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2017年10月30日

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

特に長い文章のポイントを短くまとめて示すことを「要約」と言います。要約の書き方とその事例についての特集です。そもそもの基本を再確認しながら、要約をする際、論文や本、問題文といった内容別な例とそのコツ、注意点にも触れながら進めてまいります。

要約の定義とは?

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

国語の時間などで習った「要約」について、改めて定義を理解しておくといいでしょう。要約とは、以下の条件が含まれている必要があります。

1.原本となる文章の「ポイント」を含んでいる
2.短い文章で成り立つ
3.要約自体も文章としてまとまっている

ポイントが簡潔に書かれ、便宜上で原本の文章の順序を変更することや表現を変えて表すこともあります。

要約の書き方のコツと例文

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

文章の要約には方法があります。すぐに要約を作つくるのは難しいとされています。要約の文章を書くには、いくつかの手順や作業があります。次のような手順て要約文章を作ると良いでしょう。

文章の段落分けをする

文章要約には、全体をよく読み込んでいくつかの段落に分けておく作業をします。普通の文章は、いくつかの形式段落に分れています。意味段落の違いを見つけていけば、自然と段落分けができます。

中心文を作る

文章を要約には、各々の段落に隠れている「中心文」を見つけることがポイントです。これは、その段落の内容を一番表現しているメッセージ性の高い文章のことです。散文などの気ままな文章でない限り必ず中心分が存在します。

中心文の事例①

あの人は楽しければ笑います。怒ることだってあります。悲しいときには泣きます。でもそれはあの人に限られたことではありません。人は感情的ないきものだからです。この文章の中心文は「人は感情的ないきものだからです。」の部分です。

中心文の事例②

人はいつも笑っていたほうがいい。なぜなら笑えばみんなが楽しくなるはずだから。争いごとだってなくなると思う。この文章の中心文は「人はいつも笑っていたほうがいい。」の部分です。

自分らしい言葉を使う

文章の要約をする際に気をつけなければならない点は、自分の考えを言葉にして伝えなければならないことです。単なる原本の引用をして語句を繋ぎ合わせたものは要約とは言いません。多少の引用は、必要程度にとどめ簡潔な短文にし、あくまでもオリジナルな言葉を使用するということがポイントです。

卒論の要約の書き方とコツ

卒論は「卒業論文」であり、言うまでもなく「論文」の一種です。論文一般について要約するということは、本文をただ短くして書きとることではありません。むしろ、詳しく目次にも似ている感覚で臨むほうが分かりやすくなっていきます。

この論文では、何をどの順番で書かれているのかを自分の表現で作るということです。本文のあらすじを説明する感覚だと思えばいいでしょう。

レポートの要約の書き方とコツ

レポート文のやり取りは、社会人になると一般的なことです。その中から大事な個所を要約する作業は、おそらく自然と行っていると言えます。

改めてその部分でコツがあるとすれば、その書き方について簡単なコツは要らない部分を「削っていく」作業が中心になっていきます。レポートを書いた人物の思い描く問題定義や具体例などを残していくと要約となります。大切な分部だけを残すというそんな感覚です。

講義内容レジュメの要約の書き方とコツ

講義内容のレジュメから要約するのも、レポート要約とほぼ同じ感覚で行えば良いでしょう。不要な部分を削ってさらに自分がわかるように磨きをかけることです。

ただし、レジュメ自体がすでに何かの文献や考えの要約に近い部分が多いので、もし大元になる原本などがわかるのであれば、それを自分でも読んでおくといいでしょう。レジュメと自分の考えとの違いが見えてくることもあります。

本などの内容の要約の仕方

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

ビジネスの世界では、常に何かを要約する作業が不可欠です。その根底となる部分を養う意味でも、本などの内容要約の習慣をつけておくと役立ちます。小説やエッセイでもいいのですが、仕事に直結させる意味ではビジネス書や自己啓発書のジャンルの本が適当です。

本の要約のしかた/文章をブロック分けする

読書をしてれば気づくことがあります。意味によって「ブロック分け」をされていることです。多くの本は「主張するテーマの打ち出し」「その実証のための具体例やデータ」「再度テーマを伝える」といった順番で構成されています。

それぞれによってブロックで分けられた文章の内容を正しく理解し、その構成にフォーカスをしながら読むといいでしょう。

各ブロック内の主張を組み合わせる

各ブロックを見ていくと、それらを適切に組み合わセていくことができます。その際は、文章の順序を入れ替え表現を変えていきます。改めて全体像を通して、意味や文脈が規則正しく読みやすくします。

重複箇所は削って一つにし、なるべく抽象的な方を選べば誰しもが理解しやすい要約になります。事実やデータなどの記載は、一つの文章として要約していきます。

問題文の要約の仕方と注意点

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

「問題文」とは、テスト・試験の際に使用される例文のことです。国語や英語の時間に多く触れて定期テストや入試でもお馴染です。問題文を理解するためには、要約する力が問われると言っていいでしょう。ここでは、典型的な問題文の要約方法についてご紹介いたします。

小論文での問題文の要約

小論文などの比較的長文の場合は、長文読解力を試す問題が多く出されているはずです。一見長い文章なので、それを読むことが面倒になリ苦手意識が強い方が多いと言えます。しかし、小論文問題も要約方法は基本的に変わりません。

注意点は、通常「文字制限」があります。その文字数以内に収まるような語彙力や言い換え方、表現方法を常に養っておきましょう。

【小論文の基本段落構成】
課題文の要約
結論(抽象)
具体的な例1・体験・理由・内容
具体的な例2・体験・理由・内容
結論(抽象)

英文による問題文の要約

英文の問題は、通常の場合冒頭から前半部分には抽象的な事例が書かれ、後半部分にテーマや重要なポイントが書かれているパターンが多いと聞きます。全体の前後関係を理解しながら簡潔に要約するといいでしょう。英語の文章を要約する際のポイントは以下のとおりです。

1.テキストをできる限り読み込む
2.その文章が何について書かれているかを、自分なりに一文にしてみる
3.文章の中のキーワードにアンダーラインを入れ抜き出す材料にする
4.キーワードを盛り込みながら結論を述べる

国語の問題文の要約

入試試験を代表とした国語の長文読解力問題では、英文と同じくその文章の軸となる重要なキーワードを見つけることが要約のポイントとなっていきます。必ずと言っていいほど文章の主題を決定つけるキーワードがあり、それを中心にした文章展開や構成をしているでしょう。練習問題を多くこなすことで、感覚を養っていけば自然と分かってきます。

その他の文書の要約の仕方の例

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

看護サマリーの要約方法

看護サマリーとは、まさしく看護師などが担当する患者についての概要を記入する書類です。「Aという患者さんはこんな人」ということを要約して誰もが読めば理解できる資料にします。ところが、その看護サマリーが苦手だという看護師は結構多いと言われています。

看護サマリーの例文

看護サマリーを書くには「読む対象が誰なのか」を理解する必要があります。患者の状態をわかりやすく、退院して以降も目に見えない行く先の読み手に必要な情報を与えるために書くと思えばいいでしょう。

・2017年1月15日、自宅にて咳嗽と発熱を確認し当院受診、精査によって肺炎と診断、精査加療目的にて同日入院となる。入院後点滴加療、現在検査データ上で炎症反応は改善している。

・現在ADLは、見守り歩行でトイレ移動、食事はセッティングまで介助、食事摂取動作は自立で行えている。保清は介助浴。軽度認知症だが指示を理解でき危険行動なく経過中。

職務経歴書の要約方法

近年では履歴書とは別に、職務経歴について要約された「職務経歴書」の提出、それに近い内容の提示を求める企業が一般的です。自分をプレゼンテーションする書類やフォーマットであることを念頭に入れ、手を抜いてしまはないことが重要です。経歴がパッとしないからと書類選考で落としてしまうのは、読み手を魅了させる要約方法が足りなかったからです。

職務経歴書の例文

職務経歴書は、1枚5秒でジャッジする"というのが定説だとされています。つまり、時間をかけてゆっくり読む書類ではなく、面接時に目に入るインパクトがあるかないかを判断するためにあります。そのため、職務経歴書こそ自分のキャリアを要約できる重要な機会だと認識し取り組みましょう。数値やデータも取り入れ、客観的な事実を述べるようにします。

・A社にて半年で5000万円の売上貢献、MVPを表彰された経験あり
・海外法人を現地アメリカで立ち上げ、半年間で15名のアメリカア人スタッフの育成に成功

書く人別の注意点

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

年代や世代によっても要約する力は差があります。幼児教育において要約はまだ難しいでしょうし、小学生にはその年代や子供独自にも個別に違いがあります。ここでは、小学生と大学生の立場別で要約の際の注意点をご紹介いたします。

小学生の要約注意点とは

小学生の国語力は、大きく2つに区別されます。それは「語彙力」「要約力」です。双方分離されてはいますが、この二つは常に抱き合わせに関わります。小学生の要約力は、物語などがどういったストーリだったのかを、周囲の人々に簡潔に言えるかどうかです。

何も長文を100字で要約するテクニックはまだ必要ありません。口頭で答えられるレベルになるということです。しかし、語彙力がまだ足りない子も多いことは事実で、それが原因で上手く表現できないパターンが圧倒的であることが注意点です。

大学生の要約注意点とは

大学生は、論文レポートなどの提出の機会が増え、要約力を一番発揮することができる年代だと言えます。しかし、中には要約の方法を間違って解釈されている学生も多く見受けられると聞きます。通常は、授業の課題として担当教授や講師の出題する内容を把握すればできます。

よく間違えるケースは、要訳ではなく一から「感想文」として書いて提出してしまうケースがあるからです。感想文は、原則として課題についての主観を書くものですが、要約はキーワードや言い回しの重要な個所を使いながら、自分の言葉として表現します。

要約分を書く際の用紙と記載例

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

要約をする際に考えてしまうのはレギュレーションです。一般的に決められた要約のためのルールは存在するのでしょうか。使われる用紙や段落のわけ方や句読点の扱いなどについて、簡単に触れておきます。

原稿用紙・句読点の使い方

原稿用紙に要約を書く際は、比較的短い文字数というケースが多いこともあり、それほ難解なルールは設定されていません。それだけのための書き方は原則的には存在しないからです。ただし「600字以内にしなさい」といった個別に指定されるルールは考えられますので、その指示に従う必要があります。句読点などの使い方も、一般的な国語の範疇で大丈夫です。

段落に分ける

段落ごとにわける際も、要約の文章なら見やすい工夫をすれば大丈夫です。どうしてもわけて一行開けたいと思うのならそれは自由です。しかし、ここでもレギュレーションを独自に指定されている場合には、そのルールに則って書くことをおすすめします。

要約文は数をこなして強くなる

要約の書き方の例|内容別(論文/本/問題文など)のコツと注意点

普段から本や新聞を読んで、その内容を要約する習慣をつけておく練習をすると、徐々に要約力が高まっていきます。ノート一冊に自分だけが決めたルールに則って、書評などの要約をするといったものが一番取り掛かりやすい例です。要約が得意になれば、あらゆるシーンで応用できます。

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