使用する場合は、そちらも参考にするとよいでしょう。

Mendeleyについて

MendeleyもEndnoteと同じく、オンライン上で使用できる論文管理ソフトウェアになります。こちらも基本的な機能については無料で使用可能です。使用方法についても同じで、アカウント登録を行い、オンライン上で文献をアップロードして管理することが可能です。細かい使用方法については、学校の情報センターなどでマニュアルや説明会があることが多く、比較的簡単に使用方法を学習することができるでしょう。

正しく出典を書くためには

レポートや論文を書く上で、正しく出典元を引用するためには、第一に書こうとしている論文やレポートの書き方の体裁を事前に十分確認する必要があります。また引用した文献が本当に必要かどうかの吟味や盗作や剽窃になっていないかを確認しなければなりません。

レポートや論文の体裁を整えることは、受理されることの第一歩になります。読者となる事務や教授の先生や体裁を確認した上で内容の吟味を行います。執筆に失敗しないためにも、正しい出典の書き方をマスターしましょう。

初回公開日:2017年10月27日

記載されている内容は2017年10月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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