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大学入試の自己PRの書き方と例文・書き出しや締め方

更新日:2024年01月13日

大学入試で提出する出願書類のなかに自己PR文があります。自己PRといっても自分自身をやみくもにアピールすればよいわけではありません。自分自身が大学の求める人材に合致することを盛り込み、勉学意欲をアピールする書き方をご紹介します。

100年に一度と言われる教育改革が行われようとしています。変化の激しいこれからの社会においては、学校で得た知識だけではなく、常に最新の知見を得ようとする力が必要になってきます。当然のことながら、学校で教壇に立つ教師にはこう言った変化に対応できるよう、最新の専門知識や指導技術を身につけるべく、学びの精神が求められています。

また、平成17年10月の本審議会の答申「新しい時代の義務教育を創造する」においては、優れた教師の条件について、大きく集約すると以下の3つの要素が重要であるとしています。

・教職に対する強い情熱
教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感など
・教育の専門家としての確かな力量
子ども理解力、児童・生徒指導力、集団指導の力、学級づくりの力、学習指導・授業づくりの力、教材解釈の力など
・総合的な人間力
豊かな人間性や社会性、常識と教養、礼儀作法をはじめ対人関係能力、コミュニケーション能力などの人格的資質、教職員全体と同僚として協力していくこと

文部科学省:「これからの社会と教員に求められる資質能力」より

出典: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/... |

医療系(医師・看護師・技師など)

今日の社会は、長寿化・国際化・情報化・環境問題など、人類を取り巻く状況が大きく変化しました。個人が気軽に海外を行き来するようになった結果、疾病はボーダーレス化し、患者の国籍の多様化にも繋がっています。また、急速に進歩した先端医学・先進医療の分野においては、今まで不治とされてきた疾病が克服される一方で、脳死・臓器移植・体外受精・遺伝子治療など生命倫理に関わる問題を投げかけています。

これらの変化に対応できる医師に求められるものは何か、「21世紀の命と健康を守る医療人の育成を目指して(21世紀医学・医療懇談会第1次報告)」では、以下のように述べています。

1. 医療人としての能力・適性に留意した人材選考
2. 人間性豊かな医療人
3. 患者中心,患者本位の立場に立った医療人
4. 多様な環境の中で育つ医療人
5. 生涯学習する医療人
6. 地球人として活動する医療人

文部科学省:高等教育局医学教育課「21世紀における医療人育成の考え方」

出典: http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/009/tou... |

家政系(栄養士など)

栄養士の多くは、企業や福祉施設など組織の中で仕事をすることになります。組織の中で働く必要なのはコミュニケーション力です。栄養士としてのスキルは当然兼ね備えておくべきものであり、さらに食に対する高い意識や、取得した資格を活かして働くというプロ意識が求められています。しかし理想を追い求めるだけでは、予算や時間が限定された中で献立作成を考えることはできません。現実と折り合いをつけることができる柔軟性も求められています。

大学研究と自己分析を徹底的に行おう

大学入試における自己PR文は、大学側に自分という学生がその大学で学ぶのに向いていることを知ってもらうことが目的です。そのためには、まず大学が求める人物像を知ることです。そのうえで、自分の「強み」や勉学意欲について、その人物像に合致することをアピールしていきます。自己PR文を書くときには、大学のアドミッション・ポリシーを理解し、大学研究や自己分析を十分に行いましょう。

初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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